6月の山ジム② 2024.6.29 レポート

2024年6月29日(土)
「富士山五合目〜準高所トレーニング 」レポート




6/9に続き2回目の準高所トレーニング
今回は須走ルートの
五合目(標高1,950m)から歩きます




山頂まで行くなら
五合目でしばらく高度順応をしますが
今日は3,000m以上登らないので
ゆっくりペースで歩き始めます




須走ルートは緑に恵まれているので
登山の楽しさもあります




霧雨から本降りに
歩くと蒸し暑く、休憩すると冷える
難しい天候です




時間で折り返し
今日も2700mまで登りました




今回は五合目から登ったので
一合目から登った前回の2700mより
距離も時間も短いはず
なのに疲労感はだいぶ大きい

それは、標高だけでなく
雨具着用の行動も負荷になっているからでしょう

今日は、標高・雨・湿度と負荷要素が多いトレーニングでしたが
こういった、いわゆる不快な中で登る経験も
登山の総合力を高めるのに役立ちます


みなさん、たいへんお疲れさまでした
いい夏山を!


Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




山ジムウェルネス「日和田1day」2024.6.23 レポート

2024年6月23日(日)
山ジムウェルネス「日和田1day」 レポート



「山を歩いて健康になろう」がテーマの
山ジムウェルネス
今回は埼玉県の日和田山を歩きました


関東地方は一昨日梅雨入りしたばかり
そのせいで、山もたっぷり水分を含んだ状態
そんな中、濡れた岩に注意しながら
男坂を登っていきます




登りきった先は
眺望の金刀比羅神社
ここで呼吸を整えてから
日和田山の山頂へ




日和田山から高指山、そして物見山へ
太陽が出ていなくても湿度は高い
ウェルネスのペースで歩いていても
汗が流れてきます
それでも、時折吹く風が
肌から汗を離してくれて
森のうるおいを適度に運んでくれるのです




最後は五常の滝に下山
勢いよく流れ落ちる滝をながめていると
この時だけ雨が降ってきました
まるで
やさしい滝行をしているかのような
そんな清浄な雨でした





Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




山ジムウェルネス「高尾1day」2024.6.14 レポート

2024年6月14日(日)
山ジムウェルネス「高尾1day」 レポート



9時に高尾山口に集合したときの気温は
すでに30度超
真夏のような天気の中
本日のウェルネスが始まりました




草戸峠から大地沢に一旦下り
水分補給と身体のリセットをしたあと
境川源流部から草戸山山頂へ登り返してきました





草戸山の山頂で休憩します
太陽の日差しは強烈だけど
風はまだ爽やかです




下りもアップダウンの道を歩きます
高尾山口〜草戸山は
健康・体力づくりにぴったりのコース
これからの季節、気温・湿度ともに高くなっていくので
その日の天候に合わせて
歩くペース、ウェアリング、水分補給のしかたを柔軟に変えながら
リフレッシュ登山を楽しんでいきまましょう


Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




6月の山ジム① 2024.6.9 レポート

2024年6月9日(日)
「富士山1合目〜準高所トレーニング 」レポート




毎年恒例となった
「富士山山ジム」
夏山に向けての準高所トレーニングです




吉田ルート「馬返し」から歩き始め
一合目、二合目、
と気持ちのいい新緑の中を登っていきます





標高が上がるにつれ
空気の薄さを感じるようになります
よりいっそう呼吸を大事に
一歩一歩





それでも
全員元気に五合目の佐藤小屋を通過
毎年、この先から急激に脚が重くなってきます




今年もそれなりに身体に変化が…
心拍を上げすぎると
指先にしびれを感じるので
少しペースを落として酸素をめぐらせ
身体を回復させながら登ります




時間で折り返して下山します
今年はメンバーの足並みが揃っていたこともあり
先頭のメンバーは7合目(2700m)まで登れました




準高所トレーニングは
低山トレーニングでは得られない
多くの気づきがあります

とくに体調の善し悪しが顕著に出るので
本番登山でも
いかに当日までの過ごし方
体調管理が重要かがわかります


さて、6/29(土)の山ジムも
富士山での準高所トレーニングを予定しています
次回は須走コース!
夏山前の最後のトレーニングです





Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




おでかけトレッキング 2024.6.1 レポート

2024年6月1日(土)
「おでかけトレッキング・新緑編」レポート



山梨県の小楢山
ぶどうの里を見下ろすこの山で
新緑トレッキングを楽しみたいと思います




塩山駅から車で焼山峠へ
標高1500mの登山口で出迎えてくれたのは
ハルゼミの大合唱
その波長とリズムが
身体の奥まで心地よく響いてくる




雨上がりの森
樹木も大地もほどよく潤い
新緑がいちだんと鮮やか




シダの森をしばらく行くと
突如現れた
ヤマトタケル伝説の「的石」




その先はレンゲツツジの群生地
まだ2〜3分咲きといったところですが
十分に目を楽しませてくれました




シダの森から苔の森へ
ゆるやかに登りながら山頂へ




2時間弱で小楢山のピーク
晴れていれば
富士山が目に飛び込んでくるはずなのですが




今日はモクモクの雲に阻まれ
こんな感じ
もともと雨予報だったことを思えば
この天気は上出来ですね




「でも、やっぱり富士山に会いたいね」
ということで
山頂カフェしながら
待つことにしました




富士山、出待ち中




結局、雲はとれませんでしたが
開放的な山頂で
たっぷりくつろがせていただきました




また別の季節にまいりましょう




この先は
「父恋し道」で下山です




途中、幕岩にも登ってみることに
「おでかけトレッキング」のはずが
ここだけ「岩稜実践」!?




岩の上は360度の大パノラマ!
登ってきた甲斐がありました




「岩稜実践」のあとは「探検トレッキング」
滝沿いの荒れた道を下りたり
前半とはまったく違う顔をもつコース
なかなか楽しい山です




かつては修験の山
美しい苔の森に
趣のある石仏が点在しています




下山後は、農園にお立ち寄り
新緑、岩登り、苔の森の探検
最後はさくらんぼ!
と「おでかけ」を満喫した1日でした




これから、梅雨の季節を迎えます
コンクリートに囲まれた町に暮らしていると
身体の水はけが悪くなっている感覚があります

こうして山に来てみると
生物がいかにうまく水を循環し
共生しているのかがわかります

そんな自然の中を1日歩いて
身体を「自然」に同調させていくと
私たち自身の保水・排水機能も
整っていくような気がします

水の季節に限らず
山を下りたときに感じるあのスッキリ感は
自然の波長で
心身がチューニングされたからなのかもしれません


次回のおでかけトレッキングは秋に開催予定
山粧う時期に
またご一緒しましょう!


Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.