はじめてのヒマラヤ登山2019 報告レポート⑪

はじめてのヒマラヤ登山2019
「アンナプルナサンクチュアリからヒマラヤのピークへ!」
2019年4月21日(日)〜5月6日(月)


CONTENTS-------------
Part①「旅立ち」
Part②「ネパール上陸」
Part③「荷物が来ないけどキャラバン始まっちゃった」
Part④「はじめてのことがいっぱい」
Part⑤「サンクチュアリを歩く」
Part⑥「標高3700mに届いた荷物」
Part⑦「涙のアンナプルナベースキャンプ」
Part⑧「ABCにテント村ができた」
Part⑨「名もなきピークへ!」
Part⑩「山ヨガ in ヒマラヤ」

■Part⑪「まだ夢の途中」(2019.5.1)


テント生活の朝は
スタッフが運んでくれる
モーニングティーで始まります




このとき
お湯の入った洗面器をもらえるので
温かいお湯でパシャパシャ〜




お顔を整え
外に出てみると
昨日降った雪で一面真っ白




だから今朝は
朝日がいちだんとまぶしいんだね




日付けは5月1日
日本は平成から令和になりました




予定どおりなら
5月1日はテントピークへアタックする日でした
雪が積もった山頂付近を見上げて
「この雪では行けなかったかもね」
と言い聞かせてみるのでした




感傷的になるのは
雪のせいばかりではありません
今日から下山が始まるのです




スタッフは早くも撤収を開始
あれ〜
食堂テントがたたまれてる




ってことは
こういうことです




最初は落ち着かなかったけれど
オープンエアも気持ちいい




コック長クリシュナの手料理も
これが最後




朝食が済んだら
私たちも荷づくり




まもなく
竜宮城ともお別れです
なんか、あっという間だったな〜




夢のような3日間を過ごし
来た道を帰っていきます





ABCからMBC、そしてさらに先へ
3日かけて登ってきた道を
今日1日で下ります




夢うつつ
体は現実へ戻っていくのに
心はまだ夢の中




そのちぐはぐな感覚を味わいながら
足を進めるのでした




行程の長さに加え、にわか雨があったり
休憩地に立ち寄れなかったりと
小さなアクシデントはありましたが




最後はキレイに晴れて
まるでこの旅を象徴するような1日でした




今日宿泊するシヌワのロッジに着いて
ドリンクをオーダーするメンバー
1日の中でいちばんほっとする時間です

もう家族のような存在のこの仲間と
最後まで元気に旅ができますように

明日もヨロシクね



>>Part12へ続く



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