ゆっくり絶景2days「紅葉と孤高のブナ」2022.10.22-23 レポート

2022年10月22日(土)-23日(日)
ゆっくり絶景 2days「東陽館泊 紅葉と孤高のブナに会いに行こう」


<DAY1・10/22>

紅葉の日光にやってきました
にぎやかな駅前、観光地をサーッと抜け
静かな寂光ノ滝へ
ここが本日のスタート地点




沢沿いを奥へと踏み入って
源流部を目指します




美しい森
そこを流れる清流
夏なら沢登りがよさそう




登山ルートは
沢の左岸をひたすら前進




広葉樹林の森は
どんぐりの宝庫
フカフカの苔のベッドが気持ちよさそう




だんだん水量が減ってきました
源頭部が近づいているのかも




流れる水がほとんどなくなると
目の前に巨木が出現
その幹の間を分け入ると




突如、「聖天ガ岩」が顔を出しました
垂直の岩壁です




岩壁には洞穴がいくつかあって
そのひとつに
聖天様がまつられていました




寂光沢の源頭部は
聖なる秘境だったのです




帰りは女峰山登山道で下山
ヤブ漕ぎ覚悟だったけれど
案外しっかりと踏み跡がありました




下山後は、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅へ
ここは、駅舎に温泉があるユニークな駅




一歩入れば
たちまち昭和にタイムスリップ
お風呂以外の楽しみがあちこちに




もちろん、わたらせ渓谷鐵道の走行を
間近で観賞できるのもそのひとつ
出発時に車掌さんが手を振ってくれて
旅気分がぐぐっと盛り上がりました




温泉の後は、この旅のハイライト
東陽館の夕餉です
今回もお腹いっぱいの絶品料理がずらり
う〜ん、やっぱりこのお宿はスバラシイ!





<DAY2・10/23>

昨夜、あんなにお腹一杯だったのに
目覚めると、すでにお腹ペコペコ




さあ、お楽しみの朝食
あとから、だし巻き玉子、ぷるっぷるの杏仁豆腐も
出てきましたよ




食べたら登りましょ




つづら折りの急登を登ってくると
遠くに「孤高のブナ」の姿が!
手前の枝で見えにくいですが
稜線上に立っている木がそれ




山麓は
かつての足尾銅山エリア
おとずれてみると
光と影、繁栄と煙害の歴史を感じます




男体山から一面紅葉の山肌まで
360度のパノラマが広がる中倉山山頂




そこから少し足を延ばしたところに
孤高のブナがいました
落葉せずに待っていてくれました




フィナーレは
このビビッドな紅葉
晴れの休日で紅葉は最盛
その割には登山者が多くなく
ツアータイトル通り
「ゆっくり」と「絶景」を楽しんできました





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