岩場鎖場「古賀志山」2015.10.25 レポート


岩場鎖場の練習で
何度となく訪れている古賀志山




本日は南コースを登ります




前回来たのは
確か新緑シーズン
すっかり季節はめぐりました




まずは
小さな岩場で小手調べ




続いて
ちょっと長い岩場へ




なんと、山頂付近でいただきました
「古賀志山」のストラップ




山頂からは見晴らしのいい尾根歩き




日光の山並が一望できます





下りも岩場のあるコースへ
足元を確認しながら
落ち着いて下る練習




大小いくつもの岩を登ったり下りたり
岩場通過の練習として
充実した1日となりました




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10月の山ジムレポート

2015年10月18日(日)

今回のトレーニングの目的は「基礎体力づくり」
日本一の山・富士山の土台である
一合目から五合目までを歩き
体力の土台をしっかり固めようというものです



8時半時
富士山駅からのぞむ富士山
思っていたより雪景色が進んでいます




登山の起点「馬返し」





ここからも
富士山の銀嶺がチラリ



 
かつての信仰登山でにぎわったルート
いにしえの富士登山を思いながら入山します




行ってまいります




馬返しから20分ほどで一合目





ウォームアップがすんだので
ここから山ジムスタート




最初はゆっくり
それぞれの心拍ゾーンの下のほうで



 
美しい紅葉のトレイル
富士山のイメージがだいぶ変わりそう




一合目(1,520m)から二合目(1,700m)へ
この先もしばらくゆるやかな登りが続きます




三合目(1,840m)
ここまでは、心拍数120〜130で
気持ちよく登ってこられました




富士吉田の町が見下ろせる
眺望ポイントもあります




山ジムは長丁場なので
ここで少しボディケア&ワークを
担当してくれるのは山岳トレーナーのEmiさん




身体が整ったところで
さらに先へ進みます
かつての五合目・不動小屋跡を過ぎ




金色の唐松林を過ぎれば




五合目の佐藤小屋です
富士山で唯一通年営業の山小屋
登山者には非常にありがたい存在です




佐藤小屋の裏手にまわると
ドカ〜〜ン!!
雪をかぶった山頂が見えました
幸い、風もほとんどありません



 
本当は五合目で折り返してくるはずでしたが
こんなに穏やかな天候ならば、と
六合目まで行ってみることにしました




日の光を受けてキラキラ輝く雪と
金色に燃える紅葉
夏の富士山とは別世界です




六合目、とうちゃ〜く
見晴らし最高!
雲も近い!




寝そべると大地が暖かい
天然の溶岩浴で富士山のパワーをいただきます




下山は同じルートで馬返しまで
なんだろ、この気持ち
竜宮城から戻るときってこんな感じなのかな




馬返しに無事帰還
秋の富士山の魅力新発見と
体力の土台づくり達成と
ダブルで成果ありの1日でした



【トレーニングDATA】
コース:馬返し〜富士吉田六合目〜馬返し
性別:女性
目標心拍ゾーン:114-149
最大心拍数:165
平均心拍数:126
トレーニング時間:6時間29分41秒
time in zone(ゾーン内):4時間14分39秒
above(ゾーン以上):43分50秒
below(ゾーン以下):1時間32分12秒
 消費エネルギー:2,061 kcal
*数字は休憩時間を含む




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紅葉の八海山と越後駒ヶ岳 2015.10.10-12 レポート

10月の三連休は越後に旅してきました
紅葉と太陽、冷たい雨と風、スリリングな岩場と魚沼産こしひかり
凝縮の山旅3日間の模様をレポートします



DAY1・10/10(土)

日本屈指の紅葉の名所「八海山」と
「越後駒ヶ岳」への山旅は
百名山の越後駒ヶ岳から始まりました




寒いだろうと思ってやってきた新潟は
意外にも温暖
湿度高めでむしろ蒸し暑い




少し登ると駒ヶ岳の山頂が姿を見せました
本日は肩の小屋まで登ります




紅葉るんるんるん
そう、この旅は
まさにこれを楽しみに来たのです




アップ&ダウンが多いけれど
さっき食べた新米おにぎりのおかげでパワー全開!
まだまだ行けます




だいぶ登ってきました
振り返ると絵はがきのような絶景




ブナの黄色にナナカマドの赤
刺繍のように鮮やかな山肌に
うっとりみとれてしまいます





テントを背負っているわりには
かなり早いペースでここまで来ました
この斜面を登ったら、本日のゴールです




DAY2・10/11(日)

山頂でのご来光を楽しみにしていたのに
今朝はあいにくの雨
駒ヶ岳は風雨の中の登頂となりました




下るにつれ雨・風ともに弱まってきたものの
レインウエアからシューズまで
全身ビショビショドロドロです




温泉であったまって
五十沢のキャンプ場に移動してきました
今夜は、魚沼の花火大会
テントの中で季節外れの轟音を楽しみながら
明日登る八海山を思い、眠りにつきます




DAY3・10/12(祝)

今日は素晴らしい天気になりそうです
ロープウェイの始発が待ちきれず
だいぶ早く乗り場に到着しました




ロープウェイで八海山登山口に向かっています
一刻も早く歩き出したい気分



 
登山口に着きました
霊峰「八海山」
鳥居をくぐって山に入ります




八海山の真上に
キラキラの太陽
最終日にこのお天気は本当にうれしい




紅葉した木々が
金色に輝いています




六合目の女人堂まで来ました
女性は、かつてここまでしか登れませんでした




けれど今は
その先に行くことができます




美しい山を
まだたっぷりと楽しませてもらえるのです




その代わり
道はぐっと険しくなります
昨日の雨で岩も濡れているので慎重に登っていきます




岩場鎖場を登りきると
眺望のいい薬師岳山頂です




さらにその先は
八海山の名前の由来とも言われている
岩峰「八ツ峰」



  
スリリングな岩場が続く八ツ峰の各山頂には
石仏や祠が祀ってあります




八ツ峰の終点「大日岳」



   
迂回路から見上げる八ツ峰も圧巻
岩場と紅葉のコントラストが実に美しい




八海山の紅葉は、例年なら10月下旬が見頃のようですが
今回はドンピシャ
山尽くし・紅葉尽くしの
ぜいたくな越後の旅となりました





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10月の山ジム平日 レポート

2015年10月5日(月)


今月の平日山ジムは
秩父の武甲山




秩父を象徴する名山で
秋のダイエット&体力づくりに励みます




コースは、一の鳥居から山頂へ
その後、小持山・大持山をまわって
再びここに戻ってくる計6時間のコース




歩きはじめは
心拍100〜120の間でコントロール




つまり、非常にゆっくり歩くのです




ウォームアップがすんだら
少しずつペースを上げていきます
登山口から山頂まで「丁目」の看板が出ているので
歩行の目安になります




十八丁目の不動滝までくると




水のくみ上げの協力をつのっていたので
さっそくザックに背負って歩くことにしました



 
そして、ここから
インターバルトレーニングに切り替えます




3の倍数の丁目では心拍ゾーンの上限で歩き
それ以外は心拍ゾーンの下限で歩きます
心拍を一定に歩くいつものトレーニングとは少し異なります



 
二十七丁目あたりで
あれれ〜
前方に茶色の生き物がいましたよ




一心不乱に草を食む
鹿でした




大杉広場を通過する頃には



 
森はすっかり雲の中
しばらくは幻想的なトレイルを楽しむことにします




五十一丁目まで来れば
まもなく山頂です!




山頂の神社で
運んできた水を指定のマンホールへ




そこから少し歩けば
眺望の山頂




…のはずでしたが
うわーほとんどまっ白




景色は残念ですが
季節の差し入れ「栗の渋皮煮」に元気をもらいます



 
下山を開始した12:30
突然大地が揺れる大振動…
ちょうど発破の時刻だったようです




私たちにはどうしても山の悲鳴に聞こえてしまいました
でも、これが武甲山のありのままの姿なのです
気を取り直して先に進みます




子持山から大持山へ
トレーニングはまだまだ続きます



 
あ、栗
「さっきは渋皮煮、ごちそうさま」
「下山したら何食べようか」




午後3時
起点の「一の鳥居」に戻ってきました

本日もロングトレーニングお疲れ様でした!



【トレーニングDATA】
コース:一の鳥居〜不動滝〜武甲山〜シラジクボ〜小持山〜大持山〜妻坂峠〜一の鳥居
性別:女性
目標心拍ゾーン:119-140
最大心拍数:154 
平均心拍数:120 
トレーニング時間:6時間27分19秒
time in zone(ゾーン内):2時間27分20秒
above(ゾーン以上):40分49秒
below(ゾーン以下):3時間19分10秒
消費エネルギー:2,141 kcal
*数字は休憩時間を含む


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紅葉の北海道5days 2015.9.19-23 レポート

シルバーウィークの5日間
ひと足早く、大スケールの秋を見つけに
北の大地にやってきました!


【DAY1・9/19】

千歳空港から富良野へ
天気は今ひとつですが
今日から始まる山旅に心躍ります




まずは栄養補給
北海道といえば、やっぱりこれです




お腹を満たした後は
本日の宿泊地・旭川のキャンプ場へ
テントを張り終えたら明日からの登山の準備




夜、キャンプ場から見上げた空には星が
明日の天気予報は雨だけど
どんでん返しを期待しながら眠りにつきます




【DAY2・9/20】

今日から1泊2日で大雪山を歩きます
天気は……予報通り雨
登山口「姿見池」もまっしろです



本来なら、こんな動物たちに出会えるようですが
今日はおあずけですね




それでも
燃える紅葉の気配十分
紅葉観賞は明日の下山時までとっておくことにします




午前8時
うっすらと霧雨が降る中、登山スタート




9時半
八合目を通過
標高が上がるにつれ雲が濃くなり
風も強くなってきました




10時半
大雪山の主峰「旭岳(2290m)」に到達
初冠雪があってもおかしくないこの時期
寒さに身体がふるえます




旭岳から黒岳へ縦走します
山の反対側に来ると風もおさまり青空がのぞき始めました
防寒を強化していたためか
身体があっという間にほてります




このまま天候が回復するのでは
とメンバーの期待が高まった頃




再び天気が崩れてきました
このあと約2時間
私たちはひたすら強風と戦うことになったのです




大雪山の洗礼を受け
黒岳石室に着いたのが午後3時
その後、雨は上がったものの風は依然強く
この夜は伝説の一夜となりました




【DAY3・9/21】

一晩中吹き荒れた風が
うそのように鎮まり
テントの外に出てみると
東の空が赤く染まっていました




晴れたら行こう
と約束していた朝日の見える山に
みんなで出かけます




黒岳の左側から登る太陽
北海道に来てからずっと待ち望んでいた瞬間です



 
大雪山の厳しさを経験した後だからこそ
感慨ひとしお



ご来光を楽しんだ桂月岳から
私たちのテントがよく見えました
風雨から守ってくれた頼もしい我が家




お世話になった黒岳石室とも
お別れです





出発の準備を整えていると
かわいい訪問者に遭遇!
よく遊びに来るそうです




なんだか今日は
すべてがキラキラ輝いて見えます
いざ、出発!




真っ青な空と大地




色づく山肌




チングルマも綿毛から紅葉へ




ナナカマドのアーチを抜けて




大スケールのカルデラ「お鉢平」




大雪山の雄大な自然に圧倒されっぱなし




中岳分岐まで来たら
温泉と紅葉のコースへ



 
紅葉に見とれていると
硫黄の匂いがしてきました




秘湯「中岳温泉」です
山間部に忽然と涌き出ています




白濁色の硫黄泉




足をつけてみると
ちょうどいい温かさ




でも温泉が湧き出ているところは
アッチッチ




中岳温泉から先は
絶景の紅葉街道




一面に広がる草紅葉の間を
お散歩です




チングルマの大群生地
その向こうには昨日登った旭岳の姿





裾合平を過ぎれば
ロープウェイの姿見駅まで約2時間




シラタマノキや




エゾオヤマリンドウなど
今日は高山植物にもたくさん出合えました




旭岳の噴煙が見えるところまで来れば
ゴールはもうすぐ




ついに起点の姿見池に帰ってきました
昨日とはまるで違う景色が広がっていて
驚きです





食事と温泉をすませてキャンプ場に向かうと

急きょテントをタープにして即席屋台を設置
困難もまた楽しい北海道の旅なのでした




【DAY4・9/22】

キャンプ場で迎える最後の朝
アウトドアの食事にもすっかり慣れました
いえ、むしろ快適です




本日は日帰りで
「十勝岳(百名山)」に登ります




登るルートは
望岳台から山頂までのピストン




活火山の十勝岳
砂礫の道をひらすら登っていきます




巨大な昭和噴火口に出たら




その先は絶景の稜線歩きのはずでしたが
山全体、すっぽりと雲に覆われしまいました




時折雲が流れたかと思えば
また包まれ、を繰り返し




吹き出すガスと強風に耐えながら
登頂です



 
山頂で一瞬、青空がのぞいたっきり
ずっと雲の中を歩いています
でもあの雲の下に出れば晴れてるね




雲の下に出ましたー
下界はいい天気です




下山後
山麓の観光スポット「青池」に立ち寄り





北海道最後の夜は
富良野岳の登山口近くの温泉宿に泊まります
かみふらの地養豚をいただきながら
早くも山の思い出話に花が咲きます




【DAY5・9/23】


最終日
本日は富良野岳に登ってから帰京します





最短でも往復6時間半のコースを
欲張りにも歩いてしまおうというわけ





昨日登った十勝岳と同じ十勝岳連峰なのに
こちらは、高山植物がとても豊かです





富良野岳の山頂が朝日を受けて輝いています






ハイマツとナナカマド
美しい紅葉のトレイルを行く楽しい登山




富良野岳分岐に出ると
これまでとは一転
冷たい強風が吹き始めました




必死で防寒着を着込む私たちの目線の先に
十勝岳、旭岳の絶景が広がっていました
寒さも忘れ、しばらく見入ってしまう美しさでした




やっと富良野岳の山頂直下まで来ました
あともう少しです



 
ラストピーク富良野
最終日にふさわしく
申し分のない絶景に迎えられました




2日目の大雪山と4日目の十勝岳で
北海道の厳しさを体験した私たちには
この穏やかな時間がこのうえなく平和に感じられます




厳しさも美しさも想像をはるかに超えていた北海道の山
5日間の滞在ではとても短すぎます
だから、また絶対に来ます!
そして今度こそホンモノのナキウサギに会うぞ!






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