残雪の穂高「北穂高岳登頂」2023.4.29-5.1 レポート

2023年4月29日(土)-5月1日(月)
残雪の穂高「北穂高岳登頂」


<DAY1・4/29>

今日からゴールデンウィーク!
残雪の穂高にやってきました




河童橋から仰ぐ吊尾根




さわやかな穂高の春です



 
本日は涸沢まで6時間の行程
徳沢〜横尾間の迂回路が灼熱すぎて
ダメージを受けてしまった一行
雪山装備、ハーネス&カラビナ、アバランチギア
という重装備も影響してか
想像以上にタフなアプローチが続いています




雪が出てきたのは
本谷橋の少し手前




涸沢ヒュッテが見えてからの登りが
長いこと長いこと
うう…肩が…ちぎれそう




涸沢小屋に到着した途端
待っていたかのように降り出した雨
穂高の稜線も暗雲にのまれていきました




<DAY2・4/30>

本日は停滞日
昨夜から今朝にかけては嵐で
雨がまだ続いています




ヨガなどしながら体を休め
明日の登頂に備えたいと思います
それにしても、テント場大丈夫かな




<DAY3・5/1>

予報どおり
くっきり晴れました!
雪がしまっている日の出前に涸沢を出発し




北穂高へ向けて
登り始めました




急な雪面を登っていきます
途中、南稜のほうから自然落石があり
ひやっとさせられましたが




無事
登頂〜!




大キレット越しの槍ヶ岳
残雪穂高の美しさに
ただただ感動




その余韻を胸に下山開始
時間とともにどんどん
雪が柔らかくなっていくのがわかります




往復5時間の穂高岳アタックを終え
涸沢小屋でエネルギーチャージ




そして上高地へ下山です
天候が回復したこともあって
続々と登山者が涸沢に到着しています




テント場も
今日はだいぶにぎやかになりそうね




文句なしの天候
奥穂高岳方面に登っていく人も大勢見えます

私たちの次回の穂高は
梅雨の時期になるでしょうか
穂高との共演、まだまだ続きます



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妙義山「筆頭岩&表妙義縦走」2023.4.27-28 レポート

2023年4月27日(木)-28日(金)
妙義山「筆頭岩&表妙義縦走」


<DAY1・4/27>

新緑の妙義
本日はこの「筆頭岩」にチャレンジ!




短いアプローチでこの絶景
明日縦走する表妙義も一望




ガイド登山だと
この岩峰登りも
楽しめちゃうのです




ここは一番スリリングな箇所




ドキドキしながら越え
そのまま集中を切らさず
終盤の登りへ




登りきったところに
ひょっこり現れる
筆頭岩のかわいい山頂




下りは2回の懸垂下降
まずは1回目




そして2回目



ここが終わると
下山はあともう少し




山の中は
春の草花でにぎやか




ぜんまいは
あとで道の駅で購入しよう




岩場でテンションを上げた後は
さくらの里でクールダウン
見頃を迎えたツツジとカンザン(八重桜)に
癒やされ、満たされた午後でした




お楽しみは
まだ終わらない
ひしや旅館のおいしい夕食で
明日の鋭気を養います




<DAY2・4/28>

本日は表妙義の縦走
この山行のメインデッシュです
妙義神社登山口を起点に
10時間行動が始まりました




爽やかな空の下
奥ノ院、見晴らしと
気持ちよく登ってきて
ここはビビり岩




そして
大のぞきへ




大のぞきからは
長い鎖場を大きく下り




登り返すと
相馬岳山頂
眺望がすばらしかった!




長丁場のバラ尾根では
ミョウギコザクラの応援を受け




登って
下って




トラバースして




バラ尾根ピークからの
大パノラマ




最大難所の鷹戻しを無事通過
振り返ると鷹戻しのピークが見えました




最後のピーク「中之岳」でレストしたら
中之岳神社まで下山です




絶景も見納め
今日は1日、好天に恵まれました




幸いヒルにも遭わず
4月の爽やかな天候の中
表妙義の醍醐味をたっぷり味わいました





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岩場鎖場入門「鹿沼岩山」2023.4.8 レポート

2023年4月8日(土)
岩場鎖場入門「鹿沼岩山」



今夏、槍ヶ岳や穂高岳を目指す方向けの
「岩場鎖場入門」




今日は第1回目
装備の付け方、道具の使い方、選び方など
基本的な講習からスタート




十分に講習してから山へ




今回のトレーニングの岩場は
鹿沼の「岩山」




さっそく急な岩場の登り
よく見れば
手も足も、置ける位置はたくさんある
焦らずていねいに登っていこう




さらに登って




ベンチのある休憩ポイント
歩き方の講習
手や足の使い方から始まり
こんなときはどうするのがいいのか
ガイドから詳しくレクチャー





要所要所で講習をしながら
進んでいきます




慣れないと怖い岩場の下り
どうすれば滑らないか
こわくならずにすむか
練習しました




ハシゴ場での
バランス
体の使い方も基礎からおさらい




今日から始まった
岩場鎖場入門は
7月まであと3回開催します
岩場歩きの基礎をここでしっかり身につけましょう
そして、自信をもって本番にのぞめるよう
練習していきましょう




数年ぶりに訪れた鹿沼の岩山
登山口の「ナトリパン」に久しぶりに立ち寄ったら
店がリニューアルされていてビックリ
パンの種類も増えていました!
岩山に来たら、ぜひお立ち寄りを







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長く歩く1day「足利アルプス」 2023.2.25 レポート

2023年2月25日(土)
長く歩く1day「足利アルプス」


久しぶりの「長く歩く1day」は
栃木の足利アルプス




野山登山口からの
野山ルート




大岩雲海テラスでひとやすみ
風が冷たいけれど
よく晴れていて
街が一望できる展望スポット




大岩山へ登り





大岩山




しし岩
この先の行道山で折り返し



両崖山へ縦走




山頂です



 
城跡



足利アルプスには
眺望ポイントはたくさん




織姫公園へ下山



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TRACE忘年企画! 雪山2days「硫黄岳」 2022.12.29-30 レポート

2022年12月29日(木)-30日(金)
忘年企画!雪山2days「硫黄岳登頂」


<DAY1・12/29>


2022年もついに最後の山行になりました
忘年企画「八ヶ岳2days」




今年最後で
今季最初の雪山
ワクワク〜♪




雪の森はおだやかですが
稜線はかなりの強風のようです
明日はどうなる





<DAY2・12/30>

翌朝の雪の森は
キラキラピカピカ




天気は最高!
あとは、稜線の風がどの程度か




八ヶ岳ブルーに向かって
サクサク登っていく
きれいすぎる
言葉が出ない
でも、来てよかった〜




ここまでは
ホントに穏やかな雪山登山ですが
この先は、一気に視界が開けて
大展望が広がると同時に
森林限界を越えるので風も強くなります
心の準備をしながら一歩一歩上へ




硫黄岳の山頂は
やはりそこそこの強風でした
でも、その風によって
この1年溜めてしまったよくないエネルギーが
一掃されたような
そんな心地よささえあって




やっぱり
私たちは
自然と共にあるのが
健全なんだなと感じるのでした



2022年も数々の山のドラマがありました
また今年も無事に終えることができそうです

みなさま、ご参加ありがとうございました
そして
来たる2023年もどうぞよろしくお願いいたします






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