沢登り「湯沢噴泉塔を探検」2017.5.28 レポート
はじめての体験は
それが何であってもワクワクドキドキするものです
はじめて山登りをしたときもそうでした
低山から高山へ
ハイキングから岩登りへ
新しい山の楽しみ方に出会うたびに
胸躍らせてきたものです

そして、今日
また新たな世界の扉を開けてしまいました

ジャーン!
沢登りです
奥鬼怒にある「湯沢」という沢を登って
天然記念物の噴泉塔を見に行くのが今日の目的

整備された道もあるのですが
私達は「地図読み探検」しながら向かうことにします

いでたちは、すでに沢登りスタイル
靴のソールがフェルト素材なので
歩くとフワフワします
さて
このへんから沢に下りていきますか

一般登山道ではないので
草や枝をかき分けながら進んでいきます
なんとか沢に出ました
地図で進行方向を確認

そして徒渉
濡れるのが前提の装備なのですが
なぜか最初の一歩は勇気が…
結局、一度濡れてしまえばなんてことはない
ジャブジャブジャブ
濡れても足が冷えないネオプレーンソックスが威力発揮中

沢の中を歩いたり
河原を歩いたり
草付の急斜面を高まきしたりしながら
沢をつめていき

硫黄のにおい、沢が温かい〜
と思ったら
広河原の湯に出ていました
ここは野天湯
源泉は熱いですが
沢の水と混じると適温
休憩を兼ねて温まることに

できれば、ずっと温まっていたかったのですが
目的地まであともう少し頑張ることにします

流れが急な場所もあるので注意
整備された遊歩道であっても
徒渉箇所は何箇所も出てきます
道も悪いので、気軽に来られる場所ではありません
対岸に咲いていたしゃくなげ
アドレナリンが出ている一行を
なごませてくれました

アドベンチャーな時間は続きます
お次はここ
入門者には激流に見えます

最終的には腰のあたりまでつかりながら
沢と格闘すること2時間
温泉が湧き出ている
ポイントまできました
ここに卵をつけておくと温泉卵ができるそうなので
さっそくセットしてみます(黒メッシュの中がたまご)

そこから歩いて約10分

本日の目的地
湯沢噴泉塔に到着

圧巻です

ゴウゴウと流れる滝の脇から
温泉が出ています

そしてこれが噴泉塔
温泉成分によってできた自然の造形物

一人サイズの温泉もありますが
時間が迫っているので、早々に下山開始
温泉卵ポイントに戻ってくると…
できてました!
ワンパクした後なので、おいしさ格別
はじめての沢登りは
地図読み探検も加わったせいか刺激的な体験が満載でした
心地いい疲労を感じつつ
心はもう次回の沢登りへ
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それが何であってもワクワクドキドキするものです
はじめて山登りをしたときもそうでした
低山から高山へ
ハイキングから岩登りへ
新しい山の楽しみ方に出会うたびに
胸躍らせてきたものです
そして、今日
また新たな世界の扉を開けてしまいました
ジャーン!
沢登りです
奥鬼怒にある「湯沢」という沢を登って
天然記念物の噴泉塔を見に行くのが今日の目的
整備された道もあるのですが
私達は「地図読み探検」しながら向かうことにします
いでたちは、すでに沢登りスタイル
靴のソールがフェルト素材なので
歩くとフワフワします
さて
このへんから沢に下りていきますか
一般登山道ではないので
草や枝をかき分けながら進んでいきます
なんとか沢に出ました
地図で進行方向を確認
そして徒渉
濡れるのが前提の装備なのですが
なぜか最初の一歩は勇気が…
結局、一度濡れてしまえばなんてことはない
ジャブジャブジャブ
濡れても足が冷えないネオプレーンソックスが威力発揮中
沢の中を歩いたり
河原を歩いたり
草付の急斜面を高まきしたりしながら
沢をつめていき
硫黄のにおい、沢が温かい〜
と思ったら
広河原の湯に出ていました
ここは野天湯
源泉は熱いですが
沢の水と混じると適温
休憩を兼ねて温まることに
できれば、ずっと温まっていたかったのですが
目的地まであともう少し頑張ることにします
流れが急な場所もあるので注意
整備された遊歩道であっても
徒渉箇所は何箇所も出てきます
道も悪いので、気軽に来られる場所ではありません
対岸に咲いていたしゃくなげ
アドレナリンが出ている一行を
なごませてくれました
アドベンチャーな時間は続きます
お次はここ
入門者には激流に見えます
最終的には腰のあたりまでつかりながら
沢と格闘すること2時間
温泉が湧き出ている
ポイントまできました
ここに卵をつけておくと温泉卵ができるそうなので
さっそくセットしてみます(黒メッシュの中がたまご)
そこから歩いて約10分
本日の目的地
湯沢噴泉塔に到着
圧巻です
ゴウゴウと流れる滝の脇から
温泉が出ています
そしてこれが噴泉塔
温泉成分によってできた自然の造形物
一人サイズの温泉もありますが
時間が迫っているので、早々に下山開始
温泉卵ポイントに戻ってくると…
できてました!
ワンパクした後なので、おいしさ格別
はじめての沢登りは
地図読み探検も加わったせいか刺激的な体験が満載でした
心地いい疲労を感じつつ
心はもう次回の沢登りへ
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5月の平日山ジム レポート
2017年5月16日(火)

平日山ジムも
日曜日に続き、秩父にやってきました

スタートは芦ヶ久保駅
武甲山も近くに見えます

ウォームアップは日向山
琴平神社の鳥居をくぐり
急な階段を登ります

まもなく日向山の頂上

そこから一旦里に下ります

山の花道とよばれる場所で
ツツジが満開でした
日向山分岐までの急登を利用して
インターバルトレーニング
しょんぼり歩いているように見えますが
今は、上げた心拍を下げるためのレストです

160まで上げて
今、135まで落ちてきました
ゾーンの下112までなんとか下げないと

インターバルのあと
ロングスローディスタンス
各自の有酸素ゾーン内で歩いて
インターバルの疲労を回復させます

今日も新緑が美しい

そして、丸山までの登りで
今一度心拍を上げます
最後までスピードをゆるめず
自己ベストで歩くトレーニングです

ここから3時間はスピードハイク

サクサク歩いて
定峰橋バス停でトレーニング終了
7時間弱のトレーニングで
しっかり脂肪燃焼と体力アップがはかれました
【トレーニングDATA】
コース:芦ヶ久保駅ー日向山ー丸山ー川木沢ノ頭ー定峰峠ー定峰橋(バス)
性別:女性
有酸素ゾーン(目標心拍ゾーン):117-152
最大心拍数:163
平均心拍数:118
トレーニング時間:6時間52分41秒
time in zone(ゾーン内):3時間00分49秒
above(ゾーン以上):15分17秒
below(ゾーン以下):3時間36分35秒
消費エネルギー:2,442kcal
*数字は休憩時間を含む
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平日山ジムも
日曜日に続き、秩父にやってきました
スタートは芦ヶ久保駅
武甲山も近くに見えます
ウォームアップは日向山
琴平神社の鳥居をくぐり
急な階段を登ります
まもなく日向山の頂上
そこから一旦里に下ります
山の花道とよばれる場所で
ツツジが満開でした
日向山分岐までの急登を利用して
インターバルトレーニング
しょんぼり歩いているように見えますが
今は、上げた心拍を下げるためのレストです
160まで上げて
今、135まで落ちてきました
ゾーンの下112までなんとか下げないと
インターバルのあと
ロングスローディスタンス
各自の有酸素ゾーン内で歩いて
インターバルの疲労を回復させます
今日も新緑が美しい
そして、丸山までの登りで
今一度心拍を上げます
最後までスピードをゆるめず
自己ベストで歩くトレーニングです
ここから3時間はスピードハイク
サクサク歩いて
定峰橋バス停でトレーニング終了
7時間弱のトレーニングで
しっかり脂肪燃焼と体力アップがはかれました
【トレーニングDATA】
コース:芦ヶ久保駅ー日向山ー丸山ー川木沢ノ頭ー定峰峠ー定峰橋(バス)
性別:女性
有酸素ゾーン(目標心拍ゾーン):117-152
最大心拍数:163
平均心拍数:118
トレーニング時間:6時間52分41秒
time in zone(ゾーン内):3時間00分49秒
above(ゾーン以上):15分17秒
below(ゾーン以下):3時間36分35秒
消費エネルギー:2,442kcal
*数字は休憩時間を含む
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5月の山ジム レポート
2017年5月14日(日)

山ツツジの美しい季節です
本日は秩父の「ツツジ山」に登ります

起点は正丸駅
ここから下山場所の金昌寺バス停まで
約14キロの行程

歩き始める前にコースの特徴とトレーニングポイントを確認
いつものことですが
本日もロングコースです

昨日雨が降ってくれたおかげで
だいぶ涼しく
山ジム日和

駅から30分ほど歩いてウォームアップは完了
この登りからは
各自の心拍ゾーンで歩いていくことにします

三久保峠を経て
ツツジ山へ

ツツジ山を選んだもうひとつの理由は
急登
体力アップに最適なコースだからです

一旦、集合して
ここからインターバルトレーニングに入ります

1分間、心拍数を上げたら
次の3分で落とす
これを6セット繰り返します

一度心拍が上がると
3分間で落とすのは大変
立ち止まらない程度のゆっくり歩きで
呼吸もしっかり意識して下げます

新緑がまぶしい
5月の山はほんとうにキレイ

インターバルを行っているうちに
ツツジ山につきました

ツツジを期待してきたのですが
まだ早いのでしょうか
山頂にほんの少しある程度でした

ここでしっかりエネルギー補給をして
後半戦へ

後半は、刈場坂峠から
丸山を目指すコースです

このパートはアップダウンがゆるやかなので
ゾーンを下回らないように
コントロールしないといけません
ほら、下がってしまいました

大野峠から丸山までの30分の登りは
自己ベストで歩くパートになりました
ちょっと頑張る登山で丸山展望台に到着
出し切ったのでヘトヘトです

ですが、休憩はせず
荷物だけ置いたら
最後尾のメンバーを迎えにいきます
この頑張りが強固な体力の基礎になっていくのです
お迎え組みが戻ってきました
下りは県民の森から金昌寺へ
2時間もの長い下りですが
これもトレーニング
本番の山では下山の体力も不可欠だからです

ゴールはツツジが美しい金昌寺
7時間近いトレーニング、終了です
お疲れさまでした!
夏山に向けての体力づくりは
最低3カ月前から行うことをおすすめします
8月の山行なら、始めるのは今
山ジム+αをみっちり行い
スイスイ登れる体力を身につけましょう
【トレーニングDATA】
コース:正丸駅ー大都津路山ー刈場坂峠ー丸山ー金昌寺バス停
性別:女性
有酸素ゾーン(目標心拍ゾーン):117-152
最大心拍数:194
平均心拍数:139
トレーニング時間:6時間47分58秒
time in zone(ゾーン内):5時間21分13秒
above(ゾーン以上):1時間14分29秒
below(ゾーン以下):12分16秒
消費エネルギー:3,105kcal
*数字は休憩時間を含む
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山ツツジの美しい季節です
本日は秩父の「ツツジ山」に登ります
起点は正丸駅
ここから下山場所の金昌寺バス停まで
約14キロの行程
歩き始める前にコースの特徴とトレーニングポイントを確認
いつものことですが
本日もロングコースです
昨日雨が降ってくれたおかげで
だいぶ涼しく
山ジム日和
駅から30分ほど歩いてウォームアップは完了
この登りからは
各自の心拍ゾーンで歩いていくことにします
三久保峠を経て
ツツジ山へ
ツツジ山を選んだもうひとつの理由は
急登
体力アップに最適なコースだからです
一旦、集合して
ここからインターバルトレーニングに入ります
1分間、心拍数を上げたら
次の3分で落とす
これを6セット繰り返します
一度心拍が上がると
3分間で落とすのは大変
立ち止まらない程度のゆっくり歩きで
呼吸もしっかり意識して下げます
新緑がまぶしい
5月の山はほんとうにキレイ
インターバルを行っているうちに
ツツジ山につきました
ツツジを期待してきたのですが
まだ早いのでしょうか
山頂にほんの少しある程度でした
ここでしっかりエネルギー補給をして
後半戦へ
後半は、刈場坂峠から
丸山を目指すコースです
このパートはアップダウンがゆるやかなので
ゾーンを下回らないように
コントロールしないといけません
ほら、下がってしまいました
大野峠から丸山までの30分の登りは
自己ベストで歩くパートになりました
ちょっと頑張る登山で丸山展望台に到着
出し切ったのでヘトヘトです
ですが、休憩はせず
荷物だけ置いたら
最後尾のメンバーを迎えにいきます
この頑張りが強固な体力の基礎になっていくのです
お迎え組みが戻ってきました
下りは県民の森から金昌寺へ
2時間もの長い下りですが
これもトレーニング
本番の山では下山の体力も不可欠だからです
ゴールはツツジが美しい金昌寺
7時間近いトレーニング、終了です
お疲れさまでした!
夏山に向けての体力づくりは
最低3カ月前から行うことをおすすめします
8月の山行なら、始めるのは今
山ジム+αをみっちり行い
スイスイ登れる体力を身につけましょう
【トレーニングDATA】
コース:正丸駅ー大都津路山ー刈場坂峠ー丸山ー金昌寺バス停
性別:女性
有酸素ゾーン(目標心拍ゾーン):117-152
最大心拍数:194
平均心拍数:139
トレーニング時間:6時間47分58秒
time in zone(ゾーン内):5時間21分13秒
above(ゾーン以上):1時間14分29秒
below(ゾーン以下):12分16秒
消費エネルギー:3,105kcal
*数字は休憩時間を含む
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奥秩父主脈縦走 2017.5.4-7 レポート
長い休みがとれたときにしか行けない山、
歩けないコースがあります
そのひとつが「奥秩父主脈」
奥多摩から瑞牆山まで続く約70kmの大縦走路を
GWの4日間、テント泊で歩いてきました
例年より多い残雪、雨や雪が降る可能性もあるなか
至上最強な山行となりました
DAY1・5/4(祝)
新地平バス停ー雁峠ー笠取小屋(テント泊)
当初は、奥多摩のサオラ峠から入山する予定でしたが
甲武信岳から金峰山あたりの残雪が例年より多いということで
1日目のコースを大幅にショートカット

塩山駅からバスで1時間
新地平バス停がこの旅のスタート地点になりました

ついに大縦走の幕開き

3泊4日のテント泊
軽量・コンパクト化につとめたつもりでも
60リットルザックはパンパン
総重量は15kg超

慣れない荷物を背に
沢沿いの林道をゆっくりトレッキング

3時間半ほどで眺望の雁峠
初日にしてこの絶景
ワクワクがおさまりません

あまりにも気持ちいい場所なので、しばし…
背中に地熱を感じます

そろそろ行かないとね
本日のテント場まで、もうひと頑張り
笠取小屋に無事到着
テントを張り
1日目の行程終了を祝います
今日だけは
ちょっと贅沢させていただきますね
夕日が山肌を照らす時間帯
美しさにうっとりしつつも
気になるのは明日の空
どうか晴れますように…
DAY2・5/5(祝)
笠取小屋ー雁峠ー雁坂峠ー破風山避難小屋-甲武信小屋(テント泊)

朝5時前にテントを撤収して
行動開始
笠取山越しのご来光
さらに高度をかせぐと
富士山の姿も見えてきました

この縦走中、最長距離を歩くことになる本日
覚悟してゆかねば
稜線に出ると風は意外とおだやか
なので、本日2回目の朝食を
富士山も特等席で観賞
甲武信ヶ岳に続く稜線
この尾根をずっと歩いていくことになるのです

「雁坂峠」まで来ました
ここに来ることも、この旅の楽しみでした

南アルプスの三伏峠、北アルプスの針ノ木峠とならぶ
日本三大峠のひとつだそうです

雁坂峠から先は
シラビソの縞枯れ現象
北八ヶ岳を思い出します

行動開始から7時間半で東破風山のピーク
今日は午後から雨の予報
雲がだいぶ増えました

破風山は東と西にピークをもつ巨大な双耳峰
甲武信ヶ岳に向かうには
西破風山も越えなければなりません

西破風山から下ったコルで作戦会議
今日はこの避難小屋に泊まってもいいんだよ、どうする?

迷ったあげく
あと2時間歩いて
予定通り「甲武信小屋」へ向かうことに

が、その決断を早々に後悔
半端なくきつい…
でももう
登るしか…
DAY3・5/6(土)
甲武信小屋ー甲武信ヶ岳ー国師ヶ岳ー大弛峠(テント泊)
おはようございます
ただいま午前4時半
甲武信ヶ岳の山頂です
縦走3日目
本日も先を急ぐもので
ご来光は樹林帯の中で拝ませていただきます

昨日ヘトヘトで甲武信小屋につき
テント設営、夕食と
やるべきことを済ませるとあっという間に19時半
即効寝袋にもぐりこみ、今朝は2時に起床しました
昨日に続き
枝をかき分けかき分け進んでいきます
荷物が大きいので、こうした道は苦労します

でもそんな苦労も吹き飛ぶ
素晴らしい絶景とまたご対面

右奥にゴールの金峰山も見えてきました
左手の山は
本日越えねばならぬ国師ヶ岳
昨日の破風山に匹適する大ボスです

国師ヶ岳へは
一度コルに下って
そこから大きく登り返していきます

ここらあたりで
踏み抜きがだいぶ多くなってきたので

ワカンを装着することに

甲武信ヶ岳から先はワカンが必須と聞いていたわりには
ここまでの6時間、ワカンなしで歩いてこられました
でもこの先はさすがに厳しそう

行動開始から9時間
テント装備、踏み抜き、アイゼン+ワカン装着などにより
通常の登山の倍以上もの体力を消耗しながら
亀のようなスピードで歩いております

ああ…やっと…国師ヶ岳につきましたよ
本日最後のピーク
そう思ったら、俄然元気が出てきました
元気よく大弛峠まで下り
縦走最後の夜を迎えます
寂しさと安堵感
長く山に入っていると複雑な気持ちになります
この夜、予報よりだいぶ遅れて雨が降り出しました
午後には降られると思っていたので
こらえてくれた雨雲に感謝です
DAY4・5/7(日)
大弛峠ー朝日岳ー金峰山ー大日岩ー瑞牆山荘

おはようございます
縦走最終日の午前4時
全員元気に大弛峠を出発です

今日も森の中でご来光
天気は快晴

縦走中、何度も見た富士の絶景
昨日と今日でまた違う

だから
いつも新鮮な感動があるし

いつまでも
見ていたくなる
ビューポイントから目を凝らしてみると
金峰山の五丈石が見えました
確実にゴールは近づいています

さあ、この樹林帯を登りきれば
大展望の稜線ですよ

出ました

ここからは空と雲の世界

金峰山山頂まで
至福の空中散歩

この岩をくぐると
金峰山の頂上です
そこから岩場をつたって

五丈石へ

気が遠くなるほどの距離を歩いて
ようやく最終ピークにだどりつきました
あんなに小さく見えていたこの石も
今は目の前

奥秩父主脈は瑞牆山まで続いていますが
わたしたちは金峰山で下山
単に4日間山を歩いた充足感とはまた違う
文字通り、山あり谷ありの44km縦走でした

身体は満身創痍
マインドはフルネス
一緒に歩いてくれたみんなに
ありがとう
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歩けないコースがあります
そのひとつが「奥秩父主脈」
奥多摩から瑞牆山まで続く約70kmの大縦走路を
GWの4日間、テント泊で歩いてきました
例年より多い残雪、雨や雪が降る可能性もあるなか
至上最強な山行となりました
DAY1・5/4(祝)
新地平バス停ー雁峠ー笠取小屋(テント泊)
当初は、奥多摩のサオラ峠から入山する予定でしたが
甲武信岳から金峰山あたりの残雪が例年より多いということで
1日目のコースを大幅にショートカット
塩山駅からバスで1時間
新地平バス停がこの旅のスタート地点になりました
ついに大縦走の幕開き
3泊4日のテント泊
軽量・コンパクト化につとめたつもりでも
60リットルザックはパンパン
総重量は15kg超
慣れない荷物を背に
沢沿いの林道をゆっくりトレッキング
3時間半ほどで眺望の雁峠
初日にしてこの絶景
ワクワクがおさまりません
あまりにも気持ちいい場所なので、しばし…
背中に地熱を感じます
そろそろ行かないとね
本日のテント場まで、もうひと頑張り
笠取小屋に無事到着
テントを張り
1日目の行程終了を祝います
今日だけは
ちょっと贅沢させていただきますね
夕日が山肌を照らす時間帯
美しさにうっとりしつつも
気になるのは明日の空
どうか晴れますように…
DAY2・5/5(祝)
笠取小屋ー雁峠ー雁坂峠ー破風山避難小屋-甲武信小屋(テント泊)
朝5時前にテントを撤収して
行動開始
笠取山越しのご来光
さらに高度をかせぐと
富士山の姿も見えてきました
この縦走中、最長距離を歩くことになる本日
覚悟してゆかねば
稜線に出ると風は意外とおだやか
なので、本日2回目の朝食を
富士山も特等席で観賞
甲武信ヶ岳に続く稜線
この尾根をずっと歩いていくことになるのです
「雁坂峠」まで来ました
ここに来ることも、この旅の楽しみでした
南アルプスの三伏峠、北アルプスの針ノ木峠とならぶ
日本三大峠のひとつだそうです
雁坂峠から先は
シラビソの縞枯れ現象
北八ヶ岳を思い出します
行動開始から7時間半で東破風山のピーク
今日は午後から雨の予報
雲がだいぶ増えました
破風山は東と西にピークをもつ巨大な双耳峰
甲武信ヶ岳に向かうには
西破風山も越えなければなりません
西破風山から下ったコルで作戦会議
今日はこの避難小屋に泊まってもいいんだよ、どうする?
迷ったあげく
あと2時間歩いて
予定通り「甲武信小屋」へ向かうことに
が、その決断を早々に後悔
半端なくきつい…
でももう
登るしか…
DAY3・5/6(土)
甲武信小屋ー甲武信ヶ岳ー国師ヶ岳ー大弛峠(テント泊)
おはようございます
ただいま午前4時半
甲武信ヶ岳の山頂です
縦走3日目
本日も先を急ぐもので
ご来光は樹林帯の中で拝ませていただきます
昨日ヘトヘトで甲武信小屋につき
テント設営、夕食と
やるべきことを済ませるとあっという間に19時半
即効寝袋にもぐりこみ、今朝は2時に起床しました
昨日に続き
枝をかき分けかき分け進んでいきます
荷物が大きいので、こうした道は苦労します
でもそんな苦労も吹き飛ぶ
素晴らしい絶景とまたご対面
右奥にゴールの金峰山も見えてきました
左手の山は
本日越えねばならぬ国師ヶ岳
昨日の破風山に匹適する大ボスです
国師ヶ岳へは
一度コルに下って
そこから大きく登り返していきます
ここらあたりで
踏み抜きがだいぶ多くなってきたので
ワカンを装着することに
甲武信ヶ岳から先はワカンが必須と聞いていたわりには
ここまでの6時間、ワカンなしで歩いてこられました
でもこの先はさすがに厳しそう
行動開始から9時間
テント装備、踏み抜き、アイゼン+ワカン装着などにより
通常の登山の倍以上もの体力を消耗しながら
亀のようなスピードで歩いております
ああ…やっと…国師ヶ岳につきましたよ
本日最後のピーク
そう思ったら、俄然元気が出てきました
元気よく大弛峠まで下り
縦走最後の夜を迎えます
寂しさと安堵感
長く山に入っていると複雑な気持ちになります
この夜、予報よりだいぶ遅れて雨が降り出しました
午後には降られると思っていたので
こらえてくれた雨雲に感謝です
DAY4・5/7(日)
大弛峠ー朝日岳ー金峰山ー大日岩ー瑞牆山荘
おはようございます
縦走最終日の午前4時
全員元気に大弛峠を出発です
今日も森の中でご来光
天気は快晴
縦走中、何度も見た富士の絶景
昨日と今日でまた違う
だから
いつも新鮮な感動があるし
いつまでも
見ていたくなる
ビューポイントから目を凝らしてみると
金峰山の五丈石が見えました
確実にゴールは近づいています
さあ、この樹林帯を登りきれば
大展望の稜線ですよ
出ました
ここからは空と雲の世界
金峰山山頂まで
至福の空中散歩
この岩をくぐると
金峰山の頂上です
そこから岩場をつたって
五丈石へ
気が遠くなるほどの距離を歩いて
ようやく最終ピークにだどりつきました
あんなに小さく見えていたこの石も
今は目の前
奥秩父主脈は瑞牆山まで続いていますが
わたしたちは金峰山で下山
単に4日間山を歩いた充足感とはまた違う
文字通り、山あり谷ありの44km縦走でした
身体は満身創痍
マインドはフルネス
一緒に歩いてくれたみんなに
ありがとう
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残雪の木曽駒ケ岳 2017.4.29-30 レポート
2017年4月29日(土)-30日(日)
中央アルプスの主峰
木曽駒ケ岳(2,956m)に登頂する2日間
残雪の山をたっぷり楽しみたいと思います
DAY1・4/29
千畳敷カールーホテル千畳敷

2,600mの千畳敷カールまで
ロープウェイで一気に登ってきました

午後から天気が崩れるため
今日は千畳敷カールにとどまって雪上訓練
雪崩に備えた訓練とその道具の使い方を習得
このあと、予報通り天候が崩れ、雷になりました
DAY2・4/30
千畳敷カールー木曽駒ケ岳山頂ー千畳敷カール

午前4時
雪が固いうちに駒ヶ岳山頂を目指して出発

だんだんと夜が明け始め

朝日を見ながら
山頂を目指します

先行者はいません
トレースのない神聖な山に
私たちだけがいます

6:20分 木曽駒ヶ岳登頂
強風ながら視界は良好
順調に下山して
8時前には千畳敷カールに戻ってきました
ただいま!
頂上を踏んできたよ

始発のリフトが着くなり
斜面には登山者の行列ができました
日帰り登山も不可能ではありませんが
高度順応と静かな山を楽しむなら
1泊2日がおすすめです
雪山から下りると
ふもとの里は春でした

山の余韻とともに
地元のグルメと桜を楽しんでから帰ることにします
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中央アルプスの主峰
木曽駒ケ岳(2,956m)に登頂する2日間
残雪の山をたっぷり楽しみたいと思います
DAY1・4/29
千畳敷カールーホテル千畳敷
2,600mの千畳敷カールまで
ロープウェイで一気に登ってきました
午後から天気が崩れるため
今日は千畳敷カールにとどまって雪上訓練
雪崩に備えた訓練とその道具の使い方を習得
このあと、予報通り天候が崩れ、雷になりました
DAY2・4/30
千畳敷カールー木曽駒ケ岳山頂ー千畳敷カール
午前4時
雪が固いうちに駒ヶ岳山頂を目指して出発
だんだんと夜が明け始め
朝日を見ながら
山頂を目指します
先行者はいません
トレースのない神聖な山に
私たちだけがいます
6:20分 木曽駒ヶ岳登頂
強風ながら視界は良好
順調に下山して
8時前には千畳敷カールに戻ってきました
ただいま!
頂上を踏んできたよ
始発のリフトが着くなり
斜面には登山者の行列ができました
日帰り登山も不可能ではありませんが
高度順応と静かな山を楽しむなら
1泊2日がおすすめです
雪山から下りると
ふもとの里は春でした
山の余韻とともに
地元のグルメと桜を楽しんでから帰ることにします
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