おでかけトレッキング 2024.6.1 レポート
2024年6月1日(土)
「おでかけトレッキング・新緑編」レポート
山梨県の小楢山
ぶどうの里を見下ろすこの山で
新緑トレッキングを楽しみたいと思います
塩山駅から車で焼山峠へ
標高1500mの登山口で出迎えてくれたのは
ハルゼミの大合唱
その波長とリズムが
身体の奥まで心地よく響いてくる
雨上がりの森
樹木も大地もほどよく潤い
新緑がいちだんと鮮やか
シダの森をしばらく行くと
突如現れた
ヤマトタケル伝説の「的石」
その先はレンゲツツジの群生地
まだ2〜3分咲きといったところですが
十分に目を楽しませてくれました
シダの森から苔の森へ
ゆるやかに登りながら山頂へ
2時間弱で小楢山のピーク
晴れていれば
富士山が目に飛び込んでくるはずなのですが
今日はモクモクの雲に阻まれ
こんな感じ
もともと雨予報だったことを思えば
この天気は上出来ですね
「でも、やっぱり富士山に会いたいね」
ということで
山頂カフェしながら
待つことにしました
富士山、出待ち中
結局、雲はとれませんでしたが
開放的な山頂で
たっぷりくつろがせていただきました
また別の季節にまいりましょう
この先は
「父恋し道」で下山です
途中、幕岩にも登ってみることに
「おでかけトレッキング」のはずが
ここだけ「岩稜実践」!?
岩の上は360度の大パノラマ!
登ってきた甲斐がありました
「岩稜実践」のあとは「探検トレッキング」
滝沿いの荒れた道を下りたり
前半とはまったく違う顔をもつコース
なかなか楽しい山です
かつては修験の山
美しい苔の森に
趣のある石仏が点在しています
下山後は、農園にお立ち寄り
新緑、岩登り、苔の森の探検
最後はさくらんぼ!
と「おでかけ」を満喫した1日でした
これから、梅雨の季節を迎えます
コンクリートに囲まれた町に暮らしていると
身体の水はけが悪くなっている感覚があります
こうして山に来てみると
生物がいかにうまく水を循環し
共生しているのかがわかります
そんな自然の中を1日歩いて
身体を「自然」に同調させていくと
私たち自身の保水・排水機能も
整っていくような気がします
水の季節に限らず
山を下りたときに感じるあのスッキリ感は
自然の波長で
心身がチューニングされたからなのかもしれません
次回のおでかけトレッキングは秋に開催予定
山粧う時期に
またご一緒しましょう!
Copyright © TRACE All Rights Reserved.
「おでかけトレッキング・新緑編」レポート
山梨県の小楢山
ぶどうの里を見下ろすこの山で
新緑トレッキングを楽しみたいと思います
塩山駅から車で焼山峠へ
標高1500mの登山口で出迎えてくれたのは
ハルゼミの大合唱
その波長とリズムが
身体の奥まで心地よく響いてくる
雨上がりの森
樹木も大地もほどよく潤い
新緑がいちだんと鮮やか
シダの森をしばらく行くと
突如現れた
ヤマトタケル伝説の「的石」
その先はレンゲツツジの群生地
まだ2〜3分咲きといったところですが
十分に目を楽しませてくれました
シダの森から苔の森へ
ゆるやかに登りながら山頂へ
2時間弱で小楢山のピーク
晴れていれば
富士山が目に飛び込んでくるはずなのですが
今日はモクモクの雲に阻まれ
こんな感じ
もともと雨予報だったことを思えば
この天気は上出来ですね
「でも、やっぱり富士山に会いたいね」
ということで
山頂カフェしながら
待つことにしました
富士山、出待ち中
結局、雲はとれませんでしたが
開放的な山頂で
たっぷりくつろがせていただきました
また別の季節にまいりましょう
この先は
「父恋し道」で下山です
途中、幕岩にも登ってみることに
「おでかけトレッキング」のはずが
ここだけ「岩稜実践」!?
岩の上は360度の大パノラマ!
登ってきた甲斐がありました
「岩稜実践」のあとは「探検トレッキング」
滝沿いの荒れた道を下りたり
前半とはまったく違う顔をもつコース
なかなか楽しい山です
かつては修験の山
美しい苔の森に
趣のある石仏が点在しています
下山後は、農園にお立ち寄り
新緑、岩登り、苔の森の探検
最後はさくらんぼ!
と「おでかけ」を満喫した1日でした
これから、梅雨の季節を迎えます
コンクリートに囲まれた町に暮らしていると
身体の水はけが悪くなっている感覚があります
こうして山に来てみると
生物がいかにうまく水を循環し
共生しているのかがわかります
そんな自然の中を1日歩いて
身体を「自然」に同調させていくと
私たち自身の保水・排水機能も
整っていくような気がします
水の季節に限らず
山を下りたときに感じるあのスッキリ感は
自然の波長で
心身がチューニングされたからなのかもしれません
次回のおでかけトレッキングは秋に開催予定
山粧う時期に
またご一緒しましょう!
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5月の山ジム 2024.5.19 レポート
2024年5月19日(日)
山ジム「高水三山+1座」 レポート
奥多摩の「高水三山」で山ジムします
夏山に向けて、どんどん体力を上げていきたい時期なので
三山のあとも縦走する予定
歩き始めは
最大心拍数の70%以内で
そこから段階的に心拍を上げていきます
心拍トレーニングをするうえで
少しずつ運動に身体を慣らしていくことが
とても大事
自分の心拍ゾーンに合わせて歩くと
前の人と大きく間があきますが
それでOK
1座目のピーク「惣岳山」
先に着いたメンバーは最後尾まで戻り
全員が一旦ここで集合します
休憩を入れて、2座目へ
心拍数は、最大心拍数の80〜83%
ウォームアップがうまくできた人にとっては
もっとも気持ちよく歩けるペースです
2座目の岩茸石山
いつもながら
多くの登山者でにぎわっていました
さらに、3座目の高水山へ
ラストの登りなので
調子がよければ
最大心拍数85%以上で歩いてみます
ここまでの心拍管理がうまくできていると
心拍をしっかり上げて歩くことができます
とはいえ、筋持久力とのバランスもあり
心拍は上げられるのに
脚が上がらないということも起こってきます
それぞれが
自分の弱点に気づかされながら
高水山の山頂へ
この先、もう2座縦走する予定でしたが
雨雲が迫っているため
軍畑駅にエスケープ
軍畑駅まで下ってくると
天気がもちそうな気配
当初のコースの予定にはなかった
物見山にオプションで登ることにしました
はじめて歩く平溝尾根
やや荒れたトレイルでしたが
これもいいトレーニングになりました
来月(6月)の山ジムは富士山を予定しています
今夏、標高の高い山に行く方は、
事前トレーニングとしてぜひご参加ください
今年7〜9月の間は、山ジムの開催がありませんので
6月の山ジムを有効活用していただければと思います
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山ジム「高水三山+1座」 レポート
奥多摩の「高水三山」で山ジムします
夏山に向けて、どんどん体力を上げていきたい時期なので
三山のあとも縦走する予定
歩き始めは
最大心拍数の70%以内で
そこから段階的に心拍を上げていきます
心拍トレーニングをするうえで
少しずつ運動に身体を慣らしていくことが
とても大事
自分の心拍ゾーンに合わせて歩くと
前の人と大きく間があきますが
それでOK
1座目のピーク「惣岳山」
先に着いたメンバーは最後尾まで戻り
全員が一旦ここで集合します
休憩を入れて、2座目へ
心拍数は、最大心拍数の80〜83%
ウォームアップがうまくできた人にとっては
もっとも気持ちよく歩けるペースです
2座目の岩茸石山
いつもながら
多くの登山者でにぎわっていました
さらに、3座目の高水山へ
ラストの登りなので
調子がよければ
最大心拍数85%以上で歩いてみます
ここまでの心拍管理がうまくできていると
心拍をしっかり上げて歩くことができます
とはいえ、筋持久力とのバランスもあり
心拍は上げられるのに
脚が上がらないということも起こってきます
それぞれが
自分の弱点に気づかされながら
高水山の山頂へ
この先、もう2座縦走する予定でしたが
雨雲が迫っているため
軍畑駅にエスケープ
軍畑駅まで下ってくると
天気がもちそうな気配
当初のコースの予定にはなかった
物見山にオプションで登ることにしました
はじめて歩く平溝尾根
やや荒れたトレイルでしたが
これもいいトレーニングになりました
来月(6月)の山ジムは富士山を予定しています
今夏、標高の高い山に行く方は、
事前トレーニングとしてぜひご参加ください
今年7〜9月の間は、山ジムの開催がありませんので
6月の山ジムを有効活用していただければと思います
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「残雪の槍ヶ岳」2024.5.16-18 レポート
2024年5月16日(木)-18(土)
「残雪の槍ヶ岳」レポート
<DAY1・5/16>
ニリンソウが満開を迎えた上高地
ここから向かうのは槍ヶ岳
じつは、残雪期の槍ヶ岳ははじめて
どんな旅になるのか楽しみです
サンカヨウも咲いていました
雨だったら
透明な花びらが見られたかも
今回の旅、じつは天気があやしいのです
初日の歩き出だしは
ご覧のようにまずまずですが
今日の夕方から明日にかけて
大荒れ予報が出ています
予報どおり
遅い午後から雨が降り出しました
本日の宿「槍沢ロッジ」に到着
小雨のうちに
なんとか行動を終えることができました
稜線は降雪の予報が出ています
明日の登頂はどうなることか
<DAY2・5/17>
一夜明け
小屋の玄関前は真っ白
標高1800mでも雪が降りました
となると
上はかなり積もっていそうです
雪もそうですが
風の影響がかなりありそうです
気温は0度
かなり寒いです
本日中に肩の小屋に入るには
ギリギリ9時にここを出れば大丈夫
それまではヨガなどしながら
天候の回復を待ちたいと思います
身体がほぐれてきた頃
天候も回復してきました
日差しも出てきたので
いよいよ出発することに
上空はだいぶ明るくなりました
風は残っていそうですが
途中で引き返すことも覚悟して
ひとまず歩き始めます
残雪期の登山は
雪解けの状況次第で
歩くルートが変わります
踏み抜きにも注意しないといけません
でも
景色は最高に美しいのです
槍沢をコツコツ登ること約5時間
疲労はマックスですが
槍ヶ岳が見てくれているので
頑張れます
直下の急登を通過中
アイゼン&ピッケルワークを確実に!
歩きと呼吸を合わせて!
あともうちょっとです
槍ヶ岳山荘に到着しました
小屋に入る前に槍ヶ岳を見ると
ところどころ雪が残っていて
とても登頂は難しそうです
明日は、ここから下山することになりそう
残念ではありますが
出発時の天候を考えると
ここまで来られただけでも、すごいことなんです
<DAY3・5/18>
昨夜、ガイドとメンバーで
作戦会議を開きました
もし、明日の朝のコンディションがよければ
登れるところまで本峰に登ってみようか、と
ということで
朝日が昇ってくる時間帯に
装備をつけて出発となりました
思っていたより気温が下がらなかったおかげで
雪が氷っていません
途中でアイゼンをはずして登り始めました
この状態なら
頂上まで行けるかもしれません
頂上、来ちゃいました
山頂に立つのは無理だろうと
あきらめていただけに 感動的な瞬間です
ここから見た朝日が
格別だったのは
言うまでもありません
朝食を終え
槍ヶ岳にご挨拶をして
下山開始
昨日、フウフウしながら登ってきたこの斜面
今日はピカピカの太陽に照らされてきれいだな
進む先には富士山
振り返ると槍ヶ岳
登頂の余韻を存分に味わいながらの下山です
とはいえ
標高3,179mから1,500mの上高地への下山は
なかなかハード
下山日にありがちな
ザックがパンパン現象ももれなく起きていますが
楽しい思い出が増えたせいだと
前向きに解釈して
ニリンソウのトレイルを下っていきます
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「残雪の槍ヶ岳」レポート
<DAY1・5/16>
ニリンソウが満開を迎えた上高地
ここから向かうのは槍ヶ岳
じつは、残雪期の槍ヶ岳ははじめて
どんな旅になるのか楽しみです
サンカヨウも咲いていました
雨だったら
透明な花びらが見られたかも
今回の旅、じつは天気があやしいのです
初日の歩き出だしは
ご覧のようにまずまずですが
今日の夕方から明日にかけて
大荒れ予報が出ています
予報どおり
遅い午後から雨が降り出しました
本日の宿「槍沢ロッジ」に到着
小雨のうちに
なんとか行動を終えることができました
稜線は降雪の予報が出ています
明日の登頂はどうなることか
<DAY2・5/17>
一夜明け
小屋の玄関前は真っ白
標高1800mでも雪が降りました
となると
上はかなり積もっていそうです
雪もそうですが
風の影響がかなりありそうです
気温は0度
かなり寒いです
本日中に肩の小屋に入るには
ギリギリ9時にここを出れば大丈夫
それまではヨガなどしながら
天候の回復を待ちたいと思います
身体がほぐれてきた頃
天候も回復してきました
日差しも出てきたので
いよいよ出発することに
上空はだいぶ明るくなりました
風は残っていそうですが
途中で引き返すことも覚悟して
ひとまず歩き始めます
残雪期の登山は
雪解けの状況次第で
歩くルートが変わります
踏み抜きにも注意しないといけません
でも
景色は最高に美しいのです
槍沢をコツコツ登ること約5時間
疲労はマックスですが
槍ヶ岳が見てくれているので
頑張れます
直下の急登を通過中
アイゼン&ピッケルワークを確実に!
歩きと呼吸を合わせて!
あともうちょっとです
槍ヶ岳山荘に到着しました
小屋に入る前に槍ヶ岳を見ると
ところどころ雪が残っていて
とても登頂は難しそうです
明日は、ここから下山することになりそう
残念ではありますが
出発時の天候を考えると
ここまで来られただけでも、すごいことなんです
<DAY3・5/18>
昨夜、ガイドとメンバーで
作戦会議を開きました
もし、明日の朝のコンディションがよければ
登れるところまで本峰に登ってみようか、と
ということで
朝日が昇ってくる時間帯に
装備をつけて出発となりました
思っていたより気温が下がらなかったおかげで
雪が氷っていません
途中でアイゼンをはずして登り始めました
この状態なら
頂上まで行けるかもしれません
頂上、来ちゃいました
山頂に立つのは無理だろうと
あきらめていただけに 感動的な瞬間です
ここから見た朝日が
格別だったのは
言うまでもありません
朝食を終え
槍ヶ岳にご挨拶をして
下山開始
昨日、フウフウしながら登ってきたこの斜面
今日はピカピカの太陽に照らされてきれいだな
進む先には富士山
振り返ると槍ヶ岳
登頂の余韻を存分に味わいながらの下山です
とはいえ
標高3,179mから1,500mの上高地への下山は
なかなかハード
下山日にありがちな
ザックがパンパン現象ももれなく起きていますが
楽しい思い出が増えたせいだと
前向きに解釈して
ニリンソウのトレイルを下っていきます
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5月の山ジム&山ジムLight 2024.5.12 レポート
2024年5月12日(日)
山ジム&山ジムLight 「高柄山」レポート
上野原駅から徒歩30分の御前山登山口
ここから今日の山ジムが始まります
30分で標高を240m上げ
上野原御前山の山頂へ
急な斜度に苦戦しながらなんとか登ってきた感じ
なかなか手強い山ですね
その先は
高柄山(733m)を目指して縦走
途中、鎖場が出てくるなど
決して侮れない低山です
それでも
美しい新緑の中を
自分の心拍ゾーンで
登っていくのは気持ちいいもの
今日は、だいぶ脚力を使いましたので
大丸までは行かずに下山します
清流あり新緑ありで
クールダウンしながら四方津駅へゴール
計6時間半のトレーニングでした
間もなく梅雨の季節がやってきます
湿度と暑さに身体を慣らしていけるよう
山ジムを通して
装備やウエアリングを工夫していきましょう
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山ジム&山ジムLight 「高柄山」レポート
上野原駅から徒歩30分の御前山登山口
ここから今日の山ジムが始まります
30分で標高を240m上げ
上野原御前山の山頂へ
急な斜度に苦戦しながらなんとか登ってきた感じ
なかなか手強い山ですね
その先は
高柄山(733m)を目指して縦走
途中、鎖場が出てくるなど
決して侮れない低山です
それでも
美しい新緑の中を
自分の心拍ゾーンで
登っていくのは気持ちいいもの
今日は、だいぶ脚力を使いましたので
大丸までは行かずに下山します
清流あり新緑ありで
クールダウンしながら四方津駅へゴール
計6時間半のトレーニングでした
間もなく梅雨の季節がやってきます
湿度と暑さに身体を慣らしていけるよう
山ジムを通して
装備やウエアリングを工夫していきましょう
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残雪の涸沢 2024.4.27-29 レポート
2024年4月27日(土)-29日(祝)
「残雪の涸沢」レポート
<DAY1・4/27>
開山祭でにぎわう上高地・河童橋
そんなおめでたい日と
槍ヶ岳出発日が重なりました
咲き始めたばかりのニリンソウ
お花畑になるのは
もう少し先のようです
1日目のゴールは徳沢
2時間ほどの軽トレッキングでした
今晩は徳沢園泊
泊まるは10年以上ぶり
「山ヨガ」の立ち上げ時には
たいへんお世話になりました
新しい施設ができたり
お部屋がリニューアルされていたりと
当園の進化に感動しながら
束の間の徳沢ステイを楽しみます
変わっていないのは
食事の豪華さとおいしさ
旅の気分を盛り上げてくれます
<DAY2・4/28>
2日目はさわやかに晴れました
この旅のゴール「残雪の涸沢」に向けて
出発します
穂高の雪景色と
穂高ブルーのコントラスト
なかなか見られない絶景を味わいながら
一歩一歩
ずいぶん大きな実
と思ったら猿でした
優雅に暮らしていますね
北穂の銀嶺が見えると
気持ちはさらに高揚
本谷橋を過ぎ
涸沢目指して雪道をせっせと登ります
昨年の同じ時期は
涸沢直下の登りがかなりきつかったけど
今年は、風が適度に吹いてくれたおかげで
体力を奪われずに登ってこられました
雄大な景色に迎えられ
涸沢に到着です
涸沢小屋のデッキでティータイム
残雪期なので外はだいぶ寒いけれど
雪の穂高に囲まれて
夢のような時間でした
<DAY3・4/29>
1日の中で
いちばん美しい時間が訪れました
穂高のモルゲンロート
今だけの
今日だけの
景色です
出発の時間にもなると
太陽は高く上がり
山肌を銀色に照らしています
ああ、ずーっとずーっとこの景色を見ていたい
この景色の中にいたい
後ろ髪引かれながら下山の途につく
それはいつものことです
夏道で行く涸沢は
さほど難しくありませんが
今回はアイゼンをつけての残雪登山
その分、体力的にも技術的にもやや大変だったけれど
その甲斐は十分ある山行でした
上高地に戻ってくると
ツボミだったニリンソウが
たくさん開花していました
涸沢滞在はわずか1日だったけど
何日もいたような錯覚に…
涸沢は、山の竜宮城ですね
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「残雪の涸沢」レポート
<DAY1・4/27>
開山祭でにぎわう上高地・河童橋
そんなおめでたい日と
槍ヶ岳出発日が重なりました
咲き始めたばかりのニリンソウ
お花畑になるのは
もう少し先のようです
1日目のゴールは徳沢
2時間ほどの軽トレッキングでした
今晩は徳沢園泊
泊まるは10年以上ぶり
「山ヨガ」の立ち上げ時には
たいへんお世話になりました
新しい施設ができたり
お部屋がリニューアルされていたりと
当園の進化に感動しながら
束の間の徳沢ステイを楽しみます
変わっていないのは
食事の豪華さとおいしさ
旅の気分を盛り上げてくれます
<DAY2・4/28>
2日目はさわやかに晴れました
この旅のゴール「残雪の涸沢」に向けて
出発します
穂高の雪景色と
穂高ブルーのコントラスト
なかなか見られない絶景を味わいながら
一歩一歩
ずいぶん大きな実
と思ったら猿でした
優雅に暮らしていますね
北穂の銀嶺が見えると
気持ちはさらに高揚
本谷橋を過ぎ
涸沢目指して雪道をせっせと登ります
昨年の同じ時期は
涸沢直下の登りがかなりきつかったけど
今年は、風が適度に吹いてくれたおかげで
体力を奪われずに登ってこられました
雄大な景色に迎えられ
涸沢に到着です
涸沢小屋のデッキでティータイム
残雪期なので外はだいぶ寒いけれど
雪の穂高に囲まれて
夢のような時間でした
<DAY3・4/29>
1日の中で
いちばん美しい時間が訪れました
穂高のモルゲンロート
今だけの
今日だけの
景色です
出発の時間にもなると
太陽は高く上がり
山肌を銀色に照らしています
ああ、ずーっとずーっとこの景色を見ていたい
この景色の中にいたい
後ろ髪引かれながら下山の途につく
それはいつものことです
夏道で行く涸沢は
さほど難しくありませんが
今回はアイゼンをつけての残雪登山
その分、体力的にも技術的にもやや大変だったけれど
その甲斐は十分ある山行でした
上高地に戻ってくると
ツボミだったニリンソウが
たくさん開花していました
涸沢滞在はわずか1日だったけど
何日もいたような錯覚に…
涸沢は、山の竜宮城ですね
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