西鎌尾根から登る「槍ヶ岳」2024.7.27-30 レポート
2024年7月27日(土)-30日(火)
「西鎌尾根から登る槍ヶ岳」レポート
<DAY・1>
「西鎌尾根から登る槍ヶ岳」の1日目
朝5時に新穂高を出発
小池新道から双六小屋を目指します
雨が断続的に降る中
鏡池まで登ってきました
槍ヶ岳方面は…
真っ白です
時折、明るくなるものの
1日中こんなお天気
槍の穂先が
見えそうで見えない
でもその分
お花畑をたっぷり楽しみました
明日は
お天気にめぐまれますように
<DAY・2>
うわー いい天気〜!
ルンルン気分で双六小屋を出発
昨日登頂できなかった双六岳も気になりますが
午後から天気が崩れる予報なので
槍ヶ岳へと急ぎます
樅沢岳まで登ると
槍ヶ岳がくっきり見え
大きなご褒美をもらった気分に
足元には高山植物
どこを見てもワクワクさせられます
槍ヶ岳の美しい姿を常に視界にとらえながら
夢の稜線を進行中
昨日見えなかった分
存分に景色を味わいながら登っています
晴れて視界はクリアだけど
うっすら雲に覆われ
風も心地よく吹いています
カンカン照りより
むしろ理想的な天候です
西鎌尾根に入ると
ガレ場が多くなってきます
山頂も隠れて見えなくなってくるので
ここからが頑張りどころ
久しぶりに山頂が見えた〜!
と思ったら
そこはもう山荘のある稜線でした
ふ〜〜
やっと着いたー
小屋の前で少し休憩してから
山頂に向けてアタック開始!
無事、槍ヶ岳のピークに立ちました
登っている間に雲がどんどん上がってきて
ガスに覆われてしまったけど
大満足の登頂です
下りも一歩一歩
安全・確実に
天気が崩れる前に
なんとか下りてこられました
ミッションを完了したメンバーから
達成感と安堵と喜びが伝わってきます
さあ、小屋に戻って
お祝いしよう♪
<DAY・3>
最終日は、また雨
雨量によっては下山ルートを変えるつもりでしたが
滝谷の水量を確認し
予定どおり新穂高へ下山開始
朝のうち小降りだった雨も
やがて、どしゃぶりに
新穂高に下山したときは
みんなズブ濡れ状態だったけど
登頂の余韻でみんな笑顔
びっしょり濡れたザックすら愛おしくなる
充実の山旅でした
Copyright © TRACE All Rights Reserved.
「西鎌尾根から登る槍ヶ岳」レポート
<DAY・1>
「西鎌尾根から登る槍ヶ岳」の1日目
朝5時に新穂高を出発
小池新道から双六小屋を目指します
雨が断続的に降る中
鏡池まで登ってきました
槍ヶ岳方面は…
真っ白です
時折、明るくなるものの
1日中こんなお天気
槍の穂先が
見えそうで見えない
でもその分
お花畑をたっぷり楽しみました
明日は
お天気にめぐまれますように
<DAY・2>
うわー いい天気〜!
ルンルン気分で双六小屋を出発
昨日登頂できなかった双六岳も気になりますが
午後から天気が崩れる予報なので
槍ヶ岳へと急ぎます
樅沢岳まで登ると
槍ヶ岳がくっきり見え
大きなご褒美をもらった気分に
足元には高山植物
どこを見てもワクワクさせられます
槍ヶ岳の美しい姿を常に視界にとらえながら
夢の稜線を進行中
昨日見えなかった分
存分に景色を味わいながら登っています
晴れて視界はクリアだけど
うっすら雲に覆われ
風も心地よく吹いています
カンカン照りより
むしろ理想的な天候です
西鎌尾根に入ると
ガレ場が多くなってきます
山頂も隠れて見えなくなってくるので
ここからが頑張りどころ
久しぶりに山頂が見えた〜!
と思ったら
そこはもう山荘のある稜線でした
ふ〜〜
やっと着いたー
小屋の前で少し休憩してから
山頂に向けてアタック開始!
無事、槍ヶ岳のピークに立ちました
登っている間に雲がどんどん上がってきて
ガスに覆われてしまったけど
大満足の登頂です
下りも一歩一歩
安全・確実に
天気が崩れる前に
なんとか下りてこられました
ミッションを完了したメンバーから
達成感と安堵と喜びが伝わってきます
さあ、小屋に戻って
お祝いしよう♪
<DAY・3>
最終日は、また雨
雨量によっては下山ルートを変えるつもりでしたが
滝谷の水量を確認し
予定どおり新穂高へ下山開始
朝のうち小降りだった雨も
やがて、どしゃぶりに
新穂高に下山したときは
みんなズブ濡れ状態だったけど
登頂の余韻でみんな笑顔
びっしょり濡れたザックすら愛おしくなる
充実の山旅でした
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北海道遠征 2024.7.19(土)-22(日)レポート
2024年7月19日(土)-22日(日)
北海道遠征 レポート
<DAY1>
苫小牧で幕開けした北海道ツアー
福袋のように多彩なプログラムと
お楽しみがつまった4日間
そのひとつ目は
苫小牧漁港での海鮮ランチ
久しぶりのホッキ貝です
お腹も心も満たされ
支笏湖にある
苔の回廊へ
あにくの雨でしたが
苔観賞にはむしろうってつけ
自然の造形美を
またひとつ発見しました
夕食は白老牛
苔の回廊しか歩いていないのに
ボリューミーすぎやしませんか
この日は苫小牧のキャンプ場泊
海抜30mとはいえ
北海道とは思えない
蒸し暑い夜でした
<DAY2>
天気に恵まれた2日目は
沢のぼり!
北海道の沢は
さぞかし冷たいだろうと思っていたけど
ぜんぜんぬる〜い
それほど気温が高いのでしょうね
白老滝と三重滝は
ほぼ遊べる沢なのですが
時々緊張するような場面もあり
だから、すべてバランスよくて
やっぱり沢って楽しいな
と沢熱が再燃するコースでした
本日もキャンプ泊なので
濡れた沢装備を乾かしてから
お風呂とご飯に繰り出します
日帰り入浴の施設を出ると
目の前に羊蹄山!
明日はあの頂を目指します
<DAY3>
朝4時に麓のキャンプ場を発って
羊蹄山登頂が始まりました
笹が生い茂る登山道
かき分けるように登っていきます
三合目までは
ガスの中
四合目付近
標高900mあたりから
青空が見え始め
やがて雲の上へ
その先は雲上散歩
360度パノラマを楽しみながら
お鉢をまわり
山頂に立ちました
羊蹄山はお花の季節
とくに
エゾカンゾウの群生が見事でした
長い長い下山を終え
札幌へ移動
さっぽろ夏祭り会場にギリギリ滑り込み
北海道ツアー最後の夜を過ごします
<DAY4>
3泊4日のツアーもついに最終日
本日のメニューは岩稜登山
小樽の赤岩岳に登ります
見たかったのは
この積丹(しゃこたん)ブルーの絶景
お天気に感謝です
石仏が並ぶ洞
そこから先は
ロープで確保しながら登り
海を望む岩峰へ
コバルトブルーの海と
岩を心ゆくまで堪能したら
海鮮で閉幕
札幌→苫小牧→ニセコ→小樽→札幌と
場所を移動しながらの山旅
登山メニューも
トレッキング、沢、百名山、岩稜と毎日変わり
用意した装備も多岐にわたりました
広大な北海道を網羅するには
短かすぎたけど
それでもしっかり
「大人の夏休み」を
楽しませていただきました
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北海道遠征 レポート
<DAY1>
苫小牧で幕開けした北海道ツアー
福袋のように多彩なプログラムと
お楽しみがつまった4日間
そのひとつ目は
苫小牧漁港での海鮮ランチ
久しぶりのホッキ貝です
お腹も心も満たされ
支笏湖にある
苔の回廊へ
あにくの雨でしたが
苔観賞にはむしろうってつけ
自然の造形美を
またひとつ発見しました
夕食は白老牛
苔の回廊しか歩いていないのに
ボリューミーすぎやしませんか
この日は苫小牧のキャンプ場泊
海抜30mとはいえ
北海道とは思えない
蒸し暑い夜でした
<DAY2>
天気に恵まれた2日目は
沢のぼり!
北海道の沢は
さぞかし冷たいだろうと思っていたけど
ぜんぜんぬる〜い
それほど気温が高いのでしょうね
白老滝と三重滝は
ほぼ遊べる沢なのですが
時々緊張するような場面もあり
だから、すべてバランスよくて
やっぱり沢って楽しいな
と沢熱が再燃するコースでした
本日もキャンプ泊なので
濡れた沢装備を乾かしてから
お風呂とご飯に繰り出します
日帰り入浴の施設を出ると
目の前に羊蹄山!
明日はあの頂を目指します
<DAY3>
朝4時に麓のキャンプ場を発って
羊蹄山登頂が始まりました
笹が生い茂る登山道
かき分けるように登っていきます
三合目までは
ガスの中
四合目付近
標高900mあたりから
青空が見え始め
やがて雲の上へ
その先は雲上散歩
360度パノラマを楽しみながら
お鉢をまわり
山頂に立ちました
羊蹄山はお花の季節
とくに
エゾカンゾウの群生が見事でした
長い長い下山を終え
札幌へ移動
さっぽろ夏祭り会場にギリギリ滑り込み
北海道ツアー最後の夜を過ごします
<DAY4>
3泊4日のツアーもついに最終日
本日のメニューは岩稜登山
小樽の赤岩岳に登ります
見たかったのは
この積丹(しゃこたん)ブルーの絶景
お天気に感謝です
石仏が並ぶ洞
そこから先は
ロープで確保しながら登り
海を望む岩峰へ
コバルトブルーの海と
岩を心ゆくまで堪能したら
海鮮で閉幕
札幌→苫小牧→ニセコ→小樽→札幌と
場所を移動しながらの山旅
登山メニューも
トレッキング、沢、百名山、岩稜と毎日変わり
用意した装備も多岐にわたりました
広大な北海道を網羅するには
短かすぎたけど
それでもしっかり
「大人の夏休み」を
楽しませていただきました
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南アルプス「仙丈ヶ岳」 2024.7.6-7 レポート
2024年7月6日(土)-7日(日)
南アルプス「仙丈ヶ岳」レポート
<DAY1>
クリンソウが見頃の
南アルプス・北沢峠にやってきました
今日は北沢峠に宿泊して
明朝から仙丈ヶ岳に登ります
小雨がぱらつく北沢峠を軽く散策して
この日の行程は終了
明日に備えて
しっかり食べ
しっかり寝ます
明日は晴れそうですが
風がかなり強い予報
無事登頂できることを願います
<DAY2>
北沢峠を4時半に出発したときは
すでにヘッドランプはいらない明るさ
その30分後
樹間から太陽が現れました
好天に気持ちが高鳴りつつ
涼しいうちに
高度をかせぎたい思いも
五合目の分岐から
小仙丈ヶ岳方面へ
六合目で
一気に視界が開け
小仙丈ヶ岳が
目の前に見えてきた
青空に吸い込まれるように
元気よく登っていきます
雪解け直後の山肌は
たくさんの花々で彩られ
華やかです
大展望の小仙丈ヶ岳
ここに立つと
富士山、北岳、間ノ岳が並んで見えます
標高1位、2位、3位を一望できる
貴重な場所
小仙丈沢カール、大仙丈沢カールも
よく見えています
昨年は
真っ白で何も見えなかったけど
今日は、どこまで景色が広がっています
稜線を抜けていく風も
思ったほど強くなく
快適な登山が続いています
藪沢カールと仙丈小屋も
見えてきました
このガレ場を登れば
もう山頂です
仙丈ヶ岳の山頂に到着
私たちの後からも次々と登山者が登ってきて
小さな山頂は満員状態に
早々に下山を開始
山頂を少し離れただけで
静かな山が戻ってきました
仙丈小屋まで下り
山頂を仰ぎ見ると
「南アルプスの女王」
にふさわしい
たおやかな山容が広がっていました
下りは
馬の背ヒュッテ経由で
北沢峠へ戻ります
梅雨の間の貴重な晴れ間
今日という日に感謝です
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南アルプス「仙丈ヶ岳」レポート
<DAY1>
クリンソウが見頃の
南アルプス・北沢峠にやってきました
今日は北沢峠に宿泊して
明朝から仙丈ヶ岳に登ります
小雨がぱらつく北沢峠を軽く散策して
この日の行程は終了
明日に備えて
しっかり食べ
しっかり寝ます
明日は晴れそうですが
風がかなり強い予報
無事登頂できることを願います
<DAY2>
北沢峠を4時半に出発したときは
すでにヘッドランプはいらない明るさ
その30分後
樹間から太陽が現れました
好天に気持ちが高鳴りつつ
涼しいうちに
高度をかせぎたい思いも
五合目の分岐から
小仙丈ヶ岳方面へ
六合目で
一気に視界が開け
小仙丈ヶ岳が
目の前に見えてきた
青空に吸い込まれるように
元気よく登っていきます
雪解け直後の山肌は
たくさんの花々で彩られ
華やかです
大展望の小仙丈ヶ岳
ここに立つと
富士山、北岳、間ノ岳が並んで見えます
標高1位、2位、3位を一望できる
貴重な場所
小仙丈沢カール、大仙丈沢カールも
よく見えています
昨年は
真っ白で何も見えなかったけど
今日は、どこまで景色が広がっています
稜線を抜けていく風も
思ったほど強くなく
快適な登山が続いています
藪沢カールと仙丈小屋も
見えてきました
このガレ場を登れば
もう山頂です
仙丈ヶ岳の山頂に到着
私たちの後からも次々と登山者が登ってきて
小さな山頂は満員状態に
早々に下山を開始
山頂を少し離れただけで
静かな山が戻ってきました
仙丈小屋まで下り
山頂を仰ぎ見ると
「南アルプスの女王」
にふさわしい
たおやかな山容が広がっていました
下りは
馬の背ヒュッテ経由で
北沢峠へ戻ります
梅雨の間の貴重な晴れ間
今日という日に感謝です
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おでかけトレッキング 2024.6.1 レポート
2024年6月1日(土)
「おでかけトレッキング・新緑編」レポート
山梨県の小楢山
ぶどうの里を見下ろすこの山で
新緑トレッキングを楽しみたいと思います
塩山駅から車で焼山峠へ
標高1500mの登山口で出迎えてくれたのは
ハルゼミの大合唱
その波長とリズムが
身体の奥まで心地よく響いてくる
雨上がりの森
樹木も大地もほどよく潤い
新緑がいちだんと鮮やか
シダの森をしばらく行くと
突如現れた
ヤマトタケル伝説の「的石」
その先はレンゲツツジの群生地
まだ2〜3分咲きといったところですが
十分に目を楽しませてくれました
シダの森から苔の森へ
ゆるやかに登りながら山頂へ
2時間弱で小楢山のピーク
晴れていれば
富士山が目に飛び込んでくるはずなのですが
今日はモクモクの雲に阻まれ
こんな感じ
もともと雨予報だったことを思えば
この天気は上出来ですね
「でも、やっぱり富士山に会いたいね」
ということで
山頂カフェしながら
待つことにしました
富士山、出待ち中
結局、雲はとれませんでしたが
開放的な山頂で
たっぷりくつろがせていただきました
また別の季節にまいりましょう
この先は
「父恋し道」で下山です
途中、幕岩にも登ってみることに
「おでかけトレッキング」のはずが
ここだけ「岩稜実践」!?
岩の上は360度の大パノラマ!
登ってきた甲斐がありました
「岩稜実践」のあとは「探検トレッキング」
滝沿いの荒れた道を下りたり
前半とはまったく違う顔をもつコース
なかなか楽しい山です
かつては修験の山
美しい苔の森に
趣のある石仏が点在しています
下山後は、農園にお立ち寄り
新緑、岩登り、苔の森の探検
最後はさくらんぼ!
と「おでかけ」を満喫した1日でした
これから、梅雨の季節を迎えます
コンクリートに囲まれた町に暮らしていると
身体の水はけが悪くなっている感覚があります
こうして山に来てみると
生物がいかにうまく水を循環し
共生しているのかがわかります
そんな自然の中を1日歩いて
身体を「自然」に同調させていくと
私たち自身の保水・排水機能も
整っていくような気がします
水の季節に限らず
山を下りたときに感じるあのスッキリ感は
自然の波長で
心身がチューニングされたからなのかもしれません
次回のおでかけトレッキングは秋に開催予定
山粧う時期に
またご一緒しましょう!
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「おでかけトレッキング・新緑編」レポート
山梨県の小楢山
ぶどうの里を見下ろすこの山で
新緑トレッキングを楽しみたいと思います
塩山駅から車で焼山峠へ
標高1500mの登山口で出迎えてくれたのは
ハルゼミの大合唱
その波長とリズムが
身体の奥まで心地よく響いてくる
雨上がりの森
樹木も大地もほどよく潤い
新緑がいちだんと鮮やか
シダの森をしばらく行くと
突如現れた
ヤマトタケル伝説の「的石」
その先はレンゲツツジの群生地
まだ2〜3分咲きといったところですが
十分に目を楽しませてくれました
シダの森から苔の森へ
ゆるやかに登りながら山頂へ
2時間弱で小楢山のピーク
晴れていれば
富士山が目に飛び込んでくるはずなのですが
今日はモクモクの雲に阻まれ
こんな感じ
もともと雨予報だったことを思えば
この天気は上出来ですね
「でも、やっぱり富士山に会いたいね」
ということで
山頂カフェしながら
待つことにしました
富士山、出待ち中
結局、雲はとれませんでしたが
開放的な山頂で
たっぷりくつろがせていただきました
また別の季節にまいりましょう
この先は
「父恋し道」で下山です
途中、幕岩にも登ってみることに
「おでかけトレッキング」のはずが
ここだけ「岩稜実践」!?
岩の上は360度の大パノラマ!
登ってきた甲斐がありました
「岩稜実践」のあとは「探検トレッキング」
滝沿いの荒れた道を下りたり
前半とはまったく違う顔をもつコース
なかなか楽しい山です
かつては修験の山
美しい苔の森に
趣のある石仏が点在しています
下山後は、農園にお立ち寄り
新緑、岩登り、苔の森の探検
最後はさくらんぼ!
と「おでかけ」を満喫した1日でした
これから、梅雨の季節を迎えます
コンクリートに囲まれた町に暮らしていると
身体の水はけが悪くなっている感覚があります
こうして山に来てみると
生物がいかにうまく水を循環し
共生しているのかがわかります
そんな自然の中を1日歩いて
身体を「自然」に同調させていくと
私たち自身の保水・排水機能も
整っていくような気がします
水の季節に限らず
山を下りたときに感じるあのスッキリ感は
自然の波長で
心身がチューニングされたからなのかもしれません
次回のおでかけトレッキングは秋に開催予定
山粧う時期に
またご一緒しましょう!
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「残雪の槍ヶ岳」2024.5.16-18 レポート
2024年5月16日(木)-18(土)
「残雪の槍ヶ岳」レポート
<DAY1・5/16>
ニリンソウが満開を迎えた上高地
ここから向かうのは槍ヶ岳
じつは、残雪期の槍ヶ岳ははじめて
どんな旅になるのか楽しみです
サンカヨウも咲いていました
雨だったら
透明な花びらが見られたかも
今回の旅、じつは天気があやしいのです
初日の歩き出だしは
ご覧のようにまずまずですが
今日の夕方から明日にかけて
大荒れ予報が出ています
予報どおり
遅い午後から雨が降り出しました
本日の宿「槍沢ロッジ」に到着
小雨のうちに
なんとか行動を終えることができました
稜線は降雪の予報が出ています
明日の登頂はどうなることか
<DAY2・5/17>
一夜明け
小屋の玄関前は真っ白
標高1800mでも雪が降りました
となると
上はかなり積もっていそうです
雪もそうですが
風の影響がかなりありそうです
気温は0度
かなり寒いです
本日中に肩の小屋に入るには
ギリギリ9時にここを出れば大丈夫
それまではヨガなどしながら
天候の回復を待ちたいと思います
身体がほぐれてきた頃
天候も回復してきました
日差しも出てきたので
いよいよ出発することに
上空はだいぶ明るくなりました
風は残っていそうですが
途中で引き返すことも覚悟して
ひとまず歩き始めます
残雪期の登山は
雪解けの状況次第で
歩くルートが変わります
踏み抜きにも注意しないといけません
でも
景色は最高に美しいのです
槍沢をコツコツ登ること約5時間
疲労はマックスですが
槍ヶ岳が見てくれているので
頑張れます
直下の急登を通過中
アイゼン&ピッケルワークを確実に!
歩きと呼吸を合わせて!
あともうちょっとです
槍ヶ岳山荘に到着しました
小屋に入る前に槍ヶ岳を見ると
ところどころ雪が残っていて
とても登頂は難しそうです
明日は、ここから下山することになりそう
残念ではありますが
出発時の天候を考えると
ここまで来られただけでも、すごいことなんです
<DAY3・5/18>
昨夜、ガイドとメンバーで
作戦会議を開きました
もし、明日の朝のコンディションがよければ
登れるところまで本峰に登ってみようか、と
ということで
朝日が昇ってくる時間帯に
装備をつけて出発となりました
思っていたより気温が下がらなかったおかげで
雪が氷っていません
途中でアイゼンをはずして登り始めました
この状態なら
頂上まで行けるかもしれません
頂上、来ちゃいました
山頂に立つのは無理だろうと
あきらめていただけに 感動的な瞬間です
ここから見た朝日が
格別だったのは
言うまでもありません
朝食を終え
槍ヶ岳にご挨拶をして
下山開始
昨日、フウフウしながら登ってきたこの斜面
今日はピカピカの太陽に照らされてきれいだな
進む先には富士山
振り返ると槍ヶ岳
登頂の余韻を存分に味わいながらの下山です
とはいえ
標高3,179mから1,500mの上高地への下山は
なかなかハード
下山日にありがちな
ザックがパンパン現象ももれなく起きていますが
楽しい思い出が増えたせいだと
前向きに解釈して
ニリンソウのトレイルを下っていきます
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「残雪の槍ヶ岳」レポート
<DAY1・5/16>
ニリンソウが満開を迎えた上高地
ここから向かうのは槍ヶ岳
じつは、残雪期の槍ヶ岳ははじめて
どんな旅になるのか楽しみです
サンカヨウも咲いていました
雨だったら
透明な花びらが見られたかも
今回の旅、じつは天気があやしいのです
初日の歩き出だしは
ご覧のようにまずまずですが
今日の夕方から明日にかけて
大荒れ予報が出ています
予報どおり
遅い午後から雨が降り出しました
本日の宿「槍沢ロッジ」に到着
小雨のうちに
なんとか行動を終えることができました
稜線は降雪の予報が出ています
明日の登頂はどうなることか
<DAY2・5/17>
一夜明け
小屋の玄関前は真っ白
標高1800mでも雪が降りました
となると
上はかなり積もっていそうです
雪もそうですが
風の影響がかなりありそうです
気温は0度
かなり寒いです
本日中に肩の小屋に入るには
ギリギリ9時にここを出れば大丈夫
それまではヨガなどしながら
天候の回復を待ちたいと思います
身体がほぐれてきた頃
天候も回復してきました
日差しも出てきたので
いよいよ出発することに
上空はだいぶ明るくなりました
風は残っていそうですが
途中で引き返すことも覚悟して
ひとまず歩き始めます
残雪期の登山は
雪解けの状況次第で
歩くルートが変わります
踏み抜きにも注意しないといけません
でも
景色は最高に美しいのです
槍沢をコツコツ登ること約5時間
疲労はマックスですが
槍ヶ岳が見てくれているので
頑張れます
直下の急登を通過中
アイゼン&ピッケルワークを確実に!
歩きと呼吸を合わせて!
あともうちょっとです
槍ヶ岳山荘に到着しました
小屋に入る前に槍ヶ岳を見ると
ところどころ雪が残っていて
とても登頂は難しそうです
明日は、ここから下山することになりそう
残念ではありますが
出発時の天候を考えると
ここまで来られただけでも、すごいことなんです
<DAY3・5/18>
昨夜、ガイドとメンバーで
作戦会議を開きました
もし、明日の朝のコンディションがよければ
登れるところまで本峰に登ってみようか、と
ということで
朝日が昇ってくる時間帯に
装備をつけて出発となりました
思っていたより気温が下がらなかったおかげで
雪が氷っていません
途中でアイゼンをはずして登り始めました
この状態なら
頂上まで行けるかもしれません
頂上、来ちゃいました
山頂に立つのは無理だろうと
あきらめていただけに 感動的な瞬間です
ここから見た朝日が
格別だったのは
言うまでもありません
朝食を終え
槍ヶ岳にご挨拶をして
下山開始
昨日、フウフウしながら登ってきたこの斜面
今日はピカピカの太陽に照らされてきれいだな
進む先には富士山
振り返ると槍ヶ岳
登頂の余韻を存分に味わいながらの下山です
とはいえ
標高3,179mから1,500mの上高地への下山は
なかなかハード
下山日にありがちな
ザックがパンパン現象ももれなく起きていますが
楽しい思い出が増えたせいだと
前向きに解釈して
ニリンソウのトレイルを下っていきます
Copyright © TRACE All Rights Reserved.