岩登り「日和田山」2020.10.24 レポート

2020年10月24日(土)
岩登り「日和田山」




岩稜帯登山に向けたトレーニング「岩登り」
今回も日和田山で開催です




体重を足にしっかりのせ
岩をよく見て手や足をおく
「岩登り」だからこそ学べる体の使い方が
たくさんあります




クライムダウンはとくに
岩場でのバランス
足場の見つけ方の練習に最適



もちろん、無我夢中で登っていく楽しさや
最後まで登り切れた達成感
いつもと違う高度感なども
このプログラムの醍醐味
前回より今回と
少しずつ上達している自分を発見する楽しみも

次回はぜひご一緒しましょう



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しっかり歩く2days 2020.9.21-22 レポート

2020年9月21日(月祝)〜22日(火祝)
沢から岩場鎖場までしっかり歩く2days



<DAY1・9/21>

いきなりの急登から始まった
「しっかり歩く2days」




初日は桐生川の根本沢をウォーターハイキング
沢と岩場がミックスしたルートです




不死熊橋から少し進んだところで入渓
今回は沢デビューの仲間3人が加わり
計7名のパーティー




わ〜 入っちゃった!
膝下だった水位がついに腰まで




太陽が出たり隠れたり
思ったほど水も冷たくなくて
ほどよい沢日和




小滝を何度も越えながら
どんどん遡上していきます




かつての参詣道なので
あちこちに丁石があります
信仰のためにこんな道を登っていったなんて
昔の人ってスゴイ




さあ、本日のハイライト
ミニ滝登りにチャレンジです




濡れた岩を登るのって難しい
けど、沢靴の威力を信じて
えいやっ




無事登りきりました
子供のようにはしゃいで登る
これも沢の魅力ですね



  
ラストは稜線への登り
難所とされる男坂を選んだら
想像以上のドロドロズルズルの急登に大苦戦
泥んこになりながら初日が終わりました




<DAY2・9/22>

日の出とともに行動を開始した
2日目




本日は渡良瀬川の
ヒライデ沢に挑戦




沢から袈裟丸山のピークを目指す
長丁場のコース




昨日より
さらにアクティブに




何度もへつり




何度も登り
少しずつ水と仲良くなりながら
上へ上へ




目線の先には常に流れる水があり
ゴウゴウ、チョロチョロの音も絶え間ない
登山では体験できない新感覚が
沢にはいっぱいあります




源頭部近くになると
豪快に流れていた水も
次第に細く弱くなっていき




ついには
水がしみ出しただけの状態に
川の成り立ちを登山を通して実体験できたことに
ちょっと感動




源頭部といえば
やぶこぎ
今回はそこまで大変ではなかったので
テンションをキープしたまま突破できました




沢靴からトレッキングシューズに履き替え
登山道を登ること30分
袈裟丸山の頂上に着きました





下りだけでも3時間ほどあるロングコース
文字どおり「しっかり歩く」ツアーでした

水に浸かった後だからなのか
いっぱいはしゃいだ後だからなのか
軽くだるさを感じながら下山口へ




ゴールした瞬間は
達成感でいっぱい
沢あり岩ありロング登山あり
盛り沢山の2日間
おつかれさまでした!



<番外編>

今回お世話になった宿は
わたらせ渓谷線小中駅近くの「東陽館」
泊まり客が私たちだけだったこともあり
至れり尽くせりのおもてなしを受けました




なんといっても
ご飯がおいしい!
味も量も申し分なし




食欲旺盛な人はもちろん
食が細い人も大満足
行動食にした
おにぎり弁当もおいしかったな〜


またいつか
泊まってみたい
そんな宿でした



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ゆっくり歩く絶景の山 2020.9.19-20 レポート

2020年9月19日(土)-20日(日)
ゆっくり歩く絶景の山「志賀高原」



<DAY1・9/19>

8月に好評だった「ゆっくり絶景ツアー」が
コースを変えて再登場
季節が進んだ志賀高原に再びやってきました




初日に登るのは焼額山
スキーゲレンデとしても有名ですが
秋はリンドウが美しい花の山




その山頂には稚児池があります




頂上全体が広い湿原帯になっています
今日は霧に包まれてなかなか幻想的




リンドウのほかにも
たくさんのお花が観賞できました
これはウメバチソウ




降られる覚悟で登ってきたけど
なんとかもちました
明日は天気が回復するといいな




本日の宿
ホテル一乃瀬




感染防止対策として全員が個室泊
宿泊ツアーは
もうしばらくこのスタイルで





<DAY2・9/20>

2日目の目玉は大沼池
8月のツアーで
山の稜線から見た景色がとてもきれいだったので
今回は池のほとりまで行ってみることに




昨日より視界は良好
間近で見る
エメラルドグリーンの池に期待が高まります




森の木々が
すでに色づき始めていますが




紅葉を迎えるのは
もうひと月くらい先でしょうか
今はまだコケとキノコが主役




大沼池に到着しました
鏡面の景色が美しい




別の角度から見ると
あっ! 確かにエメラルドグリーン!




池のほとりをぐるっと回って対岸に来ました
池にせり出した素敵な場所があったので
ここでちょっとヨガタイム




体もほぐれたところで
人文字に挑戦
一応「ONUMAIKE(大沼池)」のつもり




さあ、ここからは登山モード
赤石山山頂に向けてぐんぐん登りますよ




樹林帯を抜け、後ろを振り返ると
眼下に大沼池!
雲と山と調和して
さきほどとはまた違った表情です




そこから少し登ったところに
赤石山の山頂を示す道標と祠
ちょうど長野県と群馬県の県境なんですね




山頂の岩峰に登ると
さらなる絶景と対面できました




大沼池を見下ろす絶景ポイント
横から見るとこんな感じです





赤石山の下山道は
なかなかの悪路でしたが
念願の青空が顔を出してくれました




空と大地がどこまでも広がり
背中に太陽の暖かさを感じて
絶景ツアーのエンディングにふさわしい
幸せな時間


「ゆっくり歩く絶景ツアー」には
チャレンジ登山とはまた違った
登山の醍醐味がありました
余裕をもって歩くからこそ
味わえる山の表情
それを体感しに
また来月も出かけたくなりました



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岩場鎖場「十二ケ岳」2020.8.30 レポート

2020年 8月30日(日)
岩場鎖場「十二ケ岳」




御坂山塊のひとつ「十二ケ岳」
岩場鎖場の練習で何度か歩いているので
今回は逆コースをとって
十二ケ岳から毛無山へ縦走します




昨日に続き
本日も猛暑
日なたに出ると
太陽の熱にやられそうです




朝、くっきり見えていた富士山は雲の中
西湖は涼しげです




お昼前に
十二ヶ岳の山頂に到着




さあ、ここから岩場鎖場が始まります
装備をつけて




十一ヶ岳へ




十二ヶ岳と十一ヶ岳の間が
このコースのハイライト
急な岩場が続きます




最低鞍部にある空中吊り橋
一部壊れていて
かなり横揺れしました




その後、
十ヶ岳、九ヶ岳…と逆にたどって
進んでいくと




だんだん
岩場の難度が易しくなってきました




時々、眺望が開ける場所に出ます
最初に登った十二ヶ岳が
もうあんなに遠くに




一ヶ岳を過ぎると
すぐ毛無山山頂
ここから長い下山が始まります




西湖と河口湖が一望できる下山道
斜面を上がってくる風は生ぬるいけど
ススキの葉にもう秋の訪れを感じました
そういえば、蝉の声も聴かなかった
夏から秋へ
季節は確実に移行しています

ちなみに、今回のコースは
登りも下りもしっかり歩くロングコースでした
岩場鎖場の技術練習だけでなく
足腰強化トレーニングにもなりました

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ウォーターハイキング「ナルミズ沢」2020.8.16-18 レポート

2020年8月16日(日)-18日(火)
ナルミズ沢ウォーターハイキング



《DAY1》8/16(日)

この夏いちばんのワイルドツアー
群馬県の宝川水系
「ナルミズ沢」ウォーターハイキング




入渓ポイントは登山道を3時間歩いたところ
3日分の食料を背負っての遡行です




美しい釜が迎えてくれます





腰までつかって
進んでいきます




大石沢のテント場
今日と明日の夜は
ここでタープ泊




なかなか
ワイルドな夜です



《DAY2》8/17(日)


翌朝の
行動開始は朝7時




ナメでゴロンとやすんだり



へつりを通過したり




エメラルドグリーンと



絶景に癒やされながら
楽しいウォーターハイキング



源頭部から稜線へ出ると
様子は一変
ここからが難所の始まり



藪漕ぎ、どろどろ道
朝日岳への往復とテント場までの下山は
かなりの体力勝負でした




《DAY3》8/18(日)

朝、ちょっとだけ雨が降りました
タープがあってよかった




ちなみに
こんな感じで寝てました
ワイルドです




朝ごはんのうどんを洗っています
ワイルドです





テント装備を背負っての登山
水流を受けながらの遡行
長時間の悪路歩行
そしてタープ泊
今回のメンバーは、
体力・技術だけでなくメンタル面も強かった

チャレンジングな3日間
本当におつかれさまでした!


写真協力:M.WATANABE 、K.SUGISAWA

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