ゆっくり絶景「守屋山」2022.7.30 レポート

2022年7月30日(土)
ゆっくり絶景「守屋山」




諏訪市と伊那市の境にある
「守屋山(もりやさん)」に来ました
雪のシーズンは何度かおとずれていますが
グリーンシーズンは初




立石コースも
はじめて歩きます
この石が
コース名の由来となっている立石




守屋山は
諏訪湖にのぞむ標高1,651mの山




東と西に山頂をもつ双耳峰




まずは大パノラマの東峰が迎えてくれます 
好天のおかげもあって
南・中央・北アルプス、八ヶ岳まで
ぐる〜っと見てえいます




さらに足を延ばして
西峰へ




西峰は山頂が広々していて
休憩にはもってこい
ゆっくり、のんびり
夏空と絶景を堪能します




植生も豊かで
山の各所に人の手が入っていて
守られています




日帰り登山でも
のんびり歩いて
この絶景に出会えます
雪が降ったら、また来たいな〜




復路は
分杭平のキャンプ場経由で
杖突峠へ





絶景を堪能したあと
明日の登山のために駒ヶ根へ移動
駒ヶ根の食事どころといえば、やはりここ
エネルギー満タンになりました

明日は
中央アルプス「三ノ沢岳」に登ります!



さて、ここまでお読みくださった方に問題です

このレポートの写真の中に
「蝶」は何頭(匹)いたでしょうか?

画像が粗くて、よく見えないものもあったかもしれませんが
わかったら教えてね



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南アルプス「鳳凰三山」2022.7.23-24 レポート

2022年7月23日(土)-24日(日)
南アルプス・鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)



<DAY・1>

鳳凰三山に登るルートはいくつかありますが
今回は「ドンドコ沢」からアプローチ




このルートの魅力は「滝」
「ドンドコ」の名の由来も
滝の音からきているとか




全部で4つの滝をめぐります
まず「南精進ヶ滝」
思った以上の迫力です




続いて「鳳凰の滝」
花崗岩へ流れ落ちてくる様が
うっとりするほど美しい
登山道から離れていたけれど
寄り道した甲斐がありました




「白糸の滝」は
そばまで行けず
登山道から見学




そしてラスボス「五色滝」
長さも水量もドンドコ沢随一
滝壺近くまで行けたので
滝しぶきを浴びさせてもらいましたが
合掌したくなるほどの神々しさでした




ところで
滝を見るといつも思うのですが
この水の始まりは
もともと土から浸み出た1滴
あるいはチョロチョロとしたわずかな流れだったはず
それらが沢山たくさん集まってきて
たまたま一気に落下する地形に出合ったとき
こうして驚くほどのエネルギーになる
水の流れ、自然の力ってすごいな、と




1時間ごとに滝の見所を通過しながら
休み休み登ってくれば
視線の先に地蔵岳の尖塔あらわる
ここまでくれば
今日のゴールまであと20分




鳳凰小屋に着きました
ここが今日の宿泊地
標高にして1,500m分登りました




水が豊富な
オールドファッションの山小屋
夜は満天の星が見られたそうです




<DAY・2>

朝5時
山小屋を出発




雲海の上を
力強く昇る太陽



その、のぼる力をいただきながら
花崗岩の白砂の上を進んでいく




振り返れば朝日
見上げればオベリスク
自然の美しさに満ちています




地蔵岳に着くと
向かいに甲斐駒の絶景
そして北アルプスの峰々が広がっていました




オベリスクの岩場を少しよじ登り
祠のところまで行ってみます




そこから眺める富士山が
またいいのです




何体ものお地蔵さんが立つ
賽の河原




そこから観音岳へ縦走
右手に広がる白峰三山の眺望を
たっぷり、ゆっくり味わいながら




岩場に咲く
タカネビランジ




下って、登って
観音岳
鳳凰山の最高点(2,841m)です




さらに薬師岳へ
快晴、微風のベストコンディション
夢のような縦走路を歩ける喜び
言葉はいらない




三座目「薬師岳」
後ろは北岳・間ノ岳・農鳥岳




ぽっかり浮かぶ雲
澄んだ青空
時間が許せばずっとここに居たい


後ろ髪引かれながら
下山開始
樹林帯の中へと戻っていきます
たくさん登ってきたから
たくさん下りますよ






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天狗岳1day 2022.7.10 レポート

2022年7月10日(日)
準高所トレーニング「天狗岳1day」



昨日の山ジム編笠山に続く
準高所トレーニングの2日目
日帰りで八ヶ岳・天狗岳を往復します




昨夜は唐沢鉱泉に前泊





鉱泉で英気を養ったおかげで
今朝は元気にスタートできました




出発直前まで雨が降っていたこともあり
苔の森は潤いたっぷり




そのみずみずしい森の中を
気持ちよく呼吸しながら
登っていきます




コースは西尾根
その第1展望台につきました




視界は真っ白だけど
この季節は
お花が目を楽しませてくれます









急登









急登




その繰り返しで
どんどん標高を上げ
気づけば2,646mの西天狗岳




そこからさらに
東天狗岳へ縦走
視界は依然真っ白だけど




このタイミングで
女王「コマクサ」登場




東天狗岳のピークも踏み




中山峠から黒百合ヒュッテ経由で
下山します




お昼過ぎ
唐沢鉱泉に帰着
トータル8時間半の長丁場でした




総勢13名が参加した本日の山行は
夏山に向けた準高所トレーニングであり
全員が一緒に歩く夏期最後の機会でもありました

冬の時期から
一緒にトレーニングをしてきたメンバー
途中、ケガや体調不良、環境の変化など
いろいろありながらも
コツコツと準備してきました
このあとは
それぞれの夏山チャレンジへと移っていきます

どうぞみなさまの
2022年夏山が充実しますように


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初夏のおでかけトレッキング「那須岳」 2022.6.26 レポート

2022年6月26日(日)
初夏のおでかけトレッキング「那須・茶臼岳」



「初夏のおでかけトレッキング」で
那須岳にやってきました
登山口に着いた途端、どしゃ降りの雨
1時間ほど雨宿りしてからのスタートとなりました




待った甲斐あって
その後は
ご覧のとおりの青空




青い空
雨上がりの空気
全部ぜんぶ
気持ちいい




「きれいだね〜」「気持ちいいね〜」
を繰り返しているうちに
峰の茶屋跡の赤い屋根が見えてきました




朝日岳と茶臼岳のコル
予定では、ここから朝日岳に登るばずでしたが
雨宿りで時間がなくなってしまったので
朝日岳とは記念写真だけに
次回は絶対登ろうね




ということで
本日のメインは主峰「茶臼岳」
じっくり味わって登りたいと思います




ふわ〜と山の向こうから
湧き上ってくる怪獣のような雲
自在に姿を変えながら
夏の訪れを告げています




表情豊かな空に向かって
足を進めていけば




展望の山頂です
朝の雨で下山した人が多かったようで
お鉢にはほとんど登山者がいません
風も那須岳とは思えないおだやかさ
絶好の機会とみて
このあとゴロンと寝転びました




ちょっと歩いては景色を眺め
岩のアートと共演してみたり




「おでかけ」時間を楽しみながら
山頂へ




絶景の中に身をゆだね
自然の威厳と美しさを享受した1日でした




下山後は
歴史ある「鹿の湯」温泉へ
46℃の湯は熟練者だけに許された聖域
私たちは、せいぜい
アッチッチのお湯を柄杓でチャッチャッ
でも、十分楽しかったのでした



さあて、次回の「おでかけトレッキング」は
10/16(日)と11/23(祝)に開催です
色づき始めた山でお会いできるように
ただいま準備を進めておりますので
「秋のおでかけ」も、どうぞお楽しみに!





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沢登りで行く那須三斗小屋温泉 2022.6.24-25 レポート

  2022年6月24日(金)-25(土)
沢登りで行く那須三斗小屋温泉


<DAY・1>

沢登りが気持ちいい季節になりました
そこで今回は少し足を延ばして
那須の沢へ




大川林道終点から歩くこと1時間
ここが那珂川源流の入渓ポイント




さっそく装備をつけて
沢へ!




思ったより水が冷たい
でも気温はぐんぐん上がっています
沢日和になりそうです




河童遊びにちょうどいい釜がありました
入渓して間もないですが
バシャーと肩までいきたいと思います




今年も河童先生登場
夏の風物詩が
見られて満足です




肩までつかったけど
太陽の強力パワーが
乾かしてくれます




その後も
沢音に包まれながら
気持ちのいいウォーターハイキングが続きます




ナメ滝を登ってみたり




急な滝は巻いてみたり




「今ここ」の連続で
ウォーターハイキングの面白さを再発見




ほどよく疲労してきた頃
登山道とぶつかりました
ここで沢とはお別れです




その後、登山道を1時間ほど歩くと
本日の宿泊地
三斗小屋温泉「煙草屋旅館」に到着




何はさておき、温泉へ!
ワイルドな野天風呂
これに入るためだけに
訪れる価値ありです




温泉でさっぱりした後は夕食です
太鼓が鳴ったら、即出陣!




ご飯は、盛り(量)が選べます
こちら「特盛・エベレスト」




こちら「小盛・馬おやじ」
お膳にのった料理は、どれもおいしく
宿の雰囲気もあったかく
くつろぎの三斗小屋温泉です




<DAY・2>

2日目はトレッキング
三斗小屋温泉から朝日岳を経由する
周回コースを歩きます




まずは三斗小屋温泉の源泉地へ




モクモク湧き出る温泉の煙
地球の鼓動を思わせる




眺望の稜線を歩いて
朝日岳へ




朝日岳から茶臼への縦走路で
那須特有の強風に遭遇
体ごと飛ばされそうでした




茶臼の横にまわりこむと
おだやかな山に一変




無間地獄から牛ヶ首へ




広々とした姥ヶ平から
ひょうたん池にも
ちょっと寄り道




変化に富んだ
美しいコースで
三斗小屋温泉へ帰還




頼んでおいたランチ
このおかげで
濡れて重くなった沢装備も
元気に背負って下山できました



沢あり温泉あり絶景あり
充実の那須2日間の旅
早くも三斗小屋温泉に行きたくなっています










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