甲斐駒ヶ岳黒戸尾根 2021.10.11-12 レポート

2021年10月11日(月)-12日(火)
甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根



<DAY・1>

この秋のチャンレジ「黒戸尾根」

ふもとに前泊して朝7:30 登山口に集合
竹宇駒ヶ岳神社で
安全登山をお願いしてから出発です




朝日を浴びながら
尾白川を渡って
いざ黒戸尾根へ!




紅葉をめでながら
2時間ほど登ってきました
本日のゴール七丈小屋までは
あと4時間ちょっと




幸い、今日は快晴
このままニコニコペースで
登っていきましょう




標高が上がるにつれ
遠景も楽しめるようになってきました
富士山が応援してくれています




八丁登り、刃渡りも越えて




順調に進んでいきます
長いコースに緊張していたメンバーも
いつもどおりの歩き




五合目からは
急登、鎖場が連続




 
長丁場に加えハイパワーの出力が続き、
そろそろエネルギー補給を
と思った頃




七丈小屋に着きました
お腹ペコペコ
ご飯が楽しみです




夕食はカレーでした
ワンオペなのに
手づくり料理、ありがたいです
今日はゆっくり休んで
明日の登頂に備えたいと思います




<DAY・2>

翌朝5:50頃
雲海の上に朝日が顔を出しました
今日は天候が崩れる予報
できるだけもってほしい




さあ、山頂に向けて出発




雨雲と太陽のせめぎ合い
わずか30分ほどの空の芸術
それはそれは美しかった




その後、標高を上げていく私たちは
どんどん雲の中へ
7時にはもう雨が降り出しました




その後は雨の山行となりましたが
幸い、気温が高く
霧雨に近い状態なので




足元に注意しながら進んでいきます





連続する岩場と格闘する時間




山頂まで
あとわずか




そしてついに
祠のある山頂に到着




視界は真っ白ですが
黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳
ただいま、登頂しました




下山は北沢峠へ
雷鳥に元気をもらって
安全に下ります




黒戸尾根ほどではないけれど
こちらの下りもそれなり長いです
でも、もうあとひと息です


このあと無事、北沢峠に下山
条件がよくない中、みんなよく歩きました

今度は摩利支天にも!
またチャレンジしましょう




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9月の山ジム&山ジムLight 2021.9.20 レポート

2021年9月20日(月祝)
山ジム&山ジムLight「大菩薩嶺」




本日は大菩薩嶺で山ジムします




もう葉っぱが色づき始めています




山頂直下の急登
富士の眺望に背中を押されて
登っていきます




各自の心拍ゾーンに合わせて登ってきたので
心地よく山頂まで来られました




この先、賽の河原、大菩薩峠方面へ
縦走します




大パノラマの縦走路
気持ちいいの登山が続きます




石丸峠まで来ると
だいぶ登山者が減って
落ち着いた雰囲気




さらにそこから天狗棚山方面へ縦走
大絶景を見ながら
インターバルトレーニングでもうひと絞り!




心拍をも上げ、
筋持久力もマックスで使った後は
クールダウンしながら上日川峠へ下山

標高2000mでの心拍トレーニングは今季最後
秋以降は、少しずつ標高を下げながら
体力づくりを継続していきましょう



【トレーニングDATA】
コース:上日川峠(900m)ー大菩薩嶺(2056m)ー賽ノ河原ー大菩薩峠ー天狗棚山ー上日川峠
性別:女性
有酸素ゾーン(最大心拍数の65−85%):120-157
最大心拍数:171
平均心拍数:126
トレーニング時間:6時間02分20秒
time in zone(ゾーン内):3時間07分40秒
above(ゾーン超):22分50秒
below(ゾーン未満):2時間31分50秒
消費エネルギー:2,045kcal
*数字は休憩時間を含む




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南アルプス・栗沢山〜アサヨ峰 2021.9.19 レポート

2021年9月19日(日)
南アルプス・栗沢山〜アサヨ峰



南アルプスにやってきました
今回登るのは
水の山としてCMで有名になった栗沢山
そしてアサヨ峰




今回これは必須装備




長衛小屋から仙水小屋方面へ
撮影ポイントを探しながら
進んでいます
なんだか楽しい〜




ふふふ
ここでもCMごっこ




そんなこんなしていると
青空の中に
ポッと白い岩山が出現




甲斐駒ヶ岳の
摩利支天です




栗沢山へ高度を上げるにつれ
甲斐駒ヶ岳の山頂も
顔をのぞかせました




振り返れば
大迫力の甲斐駒ヶ岳!




何度も振り返っては
甲斐駒ヶ岳から力をもらい
せっせせっせと
登っていきます




栗沢山に到着です
甲斐駒ヶ岳のほか
北岳、仙丈ヶ岳北、鳳凰三山、八ヶ岳と
大・大・大展望が広がっています




そこからさらにアサヨ峰へ
この稜線も眺望が素晴らしい





アサヨ峰山頂です
だいぶ雲が出てきちゃったけど
ここも展望抜群!




再び栗沢山まで戻ってきて




またCMごっこなどして
遊びます




ガイドも
全力で“ごっこ”をお楽しみ中




下りは栗沢山西尾根で北沢峠へ
青空と大展望
撮影遊びまでたっぷり楽しんだ1日でした

さらに、今回の登山では
摩利支天の迫力ある姿に
ハートが射抜かれてしまいました
来月の甲斐駒ヶ岳山行で
ついにその地を踏むことができるのか!?
すでにワクワクがとまりません



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おでかけトレッキング

おでかけトレッキング



●遠足感覚のトレッキングプログラム
四季折々の山を楽しむトレッキングプログラムです。
自然の美しさ、雄大さを肌で感じながら、ゆっくりペースで歩きます。
太陽の下でお弁当を広げたり、
山ヨガやお茶をして過ごしたりと、
遠足感覚で楽しめる登山。
必要に応じて登山講習も行いますので、
山登りに慣れていない方も安心してご参加いただけます。

*おでかけトレッキングは、悪天中止です
(小雨程度は決行。終日雨が予想される場合は中止)




●こんな方におすすめします
・ゆっくりペースで山を歩きたい方
・季節の山を観賞しながら登りたい方
・登山初心者
・登山が久しぶりの方(体力が落ちてしまった方)
・普段ハードな登山をしている方のリフレッシュとして


●開催要項
【日程】2024年
・6/1(土)おでかけトレッキング・新緑編  *終了しました
・秋頃(詳細未定)

【場所】気持ちのいい山を予定しています
【所要時間】トレッキング3〜4時間、リフレッシュタイム1〜2時間
【参加料】10,000円
【山岳保険】各自加入必須(未加入者はお問い合わせください)

【服装・装備】
・バックパック(ザックカバー付、脱いだ服が入る大きさのもの)
・トレッキングシューズ(アプローチシューズ、トレランシューズ可)
・レインウエア上下(防水透湿性素材の登山用)
・防寒着(コンパクトになるダウンやフリース、風よけなど)
・ヘッドライト
・トレッキングポール
・飲料水(スポーツドリンクなど)
・保温水筒(温かいお湯を入れて:休憩時のお茶用として必要に応じて)
・昼食/行動食(休憩時間はしっかりとります)
・小物(サングラス、グローブ、帽子、日焼け止め(当日の天候に合わせて)
・レジャーシート(ゴロンと横になれるくらいのサイズ。1畳分くらいあると快適です)

*詳細は、決まり次第ウェブサイトでご案内いたします
 詳細決定前のお申込みも可能です


●お申込み・お問い合わせ
【申し込み方法】「お申込の前にお読みください」を確認された後、申し込みフォームをメールでお送りください


【お問い合わせ】 TRACE info@traceweb.jp



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穂高吊尾根 2021.8.18-20 レポート

2021年8月18日(水)-20(金)
穂高吊尾根


今年(2021年)の夏も
TRACEでは多数のガイドツアーを開催いたしました。
コロナの影響で2年越しのチャレンジもいくつかありました。
その晴れ舞台の数々は
TRACEのインスタグラムにてご覧いただくとして、
ここでは、そのうちの1つ
スタッフが同行させていただいた「穂高吊尾根」のレポートをお届けします。




<DAY1> 上高地ー岳沢小屋


縦走1日目は雨の河童橋から始まりました
ここは、今日の出発地であり
今回のチャンレンジの原点ともいえる場所

まだ登山を知らなかった頃
ここから仰ぎ見た吊尾根に一目惚れ
それが今日のチャレンジにつながりました




その吊尾根は雲の中
でも大丈夫
今回はもっと間近で見るのですから




1時間半ほど岳沢を登ってきました
振り向けば眼下に上高地
いつも上高地から見上げていた場所に立っている!
高鳴る気持ちがおさえられません




小雨降る中でしたが
調子よく岳沢小屋まで登ってきました




小屋のデッキでくつろいでいると
雨雲がみるみる消えていきました
明日の登頂に期待がふくらみます




さあ
しっかり食べて
しっかり寝て
明日に備えましょう




<DAY2> 岳沢小屋ー重太郎新道ー前穂高岳ー吊尾根ー奥穂高岳ー穂高岳山荘


素晴らしい朝
吊尾根に向けて出発です!




ハシゴも岩場も
軽快に登っていきます
後ろから見ていて
驚くほど安定した足どりです





カモシカの立場から見上げる稜線
朝日に照らされ
ピカピカ




さらに高度を上げて岳沢パノラマへ
視界がパーッと開け
元気もみなぎります




雷鳥広場あたりから
雲行きがあやしくなってきました




そして
前穂高岳の登頂は
雨の中となりました




紀美子平まで下りてくると
再び天候回復




クルクル変わる天気の中
吊尾根へ入っていきます




あこがれの吊尾根
あの日見上げた稜線を
今、自分の足で歩いている




そしてこれからは
ここから見た景色が
心のアルバムに刻まれていくのでしょう




奥穂高岳に着く頃には
雨も風も強まり
体温を奪っていくほどに
それなのに
今日はどうしちゃったんでしょ
魔法にかかったように
心も体も歓喜であふれています




穂高岳山荘に無事下山
笑顔のゴール





穂高からの贈り物
ダイヤモンド笠ヶ岳
登頂日のエンディングにふさわしい輝きでした




<DAY3> 穂高岳山荘ー涸沢ー上高地


最終日は
涸沢から上高地へ下山




今日も天気はめまぐるしく変化しています




涸沢まで下りてくると
昨日歩いた吊尾根が一望できました
心ゆくまで余韻にひたります




そして上高地にゴール
最後はやっぱり思い出の河童橋

感慨にふける姿を見守りながら
ガイドもスタッフももらい泣き
何度も「ありがとうございます」と言われたけど
お礼を言いたいのは
むしろこちらのほう
夢を叶える瞬間に立ち合わせてくれて
ありがとう



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