忘年トレッキング&山ジム 2017.12.23-24 レポート

2017年12月23日(土)-24日(日)

年末恒例の「忘年トレッキング」
1年間の登山の無事に感謝しつつ
チャレンジを共にした仲間と今年を振り返る
1年最後のプログラム

DAY1・12/23

2017年の大トリに選ばれたコースは
沼津アルプス〜奥沼津アルプス




そして今年は
山ジムと同時開催
10月からスタートした
「山ジム祭り」の最終回でもあります




今年最後の登山
しっかり歩いて
しっかり燃やしたいと思います!




忘年トレッキングではもう恒例
富士山ビューコースです




そして、集まってくれたメンバー
ありがとう!




風は若干冷たいけれど
気持ちよく晴れました




沼津アルプスの魅力は
このオーシャンビューにもあります
富士山と海、ダブルで楽しめるのです




そんな穏やかな環境にして
コースはなかなかの手強さ




登って
下って




また登る
小さなアップダウンが
目まぐるしく続きます




土地柄なのか
寒気がゆるんだためなのか
12月なのに、汗びっしょり




歩き始めて2時間半
太平山山頂に到着
いつもより疲労が早いような…
暑さのせい?
アップダウンが脚にきているの?




その先は
ハシゴや鎖、急な下りが出てくる
奥沼津アルプスに突入




背後から富士山が応援してくれています




思えば今年も
さまざまな山で
あの美しい富士の姿に元気をもらったな




ラストピークの茶臼山でも
やはり堂々たる富士がお出迎え




不動のナンバーワン
元気の源
その姿が見えるかぎり
きっと来年も再来年も
私たちは元気に山を歩いていけることでしょう
ありがとう
富士山




下山後は
伊豆修善寺のホテルに移動して
忘年会です




ジュウジュウ
お肉焼いちゃいます
どんどん食べちゃいます



 
その後の宴では
大まじめな表彰式あり
あの方のサプライズ芸あり
オカリナ隊の演奏あり
浴衣ヨガありと
異種格闘技な演目が延々と続いたのでした




DAY2・12/24

例年、2日目はグダグダになりがちなのですが
今年は、地図読み講習で
キリッと始まりました




というのも
このあと、施設の散策コースで
地図読みをするからです




地図読みの基礎をおさらいして
いよいよ
チーム対抗オリエンテーリング、START!




途中、予想外の脱線がありながらも
各チーム、無事ゴール
山ジムのインターバルトレーニングより
汗かいてしまった〜〜

とはいえ、
なんだかんだ
今年も笑いながら登山納めができたことに
感謝せずにはいられません

来たる2018年も
満面笑顔で
前へ前へ歩いていけることを願っています

どうぞ、よいお年を


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世界遺産の旅「高野山〜熊野古道」 2017.12.7-10 レポート

2017年12月7日(木)-10日(日)

世界遺産「熊野古道」は、熊野三山に続く信仰の道
さまざまなルートがあるなかで、私たちが今回選んだのは
高野山から熊野本宮大社を目指す
全長72kmに及ぶ山岳ルート「小辺路」
登山者ならではのロングコースで、山旅を堪能したいと思います!


DAY1・12/7(木)

熊野古道・小辺路の起点
「高野山」にやって来ました
真言密教の聖地に足を踏み入れた興奮で
初日から胸が高鳴ります




奥の院にも足を延ばしてみました
かつては女人禁制の場所も
今は、空海さんのすぐそばまで行くことができます
百聞は一見にしかず
ここで感じた生々しさは
訪れなければ決して知ることはなかったでしょう




夕食は、宿坊「金剛三昧院」で精進料理
明日からの長距離歩行に向け
準備完了!




のはずでしたが
明日の天気がどうもあやしいぞ
急きょ作戦会議
さあ、どうするチームTRACE




DAY2・12/8(金)

朝6時
宿坊の朝
これから勤行(お勤め)に向かいます




荘厳な本堂での儀式に心が浄化されました
お願いしたのは
もちろん「登山安全」です




朝方は小降りだった雪が
本降りとなり
一面、雪




予定では、ここから25.4km歩いて
伯母子峠の避難小屋に泊まるはずでした
山道はなんとか歩けるとしても
標高1200mの避難小屋泊は安全性に問題がありと判断




苦渋の選択ではありましたが
今日の登山は中止して
陸路で移動することにしました




そうと決まれば
急いで出発することもなく
昨日、まわれなかった寺院を散策することに




1日で景色が一変した金剛峰寺
思わぬ誤算
これもまたよろし




昼前に高野山を発ち
雪のない十津川村まで下ってきました
小辺路の通過地点・五百瀬(三田谷)です




日没まで時間があるので
小辺路の登山口まで行ってみることに
本来なら伯母子岳を越えて
明日、この登山道から下りてくるはずでした




今回の山旅の最大のハイライトを歩けなかったという
残念な気持ちはあったものの
その代わり
素敵な出会いが待っていました




急きょ予定を変更した私たちを
快く受け入れてくださった
お宿




十津川村の農家民宿「政所」さん
着いたその瞬間から
懐かしさがいっぱい
里帰りしたみたいに、みんなほっこりくつろいでしまった




私たちが
ヨガをしている間に




お汁粉までつくってくださいました
もちろんこのほかにも
たくさんの絶品手づくり料理と
温かいおもてなしをいっぱい頂いたのです




DAY3・12/9(土)

まさか
たった一晩でこんな気持ちになってしまうとは
政所のお母さんとのお別れは
本当にさびしかった




別れ際の感傷的な気持ちを引きずりながらも
熊野古道がスタートしました




今日は
三浦口から三浦峠を越え
十津川温泉へ向かいます




大杉の防風林
圧倒的な自然に囲まれて
やっと熊野古道を歩いている実感がわいてきました




登山道に少しずつ雪が
昨日、この付近までは雪が降っていたようです




さらに標高を上げていくと
あたりはどんどん雪景色に




ちらちらと雪が舞ってきました
向かいの山肌はすでに真っ白




12月の熊野古道
予想はしていましたが
ドンピシャで雪です




三浦峠は1080mのところにあります
高低差700mの山道を
せっせと登ります




これはもう雪山ですよね




三浦峠に着くと
わずかに晴れ間も
でも、とっても寒い
あったかいもの食べて体を温めましょう




エネルギーを注入して
再スタート
十津川温泉までは、まだだいぶあります




峠を越えると
晴れて気温が上がってきました




矢倉観音堂まで来れば




もう西中
ここで登山道がいったん終わります



 
その先は車道を10キロ歩いて
十津川温泉へと向かいます




ふぅ〜長かった〜
2時間弱歩いて
やっと十津川温泉に到着です




本日の行程はここで終了
明日はいよいよ最終日です




DAY4・12/10(日)

今回の旅では4つの峠越えをする予定でしたが
雪のため2つの峠越えは叶いませんでした
昨日、三浦峠越えを果たし
今日は、最後の峠「果無峠」を越えて
ゴール地「熊野本宮大社」を目指します!




天空の郷と呼ばれる
果無集落




ここのお宅の前を通るのを
ずっと楽しみにしていました




早朝のため
住人の方にはお会いできなかったので
軒下の干し芋にだけ、ご挨拶




果無集落〜八木尾の道には
西国三十三観音が祀られています
いにしえの旅人も
この石仏に手を合わせたのでしょうね




さあ、最後の峠「果無峠」です
標高1000m超
雪がだいぶ残っています
チェーンスパイクを装着して越えていきます




少し下っただけで雪は消え
眼下に早くも
本宮大社のある町が見えています




山道から車道に出て
小辺路はここで終了




その先は中辺路に合流です




この旅の
エンディングが近づいています
ほっとする気持ちと寂しい気持ち
旅の終わりはいつも複雑




そして
熊野本宮大社にゴール




明治時代まで熊野本宮大社があった
大斎原にも行ってみました
仏教の聖地高野山から大鳥居の熊野大社
神仏の大きな力に守られた
スピリチュアルな旅が幕を閉じました


さあて、次回の熊野古道は…
ついに大峯奥駈道!?
TRACE参詣登山は、来年以降も続きます


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はじめての岩登り「日和田山」2017.11.25 レポート

2017年11月25日(土)

岩稜帯登山のトレーニングの一環として
年間通して開催している「はじめての岩登り」


ロープで確保された状態で
岩場を登り下りします




小さくても安定する足場を探して体重を乗せ
繊細かつダイナミックに
バランスをとる練習を繰り返します




もちろん
子どもの頃に木登りが大好きだった人にとっては
夢中になって登っていく感覚がとても楽しいです




岩場が怖い
段差のある下りが苦手
という人も、こうした練習をすると
思わぬ発見や身体の使い方の気づきが得られ
歩行技術上達のきっかけになります

装備のレンタルにも対応していますので、
はじめての方もぜひチャレンジを!



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岩場鎖場「孤高の岩峰山急山と五輪岩」2017.11.7 レポート

2017年11月7日(火)

春夏はトレーニング編として開催してきた「岩場鎖場」も
秋に入って、岩場そのものを楽しむ本番登山にシフト


岩場歩きに慣れたからこそ楽しめる山へ、
ということで
本日やってきたのは
西上州の岩場「山急山」(右手前)





まずは、地形図を手にスタート
未踏の尾根から登っていくことにしたので
初っぱなからハイレベル





少し登るとピンクのリボン発見
とはいえ、歩く人が少ないため
足元はフカフカズルズル





汗しながら登ること20分
五輪岩と思われる岩峰が出現





まさか、あの屹立した岩を登るの!?
と一瞬身構えましたが





だいじょーぶ
左にまいて登っていけます





しかし
その先は足場の悪いルンゼでした
落石に注意しながら登っていきます





頭上に視線を向けると
あざやかな秋色
今日は、岩と紅葉の共演もたっぷり楽しんじゃお





登りきって五輪岩と山急山の分岐点
まずは、右手の五輪岩へ





五輪岩の突端部まで行ってみると
半端ない開放感





紅葉越しの浅間山とも対面でき
気持ちいいーー





分岐まで戻ったら山急山へ






山頂手前の核心部を安全に通過し





やせ尾根に出たら
まもなく山頂です





着きました
上から読んでも下から読んでも「山急山」
「やまきゅうやま」または「さんきゅうさん」と読むそうです





帰りは、行きと別の沢ルートで下山
こちらも、急斜面、落ち葉の目隠し、フカフカズルズルの地面
シューズの中まで土がドシャドシャ入りこむという
初体験をしながら下っていきます





山名のとおり
急斜面の登り下りが核心部とも言えるこの山
だからこそ、探検的要素たっぷりで
短時間ながら心と体がフル稼働した登山でした




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栂海新道「朝日岳から日本海へ」2017.10.12-16 レポート

2017年10月12日(木)-16日(月)


DAY1・10/12(木)
黒部宇奈月温泉駅ー小川温泉元湯(泊)団結式


北陸新幹線で一路、富山へ
山中2泊3日、前後泊含めると4泊5日の
縦走登山が始まります




登山口に好アクセスの「小川温泉」が本日の宿
60リットルザックを背負ったメンバーが
続々集まってきました




ザックを下ろすと
すっかり温泉客




400年もの歴史ある名湯で
明日に備え
心と体を整えます




山道を歩いて野天風呂へ
秘湯感たっぷりでワクワクします





女性専用「蓮華の湯」
いろいろな意味で開放的
ロケーションは抜群




源泉は適温で
滋養にぴったり




宿に戻ってからも
館内の岩風呂、大浴場と温泉三昧




そして、最大の滋養がこちら
このあとも、豪華な富山の幸を堪能しました




温泉と食事にパワーをいただき
明日から3日間
頑張れそうです




DAY2・10/13(金)
北又ーイブリ山ー朝日平(泊)


朝6時、宿を発ち
朝日岳登山口の北又小屋へ




小雨の中
縦走が始まりました
この雨、昼前には上がる予報




本日は
690mの北又小屋から2,140mの朝日平まで
一気に高度をかせぐハードな行程




山小屋が閉鎖した後なので
テント、食材、水を
すべて背負わなければなりません




総重量20kgを覚悟して
トレーニングを積んできました



 
実際は、荷物を厳選することで
15kg以内に減らせました
紅葉の美しさにも助けられ
今のところ快調に登っています




イブリ山は
1合目〜10合目の看板が立っています
これを目安に登っていけるので
ペースもつかみやすい




6合目を過ぎたあたりから視界が開け
7合目からは紅葉と雲海の絶景山行




一方、
急登はこのあたりが
クライマックス




登りきって10合目
行く手に朝日岳、朝日平が見えてきました!




余力はまだ十分
朝日平まであと2時間ちょっと
頑張れそうです




しだいに傾斜はゆるやかになり
雲海を振り返って楽しむ余裕も出てきました




重装備にもかかわらず
休憩込みでコースタイム以内
ということで、絶景ポイントで
しばしティーターイム




朝日平には14時に到着
予想どおり
だあれもいません




静かな山の中で夕食を楽しんでいると
にわかに空が色づき




燃える朝日岳が現れました




時間にしてほんの一瞬
この奇跡に
明日も出会えるといいな




DAY3・10/14(土)
朝日平ー朝日岳ー吹上のコルー黒岩山ーサワガニ山ー犬ヶ岳ー栂海山荘避難小屋


テントを打つ雨音で
目が覚めました
下界は晴れのはずなのに
山の上はあいにくの霧




朝日岳まで登ってきましたが
やはり真っ白で
何も見えません




景色はなくても
ここは大事なポイント
「summit to sea」 のsummit(山頂)は
まさにここ




そして朝日岳山頂を下った分岐点が
栂海新道の一歩目
いざ、栂海新道で日本海へ!




蓮華温泉との分岐点「吹上のコル」
ここから先は
さわがに山岳会(現在はベニズアイ山岳会)が管理する道を
歩かせていただきます




天気は、ずっと
こんな感じ




時折、霧が晴れると
メンバーから歓喜の声があがります
山では常に太陽神の存在を感じてしまう




天気はあいにくでも
草紅葉のトレイルは最高




晴れていたら
それはそれは素敵だったろうと思います




アップダウンの繰り返しで
思ったより時間がかかっています




天候のせいもあって
みんなの保温水筒のお湯が足りなくなってきました
黒岩山の山頂で、急きょ湯沸かし




地図には「好展望」と書いてある
サワガニ山
やはり真っ白…




北又の水場
栂海山荘には水場がないので
ここで汲んでいきます




雨の後ということもあり
水は豊富に汲めましたが
これを背負って1時間ちょっと歩きます
犬ヶ岳のピークを越えていくこのラストウォークが
今日一番の頑張りどころになるでしょう




長時間山行の疲労に加え
背中にずっしりと水の重み




空は
晴れそうで晴れない




少し弱気になっていた頃
山頂のほうから「オ〜〜〜イ」と呼び声




なんと、ベニズアイ山岳会の方が
私たちの到着を待っていてくれたのです




山岳会のみなさんがお集まりになっていたのは他でもない
この日が小屋締めだったからです
暖かい薪ストーブ、温かい山岳会のみなさんに迎えられ
素敵な1日が終わろうとしています




DAY4・10/15(日)
栂海山荘ー菊石山ー白鳥山ー坂田峠ー尻高ー親不知(泊)


朝5時半
お世話になった栂海山荘を出発




「明日の道も大変だよ」と山岳会のみなさんから教えていただき
覚悟はしていましたが
急な下り、雨ですべりやすい根っこ、落ち葉にぬかるみ
出だしから大苦戦




海へ下っていくコースですが
いくつものピークを越えていきます
急な登りと下りの連続
これぞ栂海新道の真髄




それすらも楽しめてしまえるのは
明るいメンバーのおかげ
心身ともに強く頼もしい仲間です




雨でもこんなに美しい森にも
感謝!




あーでも
さすがにみんな疲れてきたようです




歩き始めて4時間
体も冷えてきたので
白鳥山荘で長めの休憩をとりましょう




たっぷり1時間
避難小屋の中で休憩させていただきました
おかげで体も温まり
元気に再スタートできそうです




紅葉の森から常緑の森へ
標高が下がるにつれ
垂直分布の変化を肌で感じます




ゴールの10分手前
限界ギリギリとも
まだまだ余裕ともとれるメンバーたち




そのいずれであっても
海が見えた途端
全員の足どりが軽くなったのは
言うまでもありません





ザッブーーン
ついに来た
0m地点、日本海に下りてきましたよ!!




全長35km
テントと水を背負って歩く3日間の大縦走はここで完結
みんな、お疲れさまでした!




ここから先は
山とは関係ありません




頑張ったみなさんへの
ご褒美です




今は、無事歩ききった安堵感と達成感で胸がいっぱい
目の前のことに必死だった3日間の余韻に浸りながら
今宵は、楽しい宴となりそうです




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