4月の山ジム平日レポート

2015年4月9日(木)


桜の季節だというのに




昨日(4月8日)雪が降りました




急きょ軽アイゼンを用意して
山ジムにのぞみます




本日のコースは高水三山
御嶽駅から青梅駅方面に縦走します




登山道に雪が出てきました




銀世界です
奥多摩はだいぶ降ったようです




まずは1座目「惣岳山」
山頂にはだいぶ雪が残っています




しかも寒いです
先に着いたメンバーが
四股と突っ張りで体温を維持しています




続いて2座目の「岩茸石山」へ




すっかり雪がかぶってしまったアセビ
冷たそうです




登山道の雪が
さらに多くなってきました




視界も白くなってきました




惣岳山を出てから50分
岩茸石山の山頂に到着




本当なら
絶景が広がっているはずなんだけど…




まるで冬
今日はこの美しい雪景色を楽しむことにしましょう




足元に気をつけながら
3座目の「高水山」を越え




天之宮神社から軍畑駅へ下山すれば
高水三山は終了です




しかし、山ジムはこれだけでは終わりません
登り返して青梅丘陵ハイキングコースへ




時間が許す限り歩こうと思ったのですが




雷電山でタイムアップ
二俣尾駅へ下山することになりました




雪のおかげで思うように歩けず残念ではありましたが
雪道の歩行トレーニングになりました
春雪の山ジムも趣があってなかなかでした



【トレーニングDATA】
コース:御嶽駅ー惣岳山ー岩茸石山ー高水山ー榎峠ー雷電山ー二俣尾駅
性別:女性
目標有酸素ゾーン:122-148
トレーニング時間:7時間49分38秒
最大心拍数:173
平均心拍数:138
time in zone:5時間05分12秒
above:1時間48分14秒
below:56分12秒
消費エネルギー:3,434 kcal
*数字は休憩時間を含む


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「皆既月食を見るトレッキングとキャンプ」2015.4.4-5 レポート

1日目

春爛漫の伊豆にやってきました!




なぜ伊豆なのかといえば
海と山、そして月がよく見えるとっておきの場所があるからです





今宵は皆既月食
キャンプをしながら天体ショーを楽しみたいと思います



 
月が出るのはまだまだ先なので
まずは山へ出かけることにします




桜の花道のハイキングコース




暖かな陽射し、抜ける大空



 
目指す金冠山が見えてきました




金冠山の山頂は素晴らしい絶景ポイント




海を見下ろす大パノラマに
しばし酔いしれます




あまりにも天気がよくて気持ちがいいので
外でお茶をすることにしました



  
野点初体験
結構なお服加減でございました




キャンプ場に戻り
さっそくテントを設営します




ここなら月がバッチリ見えます
夜が楽しみ〜



 
テントが無事立ったら




お次は夕食づくり




駅前で仕入れた海鮮を網であぶったりして
月食の時間を待ちます




月食の時間になりましたが
月はもちろん、星1つ見えません…
夕方から雲行きがあやしくなり、
伊豆地方は厚い雲に覆われてしまったようです
残念です




2日目

おはようございます
今朝も、雨が降り出しそうな天気です




昨日と打って変わって気温も下がり肌寒いので
あたたかいスープで体温を上げます




朝食後、テントを撤収して
雨の森の散策に出かけることにしました



 
雨の森が想像以上に美しくて
感動してしまいました




森の命は
こうして水と太陽によって育まれ




圧倒的な存在となっていくのでしょう




皆既月食こそ見られなかったものの
春の山にどっぷりつかった充実の2日間でした




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「雪の北八ケ岳縦走3days」2015.3.27-29 レポート

1日目

サクラ咲く3月下旬
標高2000mの北八ヶ岳の大地はいまだ真っ白




とはいえ気温と風は「春」
厳冬期の雪山とは比較にならない暖かさ




ぽかぽかを通り越して
むしろ暑い





太陽が高くなるにつれ
気温はグングン上がっていく




足元の雪は水分を含んだシャーベット状
これが春の雪山のなのだ




本日は坪庭から三ツ岳経て
北横岳まで行く予定




絶景の三ツ岳をI峰からII峰へ




そしてIII峰へ




360度広がる絶景
雲1つない空へ黙々と登頂を続ける




ひと山越えたところに
「北横岳ヒュッテ」がひょっこり現れた




小屋に荷物をデポし
北横岳へアタック!




大展望の北横岳山頂に
着いたよぉー




本日お世話になるのはここ




オンナ11人
名物鍋に盛り上がった夜は
まるで修学旅行のようだった




2日目

朝食を済ませ早々に行動開始
アイゼン、ちゃんと履けた〜?




山に来る楽しみの1つは、広大な空を眺めること
でも今朝は、残念ながら雲に覆われてしまった




本日は約9時間のロングコース
どこかで青空が見えるといいな




その願いは早くも叶う
縞枯山展望台で北アルプスがくっきり見え始め




続く茶臼山展望台でも
風がどんどん雲を流してくれたおかげで




白駒池で青空とご対面
太陽も出てきたので
池の氷が溶けるのではないかとハラハラドキドキ




そんな心配をよそに
怖い物知らずの10人は凍った池の上でジャ〜〜ンプ!!




白駒池で遊び過ぎたみたい
さっさと高見石へ向かいましょ




「高見石」




「中山」
と絶景ポイントが続く夢の縦走路




120%幸せな気持ちで満たされ
ずっとこうしていたくなる



3日目

最終日は
黒百合ヒュッテを拠点に雪山講習と雪遊び




向かうは「天狗の庭」





天狗岳が間近に見えるステキな場所





よさげな斜面を見つけ
まずは整地




そしてテスト滑降





準備が整ったところで
いよいよチーム対抗ソリリレー




ヨーイ、ドン! で走り出し
斜面を登って





滑り降り




次の人にバトンタッチ




1人2周走り終わって
スコップを先に取ったチームが優勝




リレーではしゃいだ後は
気持ちを切り替え雪上訓練



 
黒百合ヒュッテに戻って一服したら、渋ノ湯に下山
遊んで、学んで、春の雪山をたっぷり満喫した3日間

ああ…
この後、日常に戻れるんだろうか…



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長く歩く「浅間嶺から温泉へ」2015.3.22 レポート

2015年3月22日(日)
奥多摩に「春」を探しにやってきました



起点は「払沢の滝」
ここからロングトレッキングが始まります



払沢の滝に続く道は
檜のチップが敷きつめられたセラピーロード




清流沿いの道なので気持ちいい




すっかり
水ぬるむ季節になりました




日本の滝百選にもなっている名瀑「払沢の滝」です




深い滝壺には大蛇が棲んでいた
という伝説があるとか




帰り際、手作りの木工細工の「ゆうびん館」にもお立ち寄り
すっかり観光気分です




よく晴れました
馬頭刈尾根がよく見えます




里から山へ入る林道沿いで
春を告げる福寿草に出会いました




こちらはアズマイチゲでしょうか




もちろん梅も




すぐ近くで「ホーホケキョ」の声
奥多摩は春爛漫です




武蔵と甲斐をつないだいにしえの道
今日はここを登っていきます




苔むした
趣のある道です




日曜日だというのに、だあれもいない
静かで平和な山道




森のあちこちに春を探しながら歩く
至福の時間




ついでにユニークな樹も発見




すっかり春に見とれてしまった
先を急がねば




登ること1時間半
落葉樹の道に出ると山頂はまもなくです




浅間嶺の頂上に着きました
パノラマが広がる開放的な山頂です




少し風が出ていますが、
遠くの山並を見渡せる素晴らしい眺望の山




山頂でしっかり休憩をとったので
再び浅間尾根を歩きます




数馬に下山する道には
ふきのとう




そして本日のゴール「数馬の湯」
歩行距離15km、7時間ロングトレキングでした
つるつるの温泉で1日の疲れを癒やして帰りましょう






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TRACEワークショップ「バテ〜ず」2015.3.21 レポート

TRACEワークショップの第3回目「バテ〜ず」

登山でバテないための歩き方を学ぶ講座です
今回も高尾山で開催




バテない対策にはいろいろありますが
今日は「今すぐできる方法」を学びます




それは「持っている体力をうまく使う」ということです
これなら、体力がない人でも即使えます




大事なのは、できるだけ省エネで歩くこと




1つ目のポイントは重心移動です




重心の下に足が来るように歩きます
そうすることで無駄なエネルギー消費をかなり防ぐことができます




2人組になって
重心移動の感覚をつかみます




実際の動きの中でも再現してみます




2つ目のポイントは、心拍数
変動を大きくさせないことが省エネにつながります
一人ずつ先頭を歩いて適切な歩行スピードを体感します




バテないスピードで歩くのは難しいようで
山頂直下の階段では
案の定かなりのハイペースになってしまいました




後半のパートでは
太ももの力をできるだけ使わずに歩く方法を学んでいきます




無駄に力を入れない歩きができると
「すべらない・痛めない・バテない」
つまりすべて共通しているのです




再び一人ずつ先頭になって歩いてみると
前半よりずっとペース配分がうまくなっていました
歩き方の意識が高まったせいでしょう




下りでも、前もものブレーキを使わない歩きを徹底練習
歩きの質が高まることで
最後までバテずに山を歩ききることができます



「すべら〜ず」「いため〜ず」「ばて〜ず」と
3回シリーズでワークショップを開催してきました。
次回のワークショップは秋以降に開催予定。
楽しい登山でこわい思いや辛い思いをしないように
盤石の歩行スキルを身につけていきましょう。
またのご参加をお待ちしています!




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