北海道「黒岳〜トムラウシ山」2016.7.21-25 レポート

厳しくも美しい大雪山
昨年に続き、2回目のチャレンジです
今年は黒岳からトムラウシ山まで全47kmを4日間で大縦走
どっぷり、その懐に入ります



DAY1・7/21(木)層雲峡〜黒岳石室


旭川空港から層雲峡に移動し
ロープウェイで一気に黒岳七合目登山口へ
ここから縦走登山が始まります




旅の玄関口でお出迎えしてくれたのはリス
この旅で、ちょっとしたキーマンになります




縦走装備を背に出発
まだ背中がこの重さに慣れていませんが
好天が後押ししてくれます




さらに
お花の応援も加わり




テンションは早くもMAX
まねき岩をバックに記念撮影大会となりました




のんびり登っていくと
急に視界が開けました
黒岳頂上です 




空と大地が遠くまで広がり
大雪山系の懐に入った実感がします




山頂にはお花がいっぱい
花の季節は虫たちの季節でもあります




黒岳から下りても
一面のチングルマ畑がお出迎え




花にみとれ
なかなかキャンプ場に着けません




黒岳石室に到着したのは16時半
このあとテントの設営と
夕食の準備が待っています




DAY2・7/22(金)黒岳石室〜忠別岳避難小屋


昨夜は思ったより暖かく
ぐっすり眠ることができました
縦走2日目
雲は多いものの
風もなくおだやかな天気の中スタートします




登山道は今日も花道です




コマクサも昨日からずいぶん目にしました




初めて目にする花も多く
どうやら今日も
花図鑑とにらめっこになりそう




2時間弱で北海岳に到着
ここから左にコースをとり
白雲岳方面を目指します




大雪山の広がりが感じられる風景が続きます




北海平まで来ると
右手奥にトムラウシ山が見えてきました
本コースの最終ピークです



白雲岳にさしかかる頃
雲が切れて陽射しが差すようになり




気づけば
大きな青空に向かって登っていました




これは大変
すぐに日焼け止めを塗り直さなくちゃ




白雲岳から忠別岳に向かうトレイルは
ヒグマ注意エリア
出会う登山者もごくわずか
大雪山の最深部感が漂います




そんなときキタキツネに遭遇
野生の厳しい目が印象的でした




一方、お花畑はどこまでも続いています
長丁場の登山で心励まされます




出発から10時間
ようやく忠別岳山頂に到着
ここを下れば、本日のキャンプ地です




お腹ぺこぺこで忠別岳避難小屋にたどりつきました
これから、待ちに待った夕食タイム!




DAY3・7/23(土)忠別岳避難小屋〜南沼キャンプ指定地


縦走3日目
キラキラと輝く美しい朝
このうえなく特別な時間です




空はスッキリと晴れ
昨日よりもいい天気




今日もお花畑トレッキングが楽しめそうです




まず目指すのは
目線の先の「五色岳」




広がる大パノラマの中に
吸い込まれていく心地よさ




五色岳から化雲岳への道には
チングルマやツガザクラが群生




化雲岳を下っても
桃源郷のような風景が続きます
まさにここが「神遊びの庭」




天沼のあたりから
巨岩が増え始めます




そして、ナキウサギの生息地ロックガーデンへ
そのかわいい姿を一瞬だけ見せたものの
カメラにおさめることはできませんでした




しばらく出待ちをしてみたものの
確認できたのは声だけ
後ろ髪を引かれながら生息地を後にします




足場の悪いロックガーデンを抜けると
北沼です
ここからトムラウシ山頂を目指します




トムラウシ山に向かう途中の岩場でも
ナキウサギの声が聞こえていました




そしてついに!
岩の上にその姿をとらえました
全員、一斉にカメラを構えます




耳がある!
このシルエットは、間違いなく鳥ではありません
ついに、会えたか!? 




と、思ったら見覚えのあるシマシマ
……?
リ、リスですか〜〜




ナキウサギ見間違い事件で意気消沈した私達を救ったのは
登頂の達成感と
タイミングよく出た青空でした




この縦走で目指してきた最後のピーク
感無量です




本日の宿泊地は
トムラウシ山を下ったところにある南沼キャンプ地
週末のせいか超満員
空いたスペースになんとかテントを張り
縦走3日目が終了しました




DAY4・7/24(日)


目覚めると
雲海が広がっていました




本日も好天
この縦走中
ずっと天候に恵まれたことに感謝します




美しい雲海に向かって
下山開始です




そろそろお花畑も見納めかな




トムラウシ公園から前トムに向かう道は
歩きにくいガレ場




コマドリ沢分岐付近は
道迷いに注意しながら通過
標高が下がってだいぶ暑くなってきました




ついに、樹林帯に入りました
トムラウシ温泉までもう少しですが
油断は禁物
この森にもヒグマが出没するそうです



   
長い長い下山を終え
無事、トムラウシ温泉に到着
メンバー同士、縦走の労をねぎらい合います




このあとは、もう言うまでもないでしょう
東大雪荘で温泉につかり
郷土料理に舌鼓




オショロコマの骨酒で祝杯
と至福の時間が過ぎたのです




DAY5・7/25(月)


最終日
北海道を出発する日になってしまいました




バスで新得駅まで出て
そこから電車で南千歳へ




フライトの前に少し時間があったので
北海道の味覚を堪能することにしました




縦走中は決して食べられなかった海の幸
全身で北海道を味わいます

今回の縦走は全日天気に恵まれ
予定通りの行程をこなすことができました
事前にトレーニングをしてのぞんだメンバーも多く
余裕をもって歩き通すことができた旅でした
北海道、今年も感動をありがとう!




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