アウトリガーカヌー体験 2023.10.29 レポート

2023年10月19日
下ノ廊下が海とハイキングに!?
三浦半島アウトリガーカヌー体験



悪天で断念した下ノ廊下
その代替ツアーとして浮上したのが
三浦半島でのアウトリガーカヌー!




お世話になったのは
パシフィックリムスポーツさん




アウトリガーカヌーは初めてのメンバーがほとんど
まずは、漕ぎ方の練習から




そして、いよいよ
OC6(6人乗りのアウトリガーカヌー)で海へ




漕ぎ出した瞬間に感じた浮力
体に伝わる水のやわらかさ




ハップ! ホー!
6人の息を合わせて漕ぐと
舟がぐーんと進む



  
10月にしては暖かい
海日和




カヌーのあと
シュノーケリングができるほど




海からあがり
洞穴探検へ



 
そして
海辺の散策




下の廊下には行けなかったけど
潮の香りを満喫した1日

山もいいけど海もいいね〜



写真協力:パシフィックリムスポーツ



Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」2023.9.30-10.1 レポート

2023年9月30日(土)-10月1日(日)
南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」


<DAY・1>

茅野駅からバスを乗り継いで約2時間
登山口の北沢峠




初日は重幸新道で
山頂手前の山小屋へ




緑から黄色へ
衣替え中の森を行く




沢沿いの道に出たあたりから
急登が始まり




標高も上がってくるため
体も少しずつ重くなってくる




でも、こんな景色を見せられたら
いやでも元気出ちゃいます




仙丈ヶ岳の山頂は3,033m
明日は、今シーズン最後の
3000m級登山になるかもしれません




本日の行程はここまで
標高2,630mの馬の背ヒュッテです




部屋は最上階のレディースルーム
女性10人グループでしたので
配慮いただきました




馬の背ヒュッテといえば
日本酒




馬の背ヒュッテといえば
鹿肉カレー
どちらも堪能させていただきました




<DAY・2>

2日目は予報どおりの雨
早出はやめて
雨の様子を見ながら出発




なんとか山頂に立ちましたが
風はビュービュー
視界は真っ白




雄大なカールの景色は
次回に持ち越しとなりました

「来るならお花の季節かな」
「縦走もしたいよね」

仙丈ヶ岳のへの道は
まだまだ続きます



Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




目指せ!「北穂高岳」目指せ!2023.09.10-12 レポート

2023年9月10日(日)-12日(火)
目指せ!「北穂高岳」


<DAY1・9/10>上高地〜横尾

夏のチャレンジ「ヤリホトツルギ」
その穂高編「北穂高岳」が
今日からスタート




初日は上高地から横尾へ




3日間
お天気に恵まれますように




<DAY2・9/11>横尾〜涸沢〜北穂高岳

朝5時
涸沢に向けて
横尾山荘を出発




行く手に北穂高岳
朝日に輝く姿がひときわ美しく
ひときわ遠い




屏風岩をぐるっと回り込んだ
硫黄尾根が見える場所
尾根の向こうは
先月みんなで歩いた槍沢
今日も槍ヶ岳に向けて登っている人がいるんだろうな




標高2000mあたりまで登ってくると
紅葉の始まりが
ところどころに




そして涸沢
いつ来ても、ここは感動してしまう
メンバーは
これから登る北穂高岳に釘付け




涸沢小屋のデッキでひと息入れ
装備をつけて
登頂開始!




涸沢から北穂の山頂まで
コースタイムで3時間




岩場のトラバースを越え




急な岩場・ハシゴ場を越え




ぐんぐん標高をかせいでいく
体の重さを感じ始めるメンバーも出てくる中




北穂高岳の山頂へ
さっきまで見上げていた
あの頂に立ちました





南峰、北峰と両ピークを踏み
ランチに間に合う時間に山小屋へ




あとはゆっくり
登頂の余韻を味わいます




大キレットの全貌が見えるデッキに出れば
「いつかここを歩いてみたい」と
夢もふくらむ




<DAY3・9/12>北穂高小屋〜上高地


北穂高岳小屋で拝む
ご来光




大キレットも槍ヶ岳も
赤く染まる特別な瞬間




虹も出ました
太陽が照らす地球の美しさを
余すことなく見せてくれています




壮大な眺めの山頂を後にして
下山開始
今日は上高地まで下ります




ハシゴ場を慎重に下り




そのあと、ちょっと休憩
穂高に囲まれているこの時間
ずっと続くといいのに

登っていない穂高
歩いていないコースが
まだまだいっぱいある

さあ
来年はどこの穂高に登ろうか




Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




剱岳・源次郎尾根 2023.9.7-10 レポート

2023年9月7日(木)-10日(日)
「剱岳・源次郎尾根」


<DAY・1>
ワクワクが止まらないアプローチ


7月に長次郎谷を登ってから
自分の中で剱岳ブームが席巻中




そんな中での
「源次郎尾根」チャレンジ
初日からワクワクが止まりません




<DAY・2>
台風で停滞、作戦タイムの1日


ワクワクしすぎたせいでしょうか
アタック日の今日
ドンピシャ台風にあたってしまいました




風雨の中
剱沢を下りて偵察
やっぱりこの天候では登頂は無理




アタックは明日に延期となりました
今日は剣山荘でじっくり作戦を練ることにします




<DAY・3>
満を持してのアタック!
そして、長い1日


5時半
源次郎尾根の取付
1日待った甲斐あって
登頂にふさわしい天気になりそうです




いちばんハードといわれる
1峰の登りが始まって約1時間
佐和子ガイドに導かれながら
無我夢中で登っております




岩をよじのぼり
枝につまかり
ハイマツをよけ
ズルッとなったり
プハーとなったり
心拍は常に高いまま




顔を上げ
ひと息つくと
素晴らしい景色に囲まれていました




3時間弱で
1峰のピークに到着
ようやく座って休憩ができました




先はまだまだ長い
続いて2峰へ




1峰に比べると
あっという間に2峰のピーク




2峰の下りは懸垂下降




このコルに下りてから
最後に本峰に向けての登りがあります




剱岳山頂に着きました




源次郎尾根を振り返り
改めてそのスケールに驚いてしまった

それとは対象的に
登山者で賑わう剱岳の山頂
ホッとしつつも
この先の下りを思い、気持ちをまた引き締めます


別山尾根で剣山荘へ下山
デポしていた荷物をピックアップして
室堂の雷鳥ヒュッテまで一気に下ります

「一気に」とは言ったものの
私に高度障害が出てしまい
実際はノロノロペース
雷鳥ヒュッテに着いたのは午後5時すぎ
行動時間12時間20分の長い1日が終わりました



<DAY・4>
剱から穂高へ


一夜明け
ピカピカの室堂・みくりが池

ゆっくり堪能したいところですが
今日は、この足で穂高へ向かいます
停滞で1日延びたので
北穂高岳ツアーの初日と重なってしまいました
集合は上高地バスターミナル12時半
室堂の始発バスに乗れば、間に合うはず
さあ、いそげ〜!!



Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.




目指せ!「槍ヶ岳」2023.08.19-21 レポート

2023年8月19日(土)-21日(月)
目指せ!「槍ヶ岳」


<DAY1・8/19>上高地〜横尾


槍ヶ岳の本番を迎えました
初日は横尾まで3時間のアプローチ
頭上に雷雲が迫っています




予報どおり午後からは雨
降って、上がって、また降って…と
不安定な大気の中
横尾山荘まで来ました


明日は槍ヶ岳アタックの日
どうか
雨が降りませんように




<DAY2・8/20>横尾〜槍沢〜槍ヶ岳山頂〜ヒュッテ大槍

午前3時20分
星が瞬く中
行動開始!




予報では
お天気がもつのは午前中
なんとかそれまでに
アタックしたい




朝は、申し分のない天気
モルゲンロートを
たっぷり楽しみながら登っていきます



涼しいうちに距離と標高をかせいで
体力の消耗を少なくしたい




まさに
太陽と追いかっけっこ




とうとう太陽が顔を出しました
体がどんどん
暑く、熱く、なってくる




それでも
槍の穂先が見えてくれば
元気が湧き出る




「あともう少しだから、頑張ろう」
と全員で励まし合いながら
歩を進め




肩の小屋前に到着
ここから装備をつけて
山頂へ




アタックが始まりました
最初はみんな緊張ぎみ




少し登ると
小槍が目の前に!




ドキドキが
だんだんワクワクに変わってきて



 
気づけば
無我夢中で登っていた




ハシゴの昇りは
落ち着いて
足をのせて




山頂直下
最後のハシゴを登りきって




山頂です
それぞれの思いを胸に
ここに立っています




視界は
決していいとは言えないけど
雨を降らさず
もちこたえてくれている空に感謝




おかげで
だいぶ山頂でのんびりできました
さあ、下山開始




無事、肩まで下りると
ほどなく雨が降り出し
宿泊地・ヒュッテ大槍までは
大雨の中の移動となりました




今宵は祝宴
登頂おめでとう!




<DAY3・8/21>ヒュッテ大槍〜上高地

夜明けを待つ槍ヶ岳
幾人かの登山者の
明かりが見えます




おはよう
穂高




朝日に染まる槍ヶ岳
刻々と変わるその姿を観賞しながら
その下を下っていく私たち




坊主の岩屋から振り返れば
青空の中に堂々そびえる槍
昨日見上げた景色と似ているようで
ぜんぜん違う




だって、私たち
登頂したんだもん
この余韻を楽しみながら
上高地へと下っていきます


Copyright ©  TRACE All Rights Reserved.