後立山連峰・八峰キレット 2015.8.10-13 レポート
お盆休みの8月10日〜13日
北アルプス・後立山連峰を歩く4日間の
はじまりはじまり
【8/10・DAY1】
扇沢の少し手間
爺ヶ岳登山口から柏原新道を登っていきます
ここに着くまでの道路は大渋滞
いろいろあってのスタートです

今回のメンバーは7名
元気に、安全に、行ってきま〜す!
本日の終点種池山荘(2,460m)まで
1,100mもの高度をかせぎます
歩き始めて
なにやら異常を感じました

暑すぎるのです
ポタポタしたたり落ちる汗の量が
尋常ではありません
今日ばかりは
照りつける太陽がうらめしい

左手の谷筋にある雪渓を眺め
目だけ涼んでみるものの甲斐なし
種池山荘が近づくとガスってきました
気温も下がり、やっと体の熱が抜けました
1日目の行程、無事終了
種池山荘で荷をほどきます
さあ、ここからが女子の時間
夕食まで待てませーん
【8/11・DAY2】

空が赤く染まり
あらたな1日の始まり
朝5時
早々に山小屋を出発

空の色が刻々と変わり
1日で最も美しい時間がやってきます

振り返ると
赤い屋根の種池山荘の向こうに
剱岳と立山三山が見えています

その左手には針ノ木岳

その奥には槍・穂高
そしてここにも山が!?

とにかく、360度どこを見ても美しいのです
幸福感でいっぱいです
6時に最初のピーク「爺ヶ岳」を通過し
その後、
爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ
登山道にあふれる高山植物
お花に見とれているうちに
鹿島槍の南峰に着いていました
さあ、この先北峰に向かう道からは
様子がガラリと変わります
ヘルメットを装着して気持ちも入れ替えます
鹿島槍北峰を過ぎると
いよいよ八峰キレットに入っていきます
急な岩場の下りは
1歩1歩確実に

はしご場、鎖場も落ち着いて通過

で、なんとか
本日のゴーーールです
【8/12・DAY3】
3日日も朝5時から行動開始
もう早起きがあたりまえになりました
キレット小屋はちょうど核心部の中間点
歩き始め直後から緊張する岩場が連続します
合宿で練習したように
しっかり足元を確認しながら下りていきましょう
両側が開け
行く手に五龍岳が見えてきました
テンションがぐぐっと上がります
稜線は続くよ、どこまでも
このままずっとずっと
山にいられたらいいのにな

五龍岳への道も
ゴツゴツの岩場や難所が続出しましたが

9時過ぎ
眺望抜群の五龍岳山頂に無事到達

さらにここから唐松岳へと向かいます
本日も行動時間が8時間を超えそうです

唐松山荘に着いたときはもうヘトヘト
それでも、明朝天候が崩れると知り
本日中に唐松岳に登ることにしました

山荘から20分ほどで唐松岳の頂上
五龍岳からの縦走路がよく見えます
ここを1歩1歩、歩いてきたのです

本日は縦走最後の夜
唐松山荘に戻ったら祝杯よ
【8/13・DAY4】

予報通り
今朝は雨

霧雨が降ったりやんだりで
あたりは真っ白です

でも、植物たちはなんだかうれしそう
どうやらしばらくぶりの雨らしい
一瞬だけ靄がとれて
八方池が見えました

最後は八方ロープウェイで一気に下山
天然クーラーの別天地から
残暑の町へと帰ります
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掲載の記事・写真等の無断複写・転載はご遠慮ください
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北アルプス・後立山連峰を歩く4日間の
はじまりはじまり
【8/10・DAY1】
扇沢の少し手間
爺ヶ岳登山口から柏原新道を登っていきます
ここに着くまでの道路は大渋滞
いろいろあってのスタートです
今回のメンバーは7名
元気に、安全に、行ってきま〜す!
本日の終点種池山荘(2,460m)まで
1,100mもの高度をかせぎます
歩き始めて
なにやら異常を感じました
暑すぎるのです
ポタポタしたたり落ちる汗の量が
尋常ではありません
今日ばかりは
照りつける太陽がうらめしい
左手の谷筋にある雪渓を眺め
目だけ涼んでみるものの甲斐なし
種池山荘が近づくとガスってきました
気温も下がり、やっと体の熱が抜けました
1日目の行程、無事終了
種池山荘で荷をほどきます
さあ、ここからが女子の時間
夕食まで待てませーん
【8/11・DAY2】
空が赤く染まり
あらたな1日の始まり
朝5時
早々に山小屋を出発
空の色が刻々と変わり
1日で最も美しい時間がやってきます
振り返ると
赤い屋根の種池山荘の向こうに
剱岳と立山三山が見えています
その左手には針ノ木岳
その奥には槍・穂高
そしてここにも山が!?
とにかく、360度どこを見ても美しいのです
幸福感でいっぱいです
6時に最初のピーク「爺ヶ岳」を通過し
その後、
爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へ
登山道にあふれる高山植物
お花に見とれているうちに
鹿島槍の南峰に着いていました
さあ、この先北峰に向かう道からは
様子がガラリと変わります
ヘルメットを装着して気持ちも入れ替えます
鹿島槍北峰を過ぎると
いよいよ八峰キレットに入っていきます
急な岩場の下りは
1歩1歩確実に
はしご場、鎖場も落ち着いて通過
で、なんとか
本日のゴーーールです
【8/12・DAY3】
3日日も朝5時から行動開始
もう早起きがあたりまえになりました
キレット小屋はちょうど核心部の中間点
歩き始め直後から緊張する岩場が連続します
合宿で練習したように
しっかり足元を確認しながら下りていきましょう
両側が開け
行く手に五龍岳が見えてきました
テンションがぐぐっと上がります
稜線は続くよ、どこまでも
このままずっとずっと
山にいられたらいいのにな
五龍岳への道も
ゴツゴツの岩場や難所が続出しましたが
9時過ぎ
眺望抜群の五龍岳山頂に無事到達
さらにここから唐松岳へと向かいます
本日も行動時間が8時間を超えそうです
唐松山荘に着いたときはもうヘトヘト
それでも、明朝天候が崩れると知り
本日中に唐松岳に登ることにしました
山荘から20分ほどで唐松岳の頂上
五龍岳からの縦走路がよく見えます
ここを1歩1歩、歩いてきたのです
本日は縦走最後の夜
唐松山荘に戻ったら祝杯よ
【8/13・DAY4】
予報通り
今朝は雨
霧雨が降ったりやんだりで
あたりは真っ白です
でも、植物たちはなんだかうれしそう
どうやらしばらくぶりの雨らしい
一瞬だけ靄がとれて
八方池が見えました
最後は八方ロープウェイで一気に下山
天然クーラーの別天地から
残暑の町へと帰ります
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山ジム ビキニレポート
2015年7月26日(日)
今年もやってきました!
山からビーチへ! 夏期限定企画「山ジムビキニ」

いつも通り心拍計をつけて歩きますが
山のパートはいつもの半分
約4時間の予定です

東逗子駅から歩きはじめ
ゴールは葉山の海岸

昨日に続いて猛烈な暑さ
ジリジリジリジリ

森戸川源流部までくると
ちょっと涼しくなりました

ピチャピチャと水の上を歩くのって気持ちいい
夏にはぴったりのコースです

湧き水だ〜
手冷やそうー

あ〜心拍数が落ちた
テンポアップしなきゃ

連絡尾根への分岐まで来ました
清涼な源流部トレッキングはここでおしまい

この先はヤブヤブの尾根道に上がっていきます

夏には不向きのコースですが
海に抜ける最短コースです

山を越えて葉山側に来ました
ここまでくると山編はそろそろ終了です
で、さっそく水着に着替えまして
海へ〜〜!
本気の水中バレー

バシャバシャ〜と波乗りも

あーよく遊んだー
もうくたくたよ
でも絶対来年もやろうね
【トレーニングDATA】
コース:東逗子ー二子山ー森戸川源流ー仙元山ー実教寺ー長者ヶ崎海岸
性別:女性
目標有酸素ゾーン:121-151
トレーニング時間:3時間58分26秒
最大心拍数:173
平均心拍数:134
time in zone:2時間26分13秒
above:42分30秒
below:49分43秒
消費エネルギー:1,751kcal
*数字は休憩時間を含む
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今年もやってきました!
山からビーチへ! 夏期限定企画「山ジムビキニ」
いつも通り心拍計をつけて歩きますが
山のパートはいつもの半分
約4時間の予定です
東逗子駅から歩きはじめ
ゴールは葉山の海岸
昨日に続いて猛烈な暑さ
ジリジリジリジリ
森戸川源流部までくると
ちょっと涼しくなりました
ピチャピチャと水の上を歩くのって気持ちいい
夏にはぴったりのコースです
湧き水だ〜
手冷やそうー
あ〜心拍数が落ちた
テンポアップしなきゃ
連絡尾根への分岐まで来ました
清涼な源流部トレッキングはここでおしまい
この先はヤブヤブの尾根道に上がっていきます
夏には不向きのコースですが
海に抜ける最短コースです
山を越えて葉山側に来ました
ここまでくると山編はそろそろ終了です
で、さっそく水着に着替えまして
海へ〜〜!
本気の水中バレー
バシャバシャ〜と波乗りも
あーよく遊んだー
もうくたくたよ
でも絶対来年もやろうね
【トレーニングDATA】
コース:東逗子ー二子山ー森戸川源流ー仙元山ー実教寺ー長者ヶ崎海岸
性別:女性
目標有酸素ゾーン:121-151
トレーニング時間:3時間58分26秒
最大心拍数:173
平均心拍数:134
time in zone:2時間26分13秒
above:42分30秒
below:49分43秒
消費エネルギー:1,751kcal
*数字は休憩時間を含む
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岩場鎖場「四阿屋山」2015.7.25 レポート
2015年7月25日(土)

夏のアルプス縦走に向けて
岩場・鎖場の練習にやってきました
場所は、秩父・四阿屋山
両神温泉薬師の湯からスタートして
薬師堂コースから山頂へ向かいます
歩き始めたときはどうなるかと思ったけど
森に入ったら少し暑さが和らぎました
にしても、今日の暑さ半端ないです
ゆるやかな尾根を歩いているだけ汗が噴き出します
あっ、セミの抜殻
夏だね

両神神社の奥社まで来ました
ここで岩場・鎖場通過のためのポイントを最終確認します
ポイントをマスターしたら実践です
岩場はまだまだ先ですが
こうした足場の悪い急斜面も非常いい練習になります

四阿屋山の山頂まで来ました
狭い山頂なのでタッチしたらすぐに下ります

長居したくても
陽射しが強すぎてこれ以上の滞在は危険
早く下りましょ
ツツジ新道に来ました
ここからが本日の目的、鎖場通過です
足元をしっかり見て、一歩一歩丁寧に落ち着いて下ります
本番でいきなりあわてないように
こうした練習の積み重ねは大事ですね
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夏のアルプス縦走に向けて
岩場・鎖場の練習にやってきました
場所は、秩父・四阿屋山
両神温泉薬師の湯からスタートして
薬師堂コースから山頂へ向かいます
歩き始めたときはどうなるかと思ったけど
森に入ったら少し暑さが和らぎました
にしても、今日の暑さ半端ないです
ゆるやかな尾根を歩いているだけ汗が噴き出します
あっ、セミの抜殻
夏だね
両神神社の奥社まで来ました
ここで岩場・鎖場通過のためのポイントを最終確認します
ポイントをマスターしたら実践です
岩場はまだまだ先ですが
こうした足場の悪い急斜面も非常いい練習になります
四阿屋山の山頂まで来ました
狭い山頂なのでタッチしたらすぐに下ります
長居したくても
陽射しが強すぎてこれ以上の滞在は危険
早く下りましょ
ツツジ新道に来ました
ここからが本日の目的、鎖場通過です
足元をしっかり見て、一歩一歩丁寧に落ち着いて下ります
本番でいきなりあわてないように
こうした練習の積み重ねは大事ですね
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7月の山ジム平日 レポート
2015年7月23日(木)
本日の山ジムは、陣馬山
最短30分で登れるコースもありますが
山ジムはあえてロングコースで登ります
スタートは柏木野バス亭
ここから万六尾根を通って約4時間半かけて山頂に向かいます
バス亭からすぐのところが登山道
スタート前に本日の体調を再チェック
真夏のトレーニングは熱中症に要注意です
それでは、心拍計をONにして
山ジムスタート!
最初はゆっくり
心拍ゾーンの下のほうで様子をみます
登りは心拍が上がりやすいので
ゾーンから出ないように各人スピードを管理して歩きます
平坦な道に変わったら
心拍が下がらないように
今度はややテンポアップ

万六尾根は2時間半の長〜い登り
最初のポイント「連行峰」に出るまで
じわじわ登っていきます
連行峰を過ぎたらアップ&ダウン
急斜面で滑らない歩き方のコツをみんなで確認し合います

それを踏まえて実際に下ってみます
再び登り
終盤戦に入ってきたので、ここからはチャレンジタイム
調子がよければ、少し心拍を上げてみます
醍醐峠を越え、和田峠までやってきました
ここまでのトレーニング時間は約5時間
小休憩したら、すぐにスタートします

山頂直下の階段
これを登りきれば30分ほどで頂上
さあ、最後のひと頑張りですよ

ふぅぅぅ〜〜〜
馬のいる山頂に着きました
平日のためか私たち以外
山頂には誰もいませんでした
さあ、もうあと1時間歩いて
陣馬高原下まで下りますよ
【トレーニングDATA】
コース:柏木野バス停ー万六尾根ー連行峰ー醍醐丸ー和田峠ー陣馬山ー陣馬高原下バス停
性別:女性
目標有酸素ゾーン:117-153
トレーニング時間:7時間10分38秒
最大心拍数:164
平均心拍数:120
time in zone:4時間17分56秒
above:19分38秒
below:2時間33分04秒
消費エネルギー:2,134kcal
*数字は休憩時間を含む
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本日の山ジムは、陣馬山
最短30分で登れるコースもありますが
山ジムはあえてロングコースで登ります
スタートは柏木野バス亭
ここから万六尾根を通って約4時間半かけて山頂に向かいます
バス亭からすぐのところが登山道
スタート前に本日の体調を再チェック
真夏のトレーニングは熱中症に要注意です
それでは、心拍計をONにして
山ジムスタート!
最初はゆっくり
心拍ゾーンの下のほうで様子をみます
登りは心拍が上がりやすいので
ゾーンから出ないように各人スピードを管理して歩きます
平坦な道に変わったら
心拍が下がらないように
今度はややテンポアップ
万六尾根は2時間半の長〜い登り
最初のポイント「連行峰」に出るまで
じわじわ登っていきます
連行峰を過ぎたらアップ&ダウン
急斜面で滑らない歩き方のコツをみんなで確認し合います
それを踏まえて実際に下ってみます
再び登り
終盤戦に入ってきたので、ここからはチャレンジタイム
調子がよければ、少し心拍を上げてみます
醍醐峠を越え、和田峠までやってきました
ここまでのトレーニング時間は約5時間
小休憩したら、すぐにスタートします
山頂直下の階段
これを登りきれば30分ほどで頂上
さあ、最後のひと頑張りですよ
ふぅぅぅ〜〜〜
馬のいる山頂に着きました
平日のためか私たち以外
山頂には誰もいませんでした
さあ、もうあと1時間歩いて
陣馬高原下まで下りますよ
【トレーニングDATA】
コース:柏木野バス停ー万六尾根ー連行峰ー醍醐丸ー和田峠ー陣馬山ー陣馬高原下バス停
性別:女性
目標有酸素ゾーン:117-153
トレーニング時間:7時間10分38秒
最大心拍数:164
平均心拍数:120
time in zone:4時間17分56秒
above:19分38秒
below:2時間33分04秒
消費エネルギー:2,134kcal
*数字は休憩時間を含む
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白峰三山テント泊縦走 2015.7.19-21 レポート
【1日目】
今回の山旅は
ここ「広河原」から始まりました
南アルプスの北岳・間ノ岳・農鳥岳を
テント泊で行く2泊3日の縦走です
パンパンにつまった60リットルザック
その重さを肩に感じながら、やや緊張気味にスタート

なぜなら、ただでさえハードな山行が
台風の影響で日程が1日短くなってしまったのです
約13kgの荷物を背負って
3泊4日だったコースを2泊3日で歩きます
でも、この縦走に向けてトレーニングを積んできたメンバーです
きっと大丈夫でしょう

台風一過で晴れると思っていた天気は
いまだ不安定なまま
雨が降ったり止んだりを繰り返しています
えっちらおっちら
重い荷物と暑さと雨
思った以上に体にこたえます
出発から3時間半
コースタイムをはるかにオーバーしたものの
どうにかこうにか白根御池小屋に到着しました

本日はここにテントを張りまーす

設営が終われば、あとはお腹を満たすだけ
さあ、ごはんごはん♪

初日は特別に肉料理
明日からのハードな登りに備えて
モリモリいただきます
【2日目】
明け方の大雨と突風が鎮まり
空がピンク色に染まった2日目の朝
いざ北岳に向けて出発です!
午前5時半
向かいの稜線から朝日が昇ってきました

久しぶりの太陽に
テンションが上がります

鳥も元気にさえずり
虫も

草花も生命力に満ちあふれ

そんな生き物たちとお話しながら
ゆっくり北岳へ向かいます

お花畑の散歩が終わると
そこはもう北岳に続く稜線
目の前に甲斐駒ケ岳の白い山肌が迫ります
振り返ると富士山
ただただ素晴らしい眺めだけがどこまでも広がっています
美しさとは裏腹に自然は厳しい
容赦なく強風が吹き付ける稜線
ここをひたすら登っていくのです

ちょうど3000メートルの地点にある北岳肩ノ小屋を経て
一歩、また一歩、高みへ
そしてついに
登頂です
残念ながら視界は真っ白
であれば、ダメもとでやってみましょ
通称「晴れ乞いの儀式」
北岳から下ってくると
山頂の雲がとれかかっていました
今になって晴れ乞いがきいてきたのかも
行く手の間ノ岳山頂も
もう少しで見えそうです

あっ、タカネマンテマ!
見たかったんだ、この花
北岳から間ノ岳に向かう稜線もお花でいっぱい
ぽっかり浮かぶ雲を見ながら
夢のような稜線散歩
歩き始めて8時間
北岳と間ノ岳の中間地点まで来ました
ここにきて、かなりの疲労感です

そこからさらに1時間半
やっとやっと間ノ岳につきました
標高は北岳に次ぐ国内第3位の山です

間ノ岳を過ぎれば
もう農鳥小屋に下るだけ

このあたりから登山者は一人もいなくなりました
その代わり、雷鳥の親子に遭遇
保護色で見えにくいですが、2羽います
前方に農鳥小屋が見えてきました
さまざまな憶測が頭をよぎり
メンバーの口数が少なくなっています

着いてしまえば、なんてことはない!?
いや〜、みんな強くなりました
今まで以上の連帯感と結束感で縦走最後の夜を過ごします

結局この日の行動時間は約11時間でした
いろいろな意味で過酷な1日だったけど
この夕景色でぜーんぶ帳消し
山ってホントにすばらしい
【3日目】

昨夜も突風が何度か吹きましたが
夜が明ける頃には、鎮まりました
今日も4時半に歩き始めます

農鳥岳に向かう稜線でご来光
山に入って3日目
身も心も解放されて
いろんなことに感謝したくなってます

3051mの西農鳥岳に立つメンバー
その先の岩場を越えると

白峰三山のラストピーク「農鳥岳」です
後ろが縦走路
今日は北岳の山頂がよく見えています

農鳥岳の山頂は富士を望む大絶景ポイント
ここで至福の朝ごはんタイム
農鳥岳を過ぎればあとはひたすら下りです

美しすぎます
このままずっと
この景色を見ていられたらいいのにね

鐘のある大門沢下降点まで来ました
長い下りに備えて体を整えます

急なザレ場の直後の吊り橋を渡り

今にも崩壊しそうな吊り橋を渡り

足元スカスカでホントに怖い吊り橋を渡り
奈良田温泉でゴォォォール
満身創痍ではありますが、
全員無事に白峰三山の縦走をなしとげました
濃すぎてしばらく放心状態になりそうな予感もします
みなさま、オツカレサマでした!
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今回の山旅は
ここ「広河原」から始まりました
南アルプスの北岳・間ノ岳・農鳥岳を
テント泊で行く2泊3日の縦走です
パンパンにつまった60リットルザック
その重さを肩に感じながら、やや緊張気味にスタート
なぜなら、ただでさえハードな山行が
台風の影響で日程が1日短くなってしまったのです
約13kgの荷物を背負って
3泊4日だったコースを2泊3日で歩きます
でも、この縦走に向けてトレーニングを積んできたメンバーです
きっと大丈夫でしょう
台風一過で晴れると思っていた天気は
いまだ不安定なまま
雨が降ったり止んだりを繰り返しています
えっちらおっちら
重い荷物と暑さと雨
思った以上に体にこたえます
出発から3時間半
コースタイムをはるかにオーバーしたものの
どうにかこうにか白根御池小屋に到着しました
本日はここにテントを張りまーす
設営が終われば、あとはお腹を満たすだけ
さあ、ごはんごはん♪
初日は特別に肉料理
明日からのハードな登りに備えて
モリモリいただきます
【2日目】
明け方の大雨と突風が鎮まり
空がピンク色に染まった2日目の朝
いざ北岳に向けて出発です!
午前5時半
向かいの稜線から朝日が昇ってきました
久しぶりの太陽に
テンションが上がります
鳥も元気にさえずり
虫も
草花も生命力に満ちあふれ
そんな生き物たちとお話しながら
ゆっくり北岳へ向かいます
お花畑の散歩が終わると
そこはもう北岳に続く稜線
目の前に甲斐駒ケ岳の白い山肌が迫ります
振り返ると富士山
ただただ素晴らしい眺めだけがどこまでも広がっています
美しさとは裏腹に自然は厳しい
容赦なく強風が吹き付ける稜線
ここをひたすら登っていくのです
ちょうど3000メートルの地点にある北岳肩ノ小屋を経て
一歩、また一歩、高みへ
そしてついに
登頂です
残念ながら視界は真っ白
であれば、ダメもとでやってみましょ
通称「晴れ乞いの儀式」
北岳から下ってくると
山頂の雲がとれかかっていました
今になって晴れ乞いがきいてきたのかも
行く手の間ノ岳山頂も
もう少しで見えそうです
あっ、タカネマンテマ!
見たかったんだ、この花
北岳から間ノ岳に向かう稜線もお花でいっぱい
ぽっかり浮かぶ雲を見ながら
夢のような稜線散歩
歩き始めて8時間
北岳と間ノ岳の中間地点まで来ました
ここにきて、かなりの疲労感です
そこからさらに1時間半
やっとやっと間ノ岳につきました
標高は北岳に次ぐ国内第3位の山です
間ノ岳を過ぎれば
もう農鳥小屋に下るだけ
このあたりから登山者は一人もいなくなりました
その代わり、雷鳥の親子に遭遇
保護色で見えにくいですが、2羽います
前方に農鳥小屋が見えてきました
さまざまな憶測が頭をよぎり
メンバーの口数が少なくなっています
着いてしまえば、なんてことはない!?
いや〜、みんな強くなりました
今まで以上の連帯感と結束感で縦走最後の夜を過ごします
結局この日の行動時間は約11時間でした
いろいろな意味で過酷な1日だったけど
この夕景色でぜーんぶ帳消し
山ってホントにすばらしい
【3日目】
昨夜も突風が何度か吹きましたが
夜が明ける頃には、鎮まりました
今日も4時半に歩き始めます
農鳥岳に向かう稜線でご来光
山に入って3日目
身も心も解放されて
いろんなことに感謝したくなってます
3051mの西農鳥岳に立つメンバー
その先の岩場を越えると
白峰三山のラストピーク「農鳥岳」です
後ろが縦走路
今日は北岳の山頂がよく見えています
農鳥岳の山頂は富士を望む大絶景ポイント
ここで至福の朝ごはんタイム
農鳥岳を過ぎればあとはひたすら下りです
美しすぎます
このままずっと
この景色を見ていられたらいいのにね
鐘のある大門沢下降点まで来ました
長い下りに備えて体を整えます
急なザレ場の直後の吊り橋を渡り
今にも崩壊しそうな吊り橋を渡り
足元スカスカでホントに怖い吊り橋を渡り
奈良田温泉でゴォォォール
満身創痍ではありますが、
全員無事に白峰三山の縦走をなしとげました
濃すぎてしばらく放心状態になりそうな予感もします
みなさま、オツカレサマでした!
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