残雪の涸沢 2024.4.27-29 レポート

2024年4月27日(土)-29日(祝)
「残雪の涸沢」レポート



<DAY1・4/27>

開山祭でにぎわう上高地・河童橋
そんなおめでたい日と
槍ヶ岳出発日が重なりました




咲き始めたばかりのニリンソウ
お花畑になるのは
もう少し先のようです




1日目のゴールは徳沢
2時間ほどの軽トレッキングでした




今晩は徳沢園泊
泊まるは10年以上ぶり
「山ヨガ」の立ち上げ時には
たいへんお世話になりました




新しい施設ができたり
お部屋がリニューアルされていたりと
当園の進化に感動しながら
束の間の徳沢ステイを楽しみます




変わっていないのは
食事の豪華さとおいしさ
旅の気分を盛り上げてくれます




<DAY2・4/28>

2日目はさわやかに晴れました
この旅のゴール「残雪の涸沢」に向けて
出発します




穂高の雪景色と
穂高ブルーのコントラスト
なかなか見られない絶景を味わいながら
一歩一歩




ずいぶん大きな実
と思ったら猿でした
優雅に暮らしていますね




北穂の銀嶺が見えると
気持ちはさらに高揚




本谷橋を過ぎ
涸沢目指して雪道をせっせと登ります




昨年の同じ時期は
涸沢直下の登りがかなりきつかったけど
今年は、風が適度に吹いてくれたおかげで
体力を奪われずに登ってこられました




雄大な景色に迎えられ
涸沢に到着です




涸沢小屋のデッキでティータイム
残雪期なので外はだいぶ寒いけれど
雪の穂高に囲まれて
夢のような時間でした





<DAY3・4/29>

1日の中で
いちばん美しい時間が訪れました




穂高のモルゲンロート
今だけの
今日だけの
景色です




出発の時間にもなると
太陽は高く上がり
山肌を銀色に照らしています
ああ、ずーっとずーっとこの景色を見ていたい
この景色の中にいたい




後ろ髪引かれながら下山の途につく
それはいつものことです




夏道で行く涸沢は
さほど難しくありませんが
今回はアイゼンをつけての残雪登山
その分、体力的にも技術的にもやや大変だったけれど
その甲斐は十分ある山行でした




上高地に戻ってくると
ツボミだったニリンソウが
たくさん開花していました

涸沢滞在はわずか1日だったけど
何日もいたような錯覚に…
涸沢は、山の竜宮城ですね




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ゼロから始める雪山1day「湯の丸高原」2024.3.23 レポート

2024年3月23日(土)
ゼロから始める雪山1day「湯の丸高原」レポート



雪山入門プログラム「ゼロ雪」の4回目
晴れ間の多い「湯の丸高原」にやってきましたが
ご覧のお天気




で、
雪、多い〜




あまりの雪の多さに
途中から「山ジムラッセル」状態

歩けないところは
はいつくばって
心拍も上がりっぱなし





烏帽子岳は断念して湯ノ丸山にコース変更
やっとたどりついた山頂は強風で吹き飛ばされそう
景色はまったく見えないけれど
雪をかき分けかき分け
登ってきた達成感でいっぱいです





下山は下山で
踏み抜き続出
今日は、ゼロ雪じゃなく
山ジムラッセルだったのかも




下山すると晴れてくるパターン
でも、青空が見られてよかった
後ろを振り返ると湯ノ丸山もくっきり見えていました


今年の「ゼロ雪」プログラム
毎回、予想外のことが起こって
なかなか面白くなっています
想定以上に強化トレーニングになっていて
毎回参加してくれているメンバーなどは
回を重ねるごとに頼もしくなっています

遊びながら雪に強くなる
そんな「ゼロ雪」も
GWの残雪の涸沢が最後!
総仕上げとして、ぜひご参加ください。
何が飛び出すか、お楽しみに〜!





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岩登り「日和田山」2024.3.16 レポート

2024年3月16日(土)
岩登り「日和田山」 レポート




定期的に開催している
日和田山の「岩登り」




今回は雪山に向けて
アイゼンを履いてトレーニングするメンバーも
お二人とも
とてもうまく登っていました




はじめての岩登り
久しぶりの岩登り
どんな方も
無心で登っていきます



 
登るより大変なのがビレー
少しずつ慣れていきましょう




緊張と解放
集中と俯瞰
技術の習得だけでなく
精神への作用も奥深い

どんな方でも参加いただけますので
お気軽にどうぞ!




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室内クライミング講習 2024.1.29 レポート

2024年1月29日(月)
室内クライミング講習 レポート



久しぶりの室内クライミング講習会
経験者も初めての方も
一緒に学べるのが
この講習会のいいところ




登り方の基礎と
安全管理のしかたを確認したあと
クライマーとビレイヤーに分かれて登ります




小さな足場、急傾斜だからこそ
できた・できないが一目瞭然
ここでの手足の使い方やバランスのとり方が
登山や岩稜歩行に活かされます

クライミングに興味がなくても
山の登り下りが上手くなりたい方には最適の練習
登山の総合力アップにお役立てください



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ゼロから始める雪山2days「土合周辺」 2024.1.13-14 レポート

2024年1月13日(土)-14日(日)
ゼロから始める雪山2days「土合周辺」 レポート



<DAY1・1/13>

「ゼロからはじめる雪山」の第2回目
谷川岳の麓「土合」に集合し
雪山装備の講習からスタート




道具の扱い方・装着のし方も
時間をかけてていねいに確認




それを踏まえて
雪山へ




白毛門に続く登山道で
登り方の練習を徹底的に




雪量は少ないけれど
練習としてワカンを装着
グローブをした状態で
アイゼンやワカンの
素早い着け外しを練習しました




本日の宿は「土合山の家」
盛り沢山の夕食と
源泉掛け流しの温泉で
体が温まりました




<DAY2・1/14>

講習2日目
夜間に雪が降ったので
積雪量が多そうです
しっかり朝食をとってから出発します




本日は天神平に移動して講習
昨日とは違うコンディションで
昨日と同じ歩き方を練習します




谷川岳へ向かう登山者が
後ろからどんどん登ってくるので
脇によけるたびに雪に埋もれてしまいます
最初はあたふた
でも、だんだん雪と仲良くなっていきました




途中から登山道をはずれ
ラッセルに




積雪は腰以上
交代しながらの全力ラッセル




天神峠のビューポイント
360度の大パノラマに
テンション上がる〜



谷川岳も
ドカーンと目の前! 




そんな絶景に囲まれながら
アイゼン・ピッケルワークをおさらい
この冬に赤岳を目指すメンバーが勢揃いしたので
そのためのトレーニングも
しっかり行いました


前回の赤城山ではドライのトレーニング
今回は装備の基礎講習から
急登でのアイゼンワーク&ピッケルワーク、そしてラッセル
天候もそれぞれ異なり
わずか2回で幅広く雪山の練習ができています

雪山歴10年以上になる私(スタッフ)も
この「ゼロ雪」シリーズは、かなり勉強になっていて
早くも3回目の講習が楽しみです


「ゼロ雪」シリーズは、どこから参加してもOK!
「のり遅れちゃった〜」と思っている方も
お気軽にお問い合わせください




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