5月の山ジムレポート

2013年5月26日
今月の山ジムは、秩父・長瀞アルプスにて開催



すでに夏のような暑さの長瀞アルプス
ロウバイの時期とはまるで違う山を歩いているようです



この夏、3000メートル級の山を目指している方
長期縦走の予定がある方などが
体力アップトレーニングを兼ねて参加してくださいました



今回のテーマは「バテない歩きを身につけよう!」
疲労しない、安全な歩き方のポイントを武田ガイドがレクチャー


長瀞アルプスから宝登山へ抜け、長瀞駅へ抜けるコース
計5時間ほどの行程でした
トレーニングDATAの一例は下記の通り


【トレーニングDATA】
コース:野上駅〜長瀞アルプス〜神まわり〜宝登山〜長瀞駅
性別:女性
目標有酸素ゾーン:117-148
トレーニング時間(休憩含):5時間11分16秒
最大心拍数:191
平均心拍数:132
time in zone:2時間21分44秒
above:1時間09分40秒
below:1時間21分46秒
消費エネルギー:2,135kcal


次回6月9日は、山中湖で開催します
夏までに体力アップされたい方、ふるってご参加を!

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残雪&花の「谷川岳」(2013.6.1)レポート

2013年6月1日(土)
夏道の雪がほとんど解けてきたとの情報を耳にし、谷川岳へ向かいました
じつは、谷川岳に登るのは約9年ぶりです



土合口からロープウェイで天神平へ
ひんやりした風が吹く先に、堂々たるツインピークス
「お久しぶりです、タニガワ」



登山道の一部にまだ雪が残っていましたが
軽アイゼンがあれば十分



眼前に谷川岳の稜線をとらえながら
新緑のトレイルを登っていきます




谷川岳はお花の季節
花好きでなくてもココロトキメク



シラネアオイに


イワナシ


イワカガミ…
ほかは、数種類しかわからない
この時期は花図鑑必携ですね



天狗の留まり場を過ぎたあたりから
ぐっと視界が開けてきます



高山植物に励まされながら高度をかせぎ



トマの耳に到着



15分ほどでオキの耳に



少し雲が多くなりました
でも眺望はサイコーです



一の倉沢側をのぞき込むと
そこにはまだ蕾のシャクナゲ


岩あり、花あり、残雪あり
タニガワ満喫の1日でした



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新緑!爽快!「棒ノ折山」トレッキング(2013.5.25)レポート

5月25日(土)
奥多摩と奥武蔵山系にまたがる
「棒ノ折山」(969m)にやってきました


「さわらびの湯」バス停で下車し
有間ダムをまわりこみ



白谷沢登山口へ
曇り空でも空気は爽快
5月の週末ハイクにぴったりな天候



棒ノ折山といえば、
渓流の音、沢沿いを登る清涼トレイルが魅力



滝やゴルジュ(峡谷)も目白押しで楽しさも満点
ただし滑りやすいので、足元注意です



岩茸石の中に入ってみました




下山後、温泉〜野フェスで軽く打ち上げ
終日、空の下で過ごし、山の空気もたくさん吸って、充電完了!
棒ノ折山は、これからの季節もおすすめです




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「目指せ、ネパール!」レポート


YALA peak 4/29

昨年より、ひそかなプロジェクトとして進行しておりました
TRACEの「目指せ、ネパール!」に行ってきました!

ヒマラヤの大自然と愛あふれるネパールの人々に、
同行した仲間、みなさまの熱い応援に「ダンネバード」!

ミラクルな旅の様子をダイジェストで報告いたします。



4月22日(月)日本〜カトマンズ

日本を発って約15時間後、ようやくカトマンズ空港に到着



4月23日(火)カトマンズ〜シャブルベンシ

カトマンズで1夜を過ごし、
翌朝早々、専用バスでシャブルベンシへ



車窓ごしに見るカトマンズの日常
砂埃がすごいです



今にも崩れそうな崖っぷちの悪路を越えて、奥地へ
向こうの車は、定員とか関係ないみたい



7時間かけて、シャブルベンシ(1450m)に到着
ごくフツーに、動物が道を歩いています



アシスタントガイドのラルさんを伴ってはじめてのお買い物
UVリップクリームが、60円くらいで買えます



この日の夕食で、本場のダルバートを初体験




4月24日(水)シャブルベンシ〜ラマホテル

いよいよ、今日からキャラバンスタート
私たちがのんびり朝食をとっている間、
ポーターさんたちは手際よく荷づくり



キッチンボーイの荷物だけでも35キロ
私たちには、とうてい持てない重さ



朝日を浴びて、トレッキング初日スタート!
心がわくわくしてきます



最初の休憩地
iPhoneに興味を持つ現地の子供と仲良くなりました



荷を背負ったロバにたくさん出会いました



ランチ休憩


早くもネパールの洗礼を受けた私…
はいそうです、お腹をこわしました
非常食で持ってきたアマノドライフーズのお世話になります



ビスタ−リ(ゆっくり)で歩いて9時間後
本日の宿泊地、ラマホテル(2420m)に到着
薬が効いたのか、腹痛はすっかりおさまりました




4月25日(木)ラマホテル〜ランタン

今日は、ランタン村へ向けて、1000m登ります
途中、ランタンの最高峰「ランタン・リルン(7225m)」が姿を現しました



今日のトレイルは、しゃくなげの花でいっぱい



どこを見ても、しゃくなげが迎えてくれます



ランタンは本当に美しいところです
We Love ランタ〜ン!!



道の途中にはチベット仏教のマニ車



高所に生息するヤクに遭遇
このときはまだ珍しく、近づいて写真を撮りました



「タンセプ」という村でランチ
ここのママはとっても料理上手でチャーミング



馬も訪ねてくるほどの人気ロッジです



アップルパイとティモモ、ミックスピザを注文しました



本日の宿泊地、ランタン村(3480m)に到着



明日は、富士山より高い3870mまで高度をあげます
今晩も、水分摂取と深呼吸をこころがけて、お休みなさい




4月26日(金)ランタン〜キャンジンゴンパ

なんと、今日も快晴!
ヒマラヤの山肌が太陽でキラキラ輝いています
トレイルにマニ石やメンダンが出てきました



正面にガンチェンポ、左手にツェルゴリが迫り
文句なしのロケーション
ああ、今、ヒマラヤにいるんだな〜



富士山より高いキャンジンゴンパ(3870m)に着きました



ネパールに来てはじめてのお洗濯



午後は、裏山のチョルテン(仏塔)を目指して高度順応
完全に雲の上
すごいとこまできちゃった




4月27日(土)キャンジンゴンパ〜キャンジン・リ(高度順応日)

天気は、引き続き晴
朝日を浴びてランタンリルンが神々しく輝いています



最近、日本の味が恋しくなっています
アマノフーズの味噌汁は毎食、誰かしらが食べています
ロッジでは好きなメニューを頼めますが、日本の繊細な味はのぞめません



今日は、大事な高度順応の日
半日で往復できる「キャンジン・リ(4250m)」に登ります




キャンジン・リの山頂は、タルチョーはためく素敵なところでした
達成感もあり、非常にいいトレッキングピークでした




4月28日(土)キャンジンゴンパ〜B.C.

いよいよ、本日、BCへ向けて出発します
そんな朝にふさわしく、このうえないお天気です



途中、高度障害が出たメンバーも回復し、全員元気に歩き出しました



コックのビネシュさんが、草木を摘んでいます
登頂日、お祈りするときに焚くのだそうです



今日のランチは、ビネシュさんのおにぎり
フリーズドライの味噌汁と一緒に食べたら全員のほっぺが落ちました



あと、もうちょっとというとき
ポーター頭のラルさんが、ホットオレンジを差し入れしてくれました



そして、見えてきた〜!
私たちのベースキャンプ「ヤラピークBC(4850m)」です!!



夕食は、久しぶりの日本の味
ベースキャンプでこんなにおいしい食事が食べられるなんて夢にも思っていませんでした
なんてたって、酢の物ですよ〜
明日に備えてモリモリいただきました



ナヤカンガの夕焼け
ヒマラヤでしか見られない、それはそれは、特別な夕景色




4月29日(日)ヤラピーク登頂日

夜明け前の午前3時、BCを出発
すこし歩いたところでアイゼンを装着



しだいに夜があけてきて
空一面、美しい朝焼けに染まっていきました



ヤラピーク山頂も見えてきました



半分くらいは、歩きやすい雪面を進みます



広い雪原に下りてきました



山頂が近づくと、だんだん岩がちになってきます



そして、この頃から、高所ゆえの歩行の鈍さがきわだってきます
ピークは見えているけれど、なかなか着かない



ようやく、最後の登りに
ビスターリ、ビスターリでユマールを操作しながら登ります



そして、登頂!!
優秀なサーダーとガイド、そして幸運の女神がここまで導いてくれました
すべてに感謝!




4月30日(月)B.C.〜キャンジンゴンパ

登頂日から一夜明け


疲労感と達成感につつまれた朝



テントから見えるこの景色も、もう見納めかと思うとサビシイ



ぐずぐずしていた私たちを根気強く待っていてくれたスタッフのみなさん
あっという間にBCの後片付けが終わりました



そして、あっという間にキャンジンゴンパに下山



5月1日(火)〜2日(水)キャンジンゴンパ〜ラマホテル〜シャブルベンシ

キャンジンゴンパからヘリを使うと20分でカトマンズに戻れるそうです
ですが、私たちは、あえて帰りも同じルートをトレッキングすることにしました



予算的なことも、もちろんありましたが、
アタックだけでなく、自分の足でヒマラヤを存分に歩いてみたかったからです



結果、旅の余韻を楽しみながら、
少しずつヒマラヤからフェードアウトできたような気がします



トレッキング最終日、我がチーム全員で打ち上げをしました
これだけの人に助けられてこそ、できた登頂
感謝せずにはいられません
ありがとう、ネパール!




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残雪の白馬乗鞍トレッキング(2013.4.13-14)レポート

4月13日(土)

残雪の北アルプス・栂池にやってきました
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで、一気に標高1900メートルの栂池自然園へ
そこはもう、白馬連峰が間近に迫る大展望エリアです



今回のツアーは、栂池自然園でのスノーシューと白馬乗鞍岳の登頂が目的
翌日の天候が危ぶまれたので、初日に白馬乗鞍に登ることにしました



つぼ足でも行けますが、
踏み抜きが多いので、念のため途中でスノーシューを履きます



すでにスキーヤーのシュプールが山肌いっぱいに描かれています



天狗原の神社にお参りして



こっからが本番!
レインパンツのうえから100円合羽のビニパンを履きます
昨年、ここで「お尻スキー」をしたときに
大事なレインパンツに穴をあけてしまったので
今年はビニパンで予防しようというわけ


でしたが…



残念ながら雪質に恵まれず、本日の尻スキーはあえなく失敗
あっけなく破れた、ボロボロのカッパをまとったままトボトボ宿まで帰ります




でも〜
「栂池ヒュッテ」には、あったかいお風呂もおいしい食事も待っています
ここは山小屋ではなく、もう旅館ですね




晩ご飯(上)と朝ご飯(下)



4月14日(日)

栂池自然園の朝
おっ、晴れてる



本日は、栂池自然園の中をスノートレッキングします
白馬大雪渓が見える展望台まで行こうと思います




おもしろい雲発見
にしても、空が広いな〜




自然園の一番奥、大展望ポイントまでやってきました
大雪渓が目の前です



帰りは、昨日のリベンジ「お尻スキー大会!」
こっちの雪質はバッチリです




「無我夢中」というには、こういうときに使うのでしょう
下りては登り、あきたら、次のスキーコースを探しに出かけます



昨日ビリビリに破けたビニ合羽も、うまくしばりつけたら、バッチリでした




残雪の栂池を遊びつくして、ロープウェイに乗り込み、
栂池名物「雪どけサイダー」をゴックン
この時期の栂池はサイコーに楽しいです
来年はぜひご一緒に


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