秋のおでかけトレッキングは室内ジムに!2022.11.23 レポート

2022年11月23日(祝)
おでかけトレッキングが室内ジムに!



本来なら東伊豆の絶景と
ミカン狩りを楽しんでいたはずの今日
あいにくのお天気で
急遽、室内ジム講習に変更となりました




「おでかけ」の代替開催らしく
終始エンジョイクライミング!
ミカンをホールドに替えて
雨の1日を楽しく過ごしました

次回のおでかけトレッキングは春に開催します

また、楽しい1日をご一緒しましょう!








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妙義山「星穴岳」2022.11.15 レポート

2022年11月15日(火)
妙義山星穴岳空中懸垂ルート




霧の「中ノ嶽神社」をスタート
ドキドキワクワクの
星穴めぐりが始まりました




一般道から離れ
バリエーションルートで星穴岳へ登頂
その先も冒険は続きます
霧で岩がしっとり濡れているせいか
数年前に来たときより難しく感じます
慎重に、集中して、進んでいきます




さあ!
ここから長い懸垂下降です




まさしく宙ぶらりんになる
空中懸垂下降で射抜き岩に着地




懸垂下降はまだ続きます
緊張なのか寒さなのか
体がブルブルしています




今度は2回目なので
さっきよりは
だいぶ落ち着いて降りれました




ここが結び穴
視界は真っ白ですが
空中懸垂下降の興奮の余韻で
テンションはかなり高めです




下ってくると天気は回復
青空と紅葉が
冒険のフィナーレです

眺望には恵まれなかったけれど
その分、岩に集中できた1日でした
岩場歩きをもっとうまくなりたーい
と強く思った1日でもありました






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ゆっくり絶景2days「紅葉と孤高のブナ」2022.10.22-23 レポート

2022年10月22日(土)-23日(日)
ゆっくり絶景 2days「東陽館泊 紅葉と孤高のブナに会いに行こう」


<DAY1・10/22>

紅葉の日光にやってきました
にぎやかな駅前、観光地をサーッと抜け
静かな寂光ノ滝へ
ここが本日のスタート地点




沢沿いを奥へと踏み入って
源流部を目指します




美しい森
そこを流れる清流
夏なら沢登りがよさそう




登山ルートは
沢の左岸をひたすら前進




広葉樹林の森は
どんぐりの宝庫
フカフカの苔のベッドが気持ちよさそう




だんだん水量が減ってきました
源頭部が近づいているのかも




流れる水がほとんどなくなると
目の前に巨木が出現
その幹の間を分け入ると




突如、「聖天ガ岩」が顔を出しました
垂直の岩壁です




岩壁には洞穴がいくつかあって
そのひとつに
聖天様がまつられていました




寂光沢の源頭部は
聖なる秘境だったのです




帰りは女峰山登山道で下山
ヤブ漕ぎ覚悟だったけれど
案外しっかりと踏み跡がありました




下山後は、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅へ
ここは、駅舎に温泉があるユニークな駅




一歩入れば
たちまち昭和にタイムスリップ
お風呂以外の楽しみがあちこちに




もちろん、わたらせ渓谷鐵道の走行を
間近で観賞できるのもそのひとつ
出発時に車掌さんが手を振ってくれて
旅気分がぐぐっと盛り上がりました




温泉の後は、この旅のハイライト
東陽館の夕餉です
今回もお腹いっぱいの絶品料理がずらり
う〜ん、やっぱりこのお宿はスバラシイ!





<DAY2・10/23>

昨夜、あんなにお腹一杯だったのに
目覚めると、すでにお腹ペコペコ




さあ、お楽しみの朝食
あとから、だし巻き玉子、ぷるっぷるの杏仁豆腐も
出てきましたよ




食べたら登りましょ




つづら折りの急登を登ってくると
遠くに「孤高のブナ」の姿が!
手前の枝で見えにくいですが
稜線上に立っている木がそれ




山麓は
かつての足尾銅山エリア
おとずれてみると
光と影、繁栄と煙害の歴史を感じます




男体山から一面紅葉の山肌まで
360度のパノラマが広がる中倉山山頂




そこから少し足を延ばしたところに
孤高のブナがいました
落葉せずに待っていてくれました




フィナーレは
このビビッドな紅葉
晴れの休日で紅葉は最盛
その割には登山者が多くなく
ツアータイトル通り
「ゆっくり」と「絶景」を楽しんできました





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秋のおでかけトレッキング「霧ヶ峰」 2022.10.16 レポート

2022年10月16日(日)
秋のおでかけトレッキング「霧ヶ峰」




陽射しやわらかで、空気はサラリ
登山がいっそう心地いい季節になりました
ということで
秋の霧ヶ峰に「おでかけ」です




おかげさまで天気にめぐまれました
青い空と白い雲を仰ぎ見ながら
まずは鷲ヶ峰へ




ちょっと登っただけなのに
この眺望!
稜線の向こう側に車山も見えています




360度の大展望が広がる
鷲ヶ峰の山頂




八ヶ岳、浅間山、南・中央アルプス、
そして北アルプスは槍ヶ岳の穂先まで
くっきり全部、見えています




霧ヶ峰の草紅葉は
ちょうど今週がピークのようです
おかげで素晴らしい景色に出会えました




開けた稜線を歩くだけでも気持ちがいいのに
加えて秋色のグラデーション




あの小高いピークまで登ったら
大休憩しましょう




おでかけ恒例のティータイム
10月にしては暖かく、風もおだやか
レジャーシートを広げ
両脚を投げ出し
ぽっかり浮かぶ雲を眺めながら
ふんわりとした時間を過ごしました




午後は八島湿原へ
草紅葉にもえる広大な湿原で遊びます




1万2000年前にできたとされる八島湿原
泥炭層の蓄積スピードは
年に1mmにも満たないそうで
湿原の中は、気が遠くなるほど
ゆっくりゆっくり時間が流れているのです




悠久の時を刻む湿原のそばにいると
自分の鼓動まで
ゆっくりになっていくような気がします




そこから
旧御射山遺跡へ




さらに
ここにもお立ち寄りして




美味しいお汁粉をいただきました




紅葉のトンネルを抜けながら
ハート型の湿原をぐるっと1周
行く手に、さきほど登った鷲ヶ峰も見えています




昨日までの立山の紅葉も素晴らしかったけど
黄金色に輝く霧ヶ峰のススキの群生も圧巻でした

あちこちに秋があふれています
この感動、しばらくおさまる気配がありません



次回の「おでかけトレッキング」は11/23(祝)開催!
キラキラ秋編はまだまだ続きます。
粧う山へ、おでかけしましょう!



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紅葉の立山タンボ平から龍王岳東尾根 2022.10.13-15 レポート

2022年10月13日(木)-15日(土)
紅葉の立山「タンボ平から龍王岳東尾根」


<DAY1・10/13>


黒部アルペンルートの
「黒部ダム駅」に降り立った一行
下ノ廊下の開通を
ギリギリまで待っていたけど間に合わず
急遽予定を変更しての立山入りとなりました




それでも、下ノ廊下の入口だけは見ておこうと
ダムの下
黒部渓谷まで下りてみることに




川から見上げる黒部ダムはやはり巨大
放水で流れてくる水の勢いも強大




橋の上を歩くと
黒部川のエネルギーと
ひんやり感が伝わってきます




ダムに戻って
今度はさっき行った登山道を
上からのぞいてみることに




見えました
下流方向に
さきほど渡った橋がとっても小さく見えます
あらためて渓谷のスケールを感じます




そこから
黒部ダム沿いを40分ほど歩いて




本日の宿
ロッジくろよんへ




下ノ廊下の行程でも
初日はここに泊まる予定でした




さあ、明日は
一ノ越山荘まで1200m分登りますよ
しっかり食べて
しっかり寝ましょう




<DAY2・10/14>


モルゲンロート
この神々しい時間帯に山を歩きたかったから
早めに宿を出発




山の端に朝日が差し
その光が紅葉に映って
キラキラしています




タンボ沢を1時間ほど歩くと
ケーブルの駅「黒部平」に着きます
アルペンルートはまだ動いていない時間なので
美しすぎるこの絶景を
静かに心ゆくまで
堪能させていただきました




その先も、アルペンルートは使わずに歩きます
一昨年ロープウェイから見た
タンボ平の美しい紅葉が忘れられず
いつか歩いてみたいと思っていました




その景色の中を
今、自分の足で歩いています




下ノ廊下を歩けなかったのは残念だけど
紅葉最盛期とぴったり重なって
むしろこのルートにしてよかった




ロープウェイも動き始め
太陽も高くのぼり
山の斜面は
いっそうにぎやかに




黄金色の山に囲まれ




夢のような時間




紅葉に後押しされ
せっせと急登を上がると
大パノラマが一望できる絶景ポイント
「東一ノ越」




明日登る
龍王岳にもご挨拶




一ノ越山荘までくると
室堂側がようやく見えました
1日の疲労を一気に吹き飛ばしてくれる美しさ
今日は、どれほどたくさんの絶景を目にしたことでしょう
十何年も登山をしていて
こんな日は、そう出会えるものではありません




沈みゆく太陽
雲海をまとった大日岳
刻々と変わる空の芸術
明日はどんな景色を見せてくれるのでしょう




<DAY3・10/15>


今日は岩稜チャンレジ!
気を引き締めて
いざ、龍王岳東尾根




1峰の途中でライチョウの群れに遭遇
まだ体も小さく
鳴き声もヒナのようにかわいらしかった




岩と格闘しながら
ぐんぐん登っていく




今月の初旬に雪が降った龍王岳ですが
今日は夏の終わりのような暑さです




龍王岳の山頂に着きました
背後に剱岳がどっしり鎮座
岩登りで登頂した山頂というのは
景色がまた違って見えますね




帰りはアルペンルートを乗り継いで下山
ロープウェイから見下ろしたタンボ沢
昨日はこの中を歩いていたかと思うと
感慨ひとしお

紅葉の余韻に
いつまでも浸っていたかったのに
ロープウェイは一瞬のうちに
体を運んでしまいました

こうして
夢の世界から
いつもの日常に
戻っていくのです





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